作品紹介
公開年月 | 2012/09/21 |
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ジャンル | サスペンス/アクション |
原作 | なし |
監督 | フィリップ・シュテルツェル |
脚本 | アラッシュ・アメル |
製作 | カール・リチャーズ、エイドリアン・ポリトウスキー、ほか |
製作国 | アメリカ、カナダ、ベルギー |
鑑賞方法 | テレビ(午後のロードショー) |
あらすじ
元CIAエージェントのベン・ローガンは、ある日勤務先の会社が忽然と消え困惑する。
ローガンはグループ会社に赴くが、会社の存在自体を否定され証明データも抹消されていた。
銀行へ記録の確認を取っているところで元同僚のフロイドがやって来るも、ローガンは襲われるもなんとか窮地を脱する。
フロイドのコインロッカーから隠された書類からベンは自分が暗殺者リストに掲載されていると知る。
ローガンは不法滞在者となるも捜査を続行し、ある秘密書類を手に入れるが、娘のエイミーを誘拐されてしまうのだった。
登場人物&出演者
・ベン・ローガン(演:アーロン・エッカート)
・エイミー(演:リアナ・リベラト)
・アンナ(演:オルガ・キュリレンコ)
感想
個人的な評価
本作において主人公となる元CIAエージェントのベン・ローガンを演じるのはアーロン・エッカートです。
アーロン・エッカートは2006年公開の『サンキュー・スモーキング』でゴールデングローブ賞で主演男優賞にノミネートされています。
近年の出演作には『エンド・オブ・キングダム』、『アイ・フランケンシュタイン』、『エンド・オブ・ホワイトハウス』があります。
冒頭では防犯装置会社に勤める会社員だが、逃亡の際には手際の良さから元CIAエージェントらしい立ち回りをする。
さすがに主演作が多いアーロン・エッカートは慣れたような演技をしていて、更に娘と上手くいっていない父親としても登場する。
元CIAだから上手く立ち回る設定だが、作品の雰囲気があまりにも地味すぎて相対的に地味な印象でした。
良くある娘にウソをついた父親であるけど、不満をぶちまけられた時のなんとも言えない表情は良かったです。
そんな逃亡するハメになってしまったローガンの娘エイミーを演じるのはリアナ・リベラト。
リアナ・リベラトは2010年公開の『チャット/罠に墜ちた美少女』でシカゴ国際映画祭で主演女優賞を受賞しています。
他の代表作には『ブレイクアウト』、『イフ・アイ・ステイ/愛が還る場所』があります。
典型的な父親と上手くいっていない娘として登場し、ヒステリックになって、次には冷静にサポートする役目を果たす。
結局は父親と絆を深める為に登場しているだけなので、後半はヒロインという役に収まったという感じでした。
ただ、本作では父親のウソに対して不満をぶちまけるシーンは本作の中では素晴らしかった。
ローガンを罠にハメた裏で動く元上司のアンナを演じるのはオルガ・キュリレンコです。
オルガ・キュリレンコはボンドガールとして知られ、近年の出演作には『スパイ・レジェンド』、『オブリビオン』があります。
登場回数が冒頭と中盤、それに終盤の短い時間であったが、それなりの立ち回りでした。
全体的に地味な展開であるせいか、登場人物も今ひとつパッとしないが、エイミーだけは意外にも奮闘していました。