ハウンド VD-420

作品紹介

公開年月  2016/06/03
ジャンル  パニック/アクション
原作  なし
監督  エリック・レッド
脚本  デロンドラ・ウィリアムズ
製作  デヴィッド・マイケル・ラット
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

20XX年のある夜、地上に宇宙からの流星雨が降り注ぎ、その隕石が発するパルスによって異変が起きてしまう。
あらゆる種類の犬が突然として凶暴化し、すぐに理解できない人々はかつてのパートナーに襲われてパニックに陥っていく。
そんな中、とある街でデイヴ、サラ、ロズリン、ダニエルの家族四人も生き残りをかけて決死のサバイバルに挑む事になるのだった。

登場人物&出演者

ロズリン(演:トリスティン・メイズ)
主人公。父親が再婚した継母のサラと上手くいっていない。老犬のシェップを溺愛する。
トリスティン・メイズは代表作に『サンダーストラック/奇跡を呼ぶダンクシューター』、『ベストマン/シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間』などがあります。
実母は病気で会えず、可愛がる老犬を安楽死させたいサラの考えに反対して微妙な関係に。
キャンプしている時に狂暴化した野犬に襲われ、友達が殺されるも助かって父親と合流する。
途中で殺された友達の母親を助けるが、狂ってしまってどうにもできず諦めてしまう。
最後はサラたちとも合流し、飛行機で隣町まで逃げるが、大量の狂暴化した犬が待っていた。

デイヴ(演:ロブ・モロー)
ロズリンの父親。ロズリンの母親と離婚し、サラと再婚するも微妙な関係の娘を心配する。
ロブ・モローは代表作に『クイズ・ショウ』、『最高の人生の見つけ方』などがあります。
ロズリンの学費を稼ぐ為に果樹園て無茶振りする雇い主にこき使われながらもガマンする。
町が狂暴化した犬たちで混乱するも、果樹園が平和でロズリンの電話があるまで気付かず。
ロズリンがやって来る直前に狂暴化した犬たちが襲撃し、かすり傷程度だけで逃げ出した。
最後はサラたちもと合流し、飛行機で隣町まで行くが、狂暴化した犬たちが出迎えてくれた。

サラ(演:ケリー・ラザフォード)
デイヴの再婚相手でダニエルの母親。連れ子のロズリンと折り合いが悪く微妙な関係となる。
ケリー・ラザフォードは代表作に『アイ・ラブ・トラブル』、『スクリーム3』があります。
老犬の安楽死を考えているが、実母との唯一の繋がりという事でロズリンに反対される。
狂暴化した犬が町で暴れ、家に帰るとダニエルを助ける為に二度襲われるもかすり傷で済む。
足を挫いてもすぐに治り、車に挟まった夫を怪力で助け出すなど超人的なパワーを発揮する。
最後は飛行機で隣町までなんとか避難していくが、狂暴化した犬たちに出迎えられる。

ダニエル(演:カルメン・トンリー)
デイヴとサラの娘。ロズリンとは腹違いの姉妹。姉と同じく愛犬のマックスを可愛がる。
カルメン・トンリーは代表作に『Sticky Notes』、『Sacrilege』などがあります。
ロズリンとサラが微妙な関係だと気付いていて、子供ながら姉を庇おうと留守電を入れる。
家まで逃げていたが、サラの注意を聞かず勝手に外へ出て狂暴化した犬たちに囲まれていた。
隣人が小型犬に顔面を食われて殺された状況を見ても、あまり反応せず車のカギを取った。
最後はロズリンたちと合流して、隣町まで逃げるも狂暴化した犬たちに出迎えられてしまう。

ピア(演:メアリー・ライズナー)
ロズリンといつも一緒にいる女友達の一人。キャンプに老犬を連れて来る事を快く思わず。
メアリー・ライズナーは本作が長編映画デビュー作となります。
ロズリンの前で平然と老犬の悪口を冗談でアリスと言うが、当然のように怒られてしまう。
主体性のないアリスを味方にして、ロズリンの態度に批判的で陰口を言っていた。
狂暴化した野犬に襲われると、腕や腹を噛まれて大量出血していても元気に悲鳴を上げる。
最後は廃車に逃げ込むも元気に叫んでいたが、ロズリンが野犬を追い払うと死んでいた。

アリス(演:メアリー・キャサリン・オドネル)
ロズリンといつも一緒にいる女友達の一人。主体性がなくロズリンやピアに話しを合わせる。
メアリー・キャサリン・オドネルは代表作に『Luke & Jo』、『The Good Things Devils Do』などがあります。
ロズリンが連れて来た老犬を対し、本気で悪口を言っていたがピアとともに怒られてしまう。
ピアが野犬に襲われると、悲鳴を上げているだけで何もせずにパニックを起こしていた。
途中までロズリンとピアを運んでいたが、追ってくる野犬が怖くなって一人で逃げ出した。
最後は急に現れた野犬に追いつかれ、悲鳴を上げながら食い殺され、なぜか首を切断された。

リズ(演:ジル・ザリン)
ピアの母親。二匹の小型の愛犬を可愛がっている。娘のピアよりも子供として愛情を注ぐ。
ジル・ザリンは本作が長編映画デビュー作となります。
愛犬たちの様子がおかしくなって、ペットショップに連れていきマッサージをさせる。
狂暴化した犬たちが町の住民たちを襲っていくと、車の中で愛犬たちを抱えパニックになる。
ロズリンたちが来たと同時に愛犬に鼻を食い千切られ、パニックしたまま助けられていた。
最後は車の下に避難するも、正しい判断ができず愛犬たちを呼ぶが、そのまま食い殺された。

感想

個人的な評価

本作はみんな大好きアサイラムとアルバトロスが配給を務めた作品となります。
いわゆるアニマルパニックですが、製作側はあまり深い設定を考えていないので雑です。
アサイラムが作っているので、CGのクォリティは高くないし、狂暴化した犬たちも使い回しなのは丸分かりです。
犬が狂暴化した事を表現する為、牙を剥いてずっと吠えているが、同じようなパターンが何度も繰り返されて飽きる上にうるさいです。
普段の生活でも犬がずっと吠えている騒音になりますが、本作は演出を単純に考えいるから耳障りだという自覚がないでしょう。
しかも、人間ドラマはほとんどなく、狂暴化した犬が吠えながらやって来て、ほとんど抵抗せず襲われるのを待っている人間を食い殺すシーンが繰り返されます。
これを観て何が面白いのか分かりませんが、ちゃんと調教された犬たちの演技力は素晴らしいと感じさせます。
自分の命が危険に曝される状況になると、普通は必死に抵抗するモノだが、それをやってしまうと単なる動物虐待に見えてしまうから一方的に人間が殺される描写にしたと思われる。
端役たちは一撃か抵抗もせず一方的に重傷を負って殺されていくが、主人公たちは同じ状況でもかすり傷程度という特別待遇すぎました。
特に主人公の継母が強靭的な体力の持ち主で、二度も犬に囲まれてもかすり傷程度で済み、数メートルの高さから飛び降りても足を挫くだけですぐに治って、娘を受け止めてもノーダメージという超人でした。
多分、半分ぐらい人間が犬に襲われる同じようなシーンで内容として60分程度の薄さでした。
よく訓練された犬たちの演技以外、これと言って面白いところがなく、久々に時間のムダに感じた作品となりました。いわゆるアニマルパニックですが、製作側はあまり深い設定を考えていないので雑です。
アサイラムが作っているので、CGのクォリティは高くないし、狂暴化した犬たちも使い回しなのは丸分かりです。
犬が狂暴化した事を表現する為、牙を剥いてずっと吠えているが、同じようなパターンが何度も繰り返されて飽きる上にうるさいです。
普段の生活でも犬がずっと吠えている騒音になりますが、本作は演出を単純に考えいるから耳障りだという自覚がないでしょう。
しかも、人間ドラマはほとんどなく、狂暴化した犬が吠えながらやって来て、ほとんど抵抗せず襲われるのを待っている人間を食い殺すシーンが繰り返されます。
これを観て何が面白いのか分かりませんが、ちゃんと調教された犬たちの演技力は素晴らしいと感じさせます。
自分の命が危険に曝される状況になると、普通は必死に抵抗するモノだが、それをやってしまうと単なる動物虐待に見えてしまうから一方的に人間が殺される描写にしたと思われる。
端役たちは一撃か抵抗もせず一方的に重傷を負って殺されていくが、主人公たちは同じ状況でもかすり傷程度という特別待遇すぎました。
特に主人公の継母が強靭的な体力の持ち主で、二度も犬に囲まれてもかすり傷程度で済み、数メートルの高さから飛び降りても足を挫くだけですぐに治って、娘を受け止めてもノーダメージという超人でした。
多分、半分ぐらい人間が犬に襲われる同じようなシーンで内容として60分程度の薄さでした。
よく訓練された犬たちの演技以外、これと言って面白いところがなく、久々に時間のムダに感じた作品となりました。