沈黙の制裁 RE-3030

作品紹介

公開年月  2015/02/21
ジャンル  アクション/サスペンス
原作  なし
監督  キオニ・ワックスマン
脚本  キオニ・ワックスマン、リチャード・ビーティ
製作  フィリップ・B・ゴールドファイン、スティーヴン・セガール、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

裏社会で傭兵として生きてきたジョン・アレクサンダーは、かつてCIA時代の仲間だったヴァン・ホーンからある男の始末を依頼される。
ウクライナのオデッサに向かったジョンは無事に男を始末するが、街で女性を助けた事で闇組織に追われる事になる。
実はその組織のボスは今回の元依頼主だと判明し、ヴァンを通じて女性を返還するよう言われるジョンだが、これまでの自分を省みた彼は助ける覚悟を決めるのだった。

登場人物&出演者

ジョン・アレクサンダー(演:スティーヴン・セガール)
主人公。元CIAで今は裏社会で傭兵として活動する。目の前で困っている人を見捨てらず。
スティーヴン・セガールは近年の出演作に『沈黙の終焉』、『沈黙の達人』などがあります。
ウクライナで仕事を済ますが、ナイトクラブでナディアを助けた事で闇組織から狙われる。
散々悪い事をして、困っていたナディアを助けて贖罪を得たいと考えて組織を潰そうとする。
仕事を依頼したヴァン・ホーンに裏切られ、チーが捕まっても焦るどころか逆に脅した。
最後はヴァン・ホーンを片付け、挑んできた組織のボスも倒し、引退してナディアと暮らす。

チー(演:バイロン・マン)
アレクサンダーの相棒。以前は香港マフィアの幹部をしていた。現在は暗殺稼業を手伝う。
バイロン・マンは近年の出演作に『スカイスクレイパー』、『ストレンジャー・プロジェクト』などがあります。
ウクライナではアレクサンダーと確実に仕事をこなし、帰るまでの時間に楽しんでいた。
アレクサンダーが勝手にナディアを助けてしまうが、彼の考えに賛同して組織を潰す事に。
組織の部下に捕まってしまうが、アレクサンダーが助ける前に自力で危機を脱していた。
最後はケガを負いながらもアレクサンダーを助け、挑んできたコルトをあっさりと倒した。

ナディア(演:アディーナ・ステチュー)
ヒロイン。姉のソフィアとともにベビーシッターとして雇われる形で田舎からやって来た。
アディーナ・ステチューは代表作に『Love Building』、『The Hard Way』などがあります。
実際は人身売買をする地元の組織に連れて来られ、異常な性癖を持つボスの生贄にされる。
姉がボスを足止めしている間に証拠となるカメラを手に逃げ、アレクサンダーに助けられる。
助けてもらったクセにアレクサンダーたちに対して声を荒げて、無理難題を押しつける。
最後は追ってきた組織の女を射殺して、なぜかアレクサンダーと一緒に暮らすようになる。

セルゲイ(演:コスミン・ドミンテ)
ウクライナに住んでいるアレクサンダーの知り合い。困っていたアレクサンダーを助ける。
コスミン・ドミンテは代表作に『Slaughter』、『ラスト・リベンジ』などがあります。
過去にアレクサンダーに助けられた事もあって、困っていればすぐに駆けつけてくれる。
チーと一緒にナディアを追う組織について調査をして、ようやく正体を掴んでいく。
最後は組織が経営するナイトクラブに行くが、銃撃戦が始まって巻き込まれて死亡した。

ヴァン・ホーン(演:ハワード・デル)
CIAの捜査官。アレクサンダーとはかつての仲間。引退した彼に何人かの暗殺を頼んでいる。
ハワード・デルは代表作に『バトル・オブ・バミューダトライアングル』、『キリング・サラザール/沈黙の作戦(ミッション)』などがあります。
アレクサンダーが見事に仕事をこなすが、彼らを出迎える飛行機の手続きが遅れていた。
ウクライナでアレクサンダーがナディアを助けてしまい、そのせいでボスに言い寄られる。
知りすぎたアレクサンダーを片付ける名目でボスに情報を売り、ウクライナまで来た。
最後は二人がかりでチーを追い詰め、死角から来たアレクサンダーに喉を切られて死亡。

コルト(演:ジョシュ・バーネット)
組織のボスが最も信頼する幹部。人身売買するルートを持つ寄生虫にほとほと困っていた。
ジョシュ・バーネットは近年の出演作に『マッド・ウォーリアーズ/頂上決戦』があります。
なんとか寄生虫を排除できないかと困っていると、ボスがヴァン・ホーンに頼み込んだ。
ナディアにカメラを持っていかれると、部下を駆使してアレクサンダーたちの所在を探す。
あまりにも捕まえられない事にボスが苛つき、言葉を選んで自分のミスだと認めた。
最後はケガを負ったチーと対決するが、圧倒的な体格なのに弱すぎてあっさりと倒された。

組織のボス(演:ヴィニー・ジョーンズ)
アレクサンダーがヴァン・ホーンから依頼を受けた組織のボス。異常な性癖を持っている。
ヴィニー・ジョーンズは近年の出演作に『キングスマン:ゴールデン・サークル』、『マグニフィセント・セブン』などがあります。
田舎から美しく若い女をベビーシッターとして雇い、自営するナイトクラブに連れ込む。
実際は狭い部屋に若い女を連れて来ると、あらゆる拷問器具を使い、カメラで撮影していた。
なんとか逃げ出したナディアがカメラを持っていき、部下たちに取り戻すよう命じる。
最後は弾切れになってアレクサンダーと素手で勝負するも、一瞬で片付けられてしまった。

感想

個人的な評価

本作は主演にスティーヴン・セガール、監督にキオニ・ワックスマンという『沈黙』シリーズの定番となります。
スティーヴン・セガールとキオニ・ワックスマンが組んだ作品として14作目となります。
最近のスティーヴン・セガールはロシア好きなところもあって、周辺諸国を舞台にする事も増えてきました。
本作はウクライナが舞台となっているが、アメリカと言っても違和感がないぐらい関係ありませんでした。
今回の注目する点として、相棒にバイロン・マンがいて、悪役にヴィニー・ジョーンズが控えているという点だろう。
スティーヴン・セガールの肥満が止まらない状況で、アクションもほとんど代役にやらせている分、バイロン・マンが頑張ります。
ちゃんと本人が肉弾戦をやっているシーンでは、やはり、バイロン・マンの動きにキレがあって、本作の中でも光っている。
それに対して、ヴィニー・ジョーンズは異常な性癖を持つ組織のボスとして登場するが、あまり出番がなかったです。
序盤と中盤から終盤と三つのポイントだけだが、それでも無名の俳優たちより断然インパクトが残ります。
ラストでは弾切れになってスティーヴン・セガールとタイマンするが、殴りかかった瞬間にもう悲鳴を上げるほどの弱さでした。
まだモブキャラだった部下が善戦していたぐらい頑張ったのに、あれだけ威勢良く肉弾戦を口にしたのに数秒後には降参する弱さは逆に面白い。
それとヒロインは美しいけど、助けてもらったのに声を荒げていたし、終始に渡って守られるだけの存在でした。
本作は良くも悪くも捻りがないストレートな物語で、相変わらずセガール拳の強さが分かる作品となりました。