作品紹介
公開年月 | 2013/12/02 |
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ジャンル | ファンタジー/アドベンチャー |
原作 | J・R・R・トールキン 『ホビットの冒険』 |
監督 | ピーター・ジャクソン |
脚本 | ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、ほか |
製作 | ピーター・ジャクソン、キャロリン・カニンガム、ほか |
製作国 | ニュージランド、アメリカ |
鑑賞方法 | 購入ブルーレイ |
あらすじ
魔法使いのガンダルフに誘われ、トーリン・オーケンシールド率いる勇敢なドワーフ一行の旅に参加した小さな臆病なホビット族のビルボ。
幾多の危機を乗り越え、目指すはかつてドワーフの王国があったはなれ山だが、そこには恐るべき竜スマウグが待ち受けていた。
しかも道中ではオーク軍が、トーリンの首を狙って執拗な攻撃をしかけていた。
そんな中、過酷な旅を続ける一行は、闇の森で獰猛な巨大クモに襲われ、間一髪のところをレゴラス率いるエルフたちに助けられるのだった。
登場人物&出演者
・ビルボ・バギンズ(演:マーティン・フリーマン)
・ガンダルフ(演:イアン・マッケラン)
・トーリン・オーケンシールド(演:リチャード・アミーティッジ)
・スマウグ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)
・レゴラス(演:オーランド・ブルーム)
・タウリエル(演:エヴァンジェリン・リリー)
・バルド(演:ルーク・エヴァンス)
・スランドゥイル(演:リー・ペイス)
感想
個人的な評価
本シリーズにおいてタイトルの意味合いにもなっている主人公、ホビット族のビルボを演じるのはマーティン・フリーマンです。
マーティン・フリーマンはイングランド出身のベテラン俳優であり、他にテレビドラマでも活躍しています。
代表作には『ラブ・アクチュアリー』、『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『銀河ヒッチハイク・ガイド』、『ホットファズ/俺たちスーパーポリスメン』などがあります。
さすがに二作目という事でビルボというキャラクターを上手く表現して演じきっていると思います。
登場人物が多い中でさすがに主人公だけあって、必ずおいしいところを独り占めしています。
演じているマーティン・フリーマンも前シリーズのフロドにも勝とも劣らないビルボを見事に表現していました。
そんなビルボを危険な旅に誘った魔法使いのガンダルフを演じるのはイアン・マッケランです。
イアン・マッケランは前シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』でも同役を演じていて、もう言う事がないぐらい板についています。
途中から別行動しますが、何かやってくれるという期待感を抱かせる説得力があったと思います。
それと旅のきっかけとなるドワーフのトーリン・オーケンシールドを演じるのはリチャード・アーミティッジです。
リチャード・アーミティッジはイングランド出身で、主にテレビドラマシリーズで活躍しています。
代表作には『スター・ウォーズ/エピソード1/ファントム・メナス』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ』があります。
今回は主役級の役となっていて、リチャード・アーミティッジにとっては初の大役になっています。
やはり、王となるべく人物という尊大さがあって、ビルボに並ぶもう一人の主人公とも言える存在でした。
更に本作のサブタイトルにもなっている竜のスマウグの声、死人使いにはベネディクト・カンバーバッチが演じています。
ベネディクト・カンバーバッチはイングランド出身で、演劇やテレビドラマなどで活躍しています。
代表作には『ブーリン家の姉妹』、『裏切りのサーカス』、『スター・トレッック/イントゥ・ダークネス』などがあります。
本作においてラストボス的な存在だが、登場するのは後半辺りだが、圧倒的な存在感は最後で光っていました。
そして、ガンダルフと同じく前シリーズに登場したレゴラスを再び演じるのはオーランド・ブルームです。
オーランド・ブルームは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでブレイクし、『キングダム・オブ・ヘブン』では初の主役を務めています。
久しぶりにレゴラスとして登場しますが、ドワーフに対して嫌悪感を出していて、以前とは違う印象を持ちました。
そして、本作におけるオリジナル要素のキーリとタウリエルとの種族を超えたロマンは意外にも良かったです。
二部作の続編という事でアクションの部分が派手になっていて、非常に見応えのある内容となりました。
更に本作でのトーリンと前シリーズのアラゴルンが重なる部分もいい味を出していたと思います。
もちろん、次回作が完結となりますが、自分としても期待していて、早く公開して欲しいところです。