作品紹介
公開年月 | 2012/01/30 |
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ジャンル | ホラー/パニック |
原作 | なし |
監督 | ライアン・M・アンドリューズ |
脚本 | ライアン・M・アンドリューズ、クリス・カル |
製作 | マイケル・ジャリ・ダビッドソン、ブルーノ・マリノ |
製作国 | カナダ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
ゾンビ・ウィルスのアウトブレイクから2年、10億人が死滅し、世界はゾンビに支配されていた。
世界各国では様々な分野の科学者を集め、研究を続ける中でリーも研究所で日々ゾンビについて調べていた。
しかし、研究は難航して研究所内からは邪魔者扱いされると、リーは自らゾンビ・ウイルスの採取へと外に出る事に。
見張り役であるクローディアを研究所に残すと、リーは多くの人が避難する場所へ向かうのだった。
登場人物&出演者
・リー(演:クリスティーナ・アセト)
・クローディア(演:ジェニファー・ポランスキー)
・セフ(演:リチャード・サットン)
・マッカイ(演:ロバート・ノーラン)
感想
個人的な評価
本作において主人公となる科学者のリーを演じるのはクリスティーナ・アセトです。
クリスティーナ・アセトはこれまで12作に出演し、主演として本作が2作目となっています。
物語が始まってクリスティーナ・アセトの顔アップとなるが、それだけでも充分なぐらい美人である。
本作はもちろん低予算B級ゾンビ映画であるけど、女優陣が美人というのは大きな意味を持ちます。
最初からストーリーや演出、映像などに期待していない分、せめて出演者だけが魅力的であればいくらかマシです。
その点、クリスティーナ・アセトは美人なので、それなりのフォローになっています。
しかしながら、武器も持たず危険と言われている外でゾンビ・ウイルスの採取するのはあまりにも不用心すぎる。
すぐ近くではゾンビの群れがいるのに、何事もなく散歩しているような感じで登場するのはどうだろうか。
基本的に低予算B級ゾンビ映画には整合性はないのですが、いくらなんでも都合が良すぎるだろう。
そんなリー博士を見張り役で研究所において唯一の味方であるクローディアを演じるのはジェニファー・ポランスキーです。
ジェニファー・ポランスキーは30作ほどに出演し、テレビドラマシリーズや短編映画などで活躍しています。
軍人のようで体を鍛えてるし、顔には傷があるキャラクターだが、もう少し痩せないと説得力がないです。
それでリーが行方不明だと知って、すぐに着替えて水平二連式の散弾銃を手に一人で捜索に出かけます。
もちろん、着替える時はサービスシーンとして演出されるが、背中だけを映してもダメだ。
外に出てもの凄く活躍すると思っていたが、リーがゾンビだと思って振り向き様に撃った拍子で簡単に死にます。
お前が意気揚々と何かやってくるだろうと思わせる演出は一体なんだったのか驚くばかり。
散歩中のリーが偶然出会う避難所に暮らす生き残り、セフにはリチャード・サットン、マッカイにはロバート・ノーランが演じます。
セフは主人公っぽい雰囲気を持っているけど、マッカイはどう見てもやられ役にしか見えなかったです。
しかしながら、セフはゾンビの噛み傷がない事を証明するべく、その場で率先して自分からフルチンになります。
これはどう考えてもリーを脱がせたかっただけにしか見えず、その効果は抜群だったのか、彼のイチモツが素晴らしかったのか、みんな脱ぎます。
そして、驚く事はまだまだ続きますが、クローディアがあっさり退場して、リーはどうするのか気になった時に超展開が発生。
まさか主人公だと思っていたリーがゾンビ化をして襲いかかり、セフは噛まれ、マッカイは目を覚ましたら拘束されているというワケの分からない展開に。
それに加えて、次の主人公候補だったセフも噛まれた事でサイコパスと化し、最後はどうでもいいマッカイが標的になる。
そのマッカイも主人公をやれるようなタイプじゃないから、もう誰も残っていない状態で物語は収束していきます。
王道の低予算B級ゾンビ映画だと油断していただけに、この超展開は予想外すぎて意外にも引きつけられた。
ですが、ストーリーは結局何も解決しておらず、ただ超展開だけが目を引いただけで内容としてクソ映画認定でしょう。