アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン RE-2103

作品紹介

公開年月  2001/05/25(日本)
ジャンル  コメディ/パニック/エロティック
原作  なし
監督  フレッド・オーレン・レイ
脚本  スティーヴ・アルモジダ
製作  フレッド・オーレン・レイ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

スタイルの悪さに悩んでいたグラビアモデルのエンジェルは極秘実験の治療を受ける。
だが、グラビア雑誌の年間ベスト1決定戦にミス3月として参加するが、容姿の衰えを感じてリンドストロム博士の元へ相談する。
そこでリンドストロム博士は別の実験に使っていた薬を一日1本という条件でエンジェルに手渡されるも、勝つ為に彼女は一気に薬を3本飲んでしまう。
めまいを起こしたエンジェルはその副作用によって18メートルの巨大な巨乳金髪美女に変身するのであった。

登場人物&出演者

エンジェル(演:J・J・ノース)
ウィルソン(演:テッド・モンテ)
ベティ(演:タミー・パンクス)
インガ(演:ラエリン・サールマン)
マーク(演:ティム・アベル)

感想

個人的な評価

本作において主人公となる18メートルに巨大化するエンジェルを演じるのはJ・J・ノースです。
J・J・ノースは女優としてこれまで14作に出演し、本作が彼女にとって初の主演作となっています。
さすがに主演という事で他の登場人物と一線を画していますが、結局は見た目がすべてなのです。
巨乳で金髪なる最強の装備をして、その上18メートルの巨大化をするので、インパクトは大きいと思います。
ただ、少しばかり老けているように見えてしまい、ピチピチの若さは残念ながら感じられないところが惜しいと感じた。
そんなエンジェルに対して恋心を持つカメラアシスタントのウィルソンにはテッド・モンテです。
テッド・モンテは50以上の作品に出演しており、代表作には『2012:アイス・エイジ』があります。
唯一、エンジェルに対して紳士的な態度で接していて、彼女を一番大切に思う相手役としてそれなりに立ち回っていました。
コンテストのライバルとなるベティにはタミー・パークス、インガにはラエリン・サールマン、カメラマンのマークにはティム・アベルが演じています。
ベティは終始に渡って憎まれ口を叩く性格が悪くて、何よりガリガリにバランスの悪い豊胸がとても印象的でした。
対してインガは三人の中で一番若くて美人であるけど、悲しいほどに貧乳であるが、性格は意外にもマトモという印象です。
マークはモデルを食い物にする典型的な遊び人で、なかなかの下衆であって、クライマックスでの扱いは妥当でした。
本作はタイトルから分かるように最初から最後までくだらない内容で、それを意識したB級路線は嫌いじゃない。
ストーリーは巨大化したグラビアモデルがちょっと困って、同じく巨大化したライバルとキャットファイトをして、最後には何事もなかったように元通り。
観る価値はないだろうけど、こういう作品が好きな人には最初から最後まで楽しめる内容だと思います。
それ以外でもグラビアモデルたちは惜しげもなくトップレスになってくれるので、そのサービスシーンだけでも満足できるかと思います。
コメディにエロさを加えた作品なので、何も考えずに鑑賞する事をオススメするいい意味でのクソ映画です。