作品紹介
公開年月 | 2015/01/30 |
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ジャンル | サスペンス |
原作 | なし |
監督 | C・ブレイク・エヴァーンデン |
脚本 | C・ブレイク・エヴァーンデン |
製作 | ジャンナ・イザベラ、デヴィッド・プランジャー、ほか |
製作国 | カナダ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
保安官ルイスが住む町では、ある石油会社が山の尾根を破壊し問題提起されていた。
時を同じくして謎の動物の目撃情報が多数寄せられ、事態を収束するべく動物専門家のサラを町に招かれていた。
その矢先、若い男女が行方不明となった事を契機にして、住民たちは次々と謎の動物の餌食になってしまうのだった。
登場人物&出演者
・ルイス・コールマン保安官(演;ジョン・パワーズ)
主人公。たった一人で町の治安を守っている。町で起きている謎の生物について調査をする。
ジョン・パワーズは本作が長編映画デビュー作となります。
謎の生物を調査する為に派遣されたサラを出迎えると、なぜか一目惚れして楽しくなる。
ジョナサンの戯言を適当に聞いて、その話に興味を持ったサラに適当な事を言っていた。
野原で歩いていた身元不明の男を牢屋に入れるが、ボコボコにされて逃げられて追いかける。
最後は男を射殺し、タニアたちを見つけて謎の生物と対峙し、何もせず無事に生還をした。
・タニア・コールマン(演:アシュリン・マリク)
ルイス保安官の娘。ケアリーと違ってルイスと多く会話する。大自然の中で伸び伸びと育つ。
アシュリン・マリクは代表作に『Common Chord』などがあります。
謎の生物に興味を持つケアリーと違って、その他の大自然に対しても興味を持っている。
玄関先まで謎の生物が来てケアリーを起こそうとするが、起きずにそのまま放置した。
ルイスが帰って来ない事を理由にケアリーが謎の生物を探しに行くと言い出し、付いていく。
最後は謎の生物に追いかけられるが、サラの助けと、ルイスのおかげで襲われずに生還した。
・ケアリー・コールマン(演:リーアム・マクマーン)
ルイス保安官の息子。ルイスに対して会話をあまりしない。謎の生物を見かけて興味を持つ。
リーアム・マクマーンは本作が長編映画デビュー作となります。
野原で出現している何かを見かけてから、それになぜか惹かれて何枚も絵を描いている。
何より妹のタニアと仲良くしているが、謎の生物が来ても起こしてくれなかったに怒った。
牢屋から逃げ出した身元不明の犯人探しをするルイスが還って来ず、謎の生物を探し出す。
最後は謎の生物に追われてしまうが、駆けつけたサラとルイスに助けられて生還を果たした。
・サラ・キーガン(演:キャシー・ザボルスキー)
環境コンサルタントで動物専門家。多発する謎の生物による被害を食い止める為に雇われる。
キャシー・ザボルスキーは本作が長編映画デビュー作となります。
ルイスから一目惚れされていたが、サバサバしながらも彼よりも積極的な態度で接する。
ジョナサンが謎の生物を見かけた事で、早速と専門家として彼の言葉を信じて分析をした。
謎の生物を負っていったケアリーとタニアを助けるべく、ルイスと一緒に二人を探し出す。
最後は凶暴化した行方不明の女性を殺し、ケアリーとタニアを見つけてルイスと合流をした。
・ジョナサン(演:ダグラス・マッカーサー)
町にスンでいるフィクション作家。ルイス保安官を連れ出して誇張した妄想をいつも話す。
ダグラス・マッカーサーは代表作に『Common Chord』、『The Philosophers』がある。
性格は悪くないと言われるが、あまりにも妄想が多すぎるせいでルイス保安官に飽きられる。
独自に謎の生物がいる孤島を調査し、たまたま来たサラに話しをするも信じてもらえず。
最後は一人で森の中で謎の生物を探していたが、緑色の方に襲われて抵抗もできず殺された。
感想
個人的な評価
本作は美術監督や特殊メイクとして活躍するC・ブレイク・エヴァーンデンが監督と脚本を務めています。
このC・ブレイク・エヴァーンデン監督は他に様々な作品を手がけているが、本作で初めて知った感じです。
カナダの作品となっているので、必然的にロケ地もカナダになるが、とても美しい大自然という素晴らしいロケーションとなっている。
アメリカと違った美しい景観が印象的で、そこに主人公の子供たちが無邪気に遊んでいる姿もまた悪くないと思います。
それはいいのですが、肝心となる謎の生物について主人公は追う事をせず、途中で見かけた謎の男を捕まえて追いかける方に物語が引っ張られた。
で、その男は主人公をボコボコにして逃げ出すけど、行方不明になった女性も同じように凶暴化して動物専門家を襲います。
まず、この二人に関して説明がまったくなくて、なぜそのような状態になっているのか分からないまま主人公たちに倒されます。
それを強引に処理したら、今度はなぜか主人公の子供たちが謎の生物を探しに行き、追いかけられるところで助け出す。
謎の生物が一体だけならいいのだが、最初に子供たちを追いかけていたのは緑色の何かで、主人公がやって来ると毛むくじゃらの生物が登場する。
このように本作は謎の生物も説明がなく、同じなら分かるけど、なぜか見た目がまったく違う二体が出てきてワケが分かりません。
94分の作品となっているが、内容として70分程度で、どうでもいい子供たちの冒険を描いたシーンに時間を使っていたのも意味が分からない。
アマゾンプライムはこういう誰も鑑賞しなさそうな作品を大量に用意しているが、これはどう考えても好事家しか観ないだろう作品だと思います。