デッド・オア・リベンジ VD-228

作品紹介

公開年月  2016/01/30
ジャンル  サスペンス
原作  なし
監督  レヴァン・バキア
脚本  アドリアン・コルッシ
製作  イラクチ・チクヴァイゼ、ニカ・アプリアシヴィリ
製作国  ジョージア
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

ジョージアの人里離れた場所にトレッキングへやって来たアメリカの若者クリス、ダニエル、アリシアの男女三人。
しかし、そこはかつてグルジア戦争の地雷が撒かれたエリアで、三角関係でケンカとなってクリスが地雷を踏んでしまう。
足を動かせば爆発する状況の中で地元の男イリアがやって来るが、助ける代わりとして要求が次第にエスカレートするのだった。

登場人物&出演者

クリス(演:スターリング・ナイト)
主人公。ダニエルの親友。ダニエルがプロポーズを成功させて一緒にジョージアに来た。
スターリング・ナイトは代表作に『セブンティーン・アゲイン』、『トランジット』がある。
実際はアリシアと肉体関係を持っていて、ダニエルとの婚約について心から祝福できない。
ダニエルに真実を話してしまい、デヴィとの復讐計画で地雷を踏んで身動きが取れなくなる。
地元民のイリアがアリシアをレイプして、散弾銃の誤射で彼女をケガさせて死んでしまう。
最後はイリアの家に来て彼の娘に同じような事をするが、誤って撃ち殺してしまい後悔する。

アリシア(演:スペンサー・ロック)
ヒロイン。クリスとは親友でダニエルにプロポーズされた。ジョージアにやって来ている。
スペンサー・ロックは代表作に『バイオハザードⅢ』、『インシディアス/最後の鍵』がある。
実はクリスと肉体関係を持っていたが、プロポーズを台無しにしたくない理由で黙っていた。
ダニエルの復讐計画でクリスが地雷を踏んで、一方的に別れを突き付けられて放置された。
地元民のイリアに助けを求めるが、エスカレートした要求の結果、彼にレイプされてしまう。
最後は散弾銃を持っていたクリスの誤射を受けて、苦しみながら彼に抱えられて死亡した。

ダニエル(演:ディーン・ガイヤー)
クリスの親友でアリシアの婚約者。結婚を誓う為にジョージアのビルトゥビシにやって来た。
ディーン・ガイヤーは代表作に『ネバー・バックダウン2』、『ザ・サンド』があります。
人里離れた山の公園で楽しく過ごしていて、クリスからもアリシアとの婚約を祝福された。
実はその日にクリスから真実を打ち明けられると、公園の管理人デヴィと復讐計画を立てる。
最後はクリスに偽物の地雷を踏ませ、アリシアに別れを突き付けてデヴィと街に戻った。

デヴィ(演:ジョルジ・ツァアヴァ)
ビルトゥビシにある公園の管理人。ダニエルとは知り合いで山に来た彼らの元に来ていた。
ジョルジ・ツァアヴァは代表作に『5 Days of War』、『Ekvtime: Man of God』がある。
実はダニエルがクリスとアリシアに復讐をしようとして、彼にアイデアを提案していた。
最後は見事に復讐の計画が達成されると、ダニエルとともに街へ戻って飲みに行った。

リカ(演:ヘレン・ネルソン)
イリアの一人娘。まだ十代の中盤でモスクワで遊びたいが、母親から危ないと注意される。
ヘレン・ネルソンは代表作に『The Rainbowmaker』などがあります。
外国人で道に迷っていたクリスを母親とともに迎え入れ、パソコンで地図を出して渡した。
愛犬をケガさせて家に戻ってきたクリスを入れるが、復讐を始めた彼の標的にされる。
イリアがアリシアにやった事をやり返され、銃を無狩られてクリスに言われるまま服を脱ぐ。
最後はストリップゲームの仕返しをして、クリスが誤って銃を発砲して頭を撃たれて死亡。

ターニャ(演:ナナ・キクナーゼ)
イリアの妻。普通の父親であるイリヤとモスクワで遊びたい娘を持つ普通の母親。
ナナ・キクナーゼは代表作に『Znedatsemuli angelozi』、『Mars』などがあります。
外国人で道に迷っていたクリスを快く出迎え、腹が減っていた彼に家庭料理を振る舞った。
愛犬をケガさせて家に戻ってきたクリスを入れるが、そこで彼の復讐の被害者となる。
イリアが過去にやった事を繰り返すクリスに抵抗するも、銃で脅されて縛られてしまう。
最後はストリップゲームの仕返しをして誤ってクリスがリカを射殺し、ただ泣き崩れていた。

イリア(演:コーテ・トロルダヴァ)
ビルトゥビシにやって来た地元民。地雷を踏んでいたクリスと処理するアリシアを見つける。
コーテ・トロルダヴァは代表作に『Ana-Bana』、『Mlechnyy put』などがあります。
親切心で助けようとするが、抵抗できない状態を知って報酬がエスカレートしていく。
クリスが踏んでいたのは偽物の地雷だと知り、アリシアをレイプして結果的に殺してしまう。
実は妻と一人娘とともに養蜂家として暮らす普通の男で、クリスが訪れて青ざめていた。
最後は自分がアリシアにやった事を娘にやらされ、クリスによって殺されて泣き崩れていた。

感想

個人的な評価

本作は『未体験ゾーンの映画たち2016』にて上映された作品です。
他に『ファンタスポルト映画際』や『ファンタフェスティバル・ローマ』などで映画賞を受賞しています。
とにかく、本作は開催された様々な映画祭で話題になったジョージアの作品となります。
本作は「ジョージア」で製作されていますが、この国は2015年まで日本では「グルジア」と使われていて、こっちの方が知られているだろう。
元々はロシアから独立した国ですが、民族がジョージア人でグルジア語が主な公用語となる。
日本にあまり馴染みのないジョージアの作品ですが、中身はレイプされたアバズレの女友達の復讐という内容です。
ハッキリ言って、本作は最初から最後までずっと不快な内容で、ラストもまったく気持ちが晴れない重い状態で終わります。
そもそも、登場している主人公のクリスは親友の女と寝るし、その女も親友と婚約しているのに事実を話しません。
婚約していたクリスの親友も知っていて、二人を罠にハメて今回の惨劇を作っています。
更に地元民のイリアも外国人という事でやりたい放題して、結局は復讐されるという登場人物のほとんどがクズという点だけが救われている。
しかしながら、クリスたちの崩壊した友情の設定は別に問題ないが、立ち寄ったイリアの設定がずっと引っかかります。
当初イリアが現れた時は見た目が怪しいので、あのような卑劣な行為をしても納得できた。
ただ、イリアの素顔が家族持ちで普通の父親という設定は、クリスたちにやった卑劣な行為が酔っていたという理由が弱すぎる。
一番可哀想なのは何も知らないイリアの妻と娘で、あまりにも報われないラストは単純に不快感を抱くしかない。
クリスが復讐をする流れは別に問題ないが、どうしてもイリアが普通の父親というところがずっと引っかかっていました。