コロニー5 RE-2116

作品紹介

公開年月  2014/01/29
ジャンル  SF/アクション
原作  なし
監督  ジェフ・レンフロー
脚本  ジェフ・レンフロー、パトリック・ター、ほか
製作  ポール・バーキン、マリー=クロード・プーラン、ほか
製作国  カナダ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

雪が降り続く事で世界は氷河期に入り、人々は地下にいくつかのコロニー(居留地)を作り生活していた。
ある日、コロニー5との連絡が途絶え、コロニー7のリーダー格ブリッグスとサムたちは様子を見に行く。
しかし、そこには飢えて豹変した人間によって人々が惨殺される悲惨な状況と化していた。
危うく殺されそうになるも逃げ延びたサムはコロニー7に帰還するが、そこは暴力的なメイソンによって支配されていた。

登場人物&出演者

サム(演:ケヴィン・ゼガーズ)
ブリッグス(演:ローレンス・フィッシュバーン)
メイソン(演:ビル・パクストン)
カイ(演:シャーロット・サリヴァン)

感想

個人的な評価

本作で主人公となるコロニー7の若き技術者サムを演じるのはケヴィン・ゼガーズです。
ケヴィン・ゼガーズはカナダ出身で『ドーン・オブ・ザ・デッド』や『クライモリ』などのホラー映画が有名です。
他の出演作には『トランスアメリカ』では日本でも注目される若手俳優の一人でもあります。
本作では主人公らしく辛い過去を背負っていて、直面した困難に立ち向かっていく典型的な役となっています。
その為、他の登場人物とは違って主人公補正があるので、どんな危機的な場面でも助かる。
それに主人公としての魅力がほぼなく、誰が演じても面白味が出ないという残念な設定だったと思います。
コロニー7のリーダー格であるブリッグスを演じるのはローレンス・フィッシュバーンです。
言わずと知れたSF映画の名作『マトリックス』シリーズで救世主を信じるモーフィアス役として有名です。
近年の出演作には『バットマンvsスーパーマン/ジャスティスの誕生』、『君が生きた証』、『シグナル』があります。
やはり、他の出演者とは一線を画する存在感を放っていて、リーダー格という雰囲気がバッチリと出ています。
ただ、本作では最後まで活躍する事なく途中で退場してしまうのは非常に残念だと言える。
コロニー7では悩みの種になっている武闘派のメイソンを演じるのはビル・パクストンです。
ビル・パクストンは数多くの作品に出演し、主に二枚目の脇役が多く、かなり印象に残る俳優である。
近年の出演作には『ミリオンダラー・アーム』、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、『2ガンズ』があります。
やはり、こういうイカれた役もビル・パクストンの得意分野であり、暴力で支配するという分かりやすいキャラクターでした。
それと一応はヒロインとして登場するサムの恋人であるカイを演じるのはシャーロット・サリヴァンです。
主人公の恋人という為だけに出てきた程度であり、いなくてもいいと思える程度のキャラクターでした。
SFであるけどホラーの要素を取り入れているけど、かなり強引な展開が印象に残りました。
コロニーという絶対的な住まいを長年使っているクセに、暴力的な食人集団であっという間に制圧されるという。
しかも、食人集団は初めて訪れたのにあっちこっちから奇襲攻撃を仕掛けて、住人であるはずの主人公たちが後れを取るおいう。
相手は暴力に任せて行動するはずだが、健全な生活している主人公たちよりも頭がいいとしか思わなかった。
色々と設定が甘すぎるし、展開が行き当たりばったりで、登場人物に魅力がなく、本作はつまらないという言葉が似合います。