テケテケ2 VD-315

作品紹介

公開年月  2009/03/21
ジャンル  ホラー
原作  都市伝説 『テケテケ』
監督  白石晃士
脚本  秋本健樹
製作  松本順一
製作国  日本
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

大橋可奈の事件から1年後、鉄道の歩道橋で凄惨な事件現場に遭遇した女子高生の水谷菜月と中島玲子は学校で“テケテケ”の話題で盛り上がっていた。
そんな玲子は刀根エリカのグループからイジメに遭っていて、メンバーの一人である葉山さやかを歩道橋まで誘い出していた。
すると、歩道橋にいたところでさやかがテケテケの餌食にされ、目の前で起きた惨劇に玲子は呆然するのだった。

登場人物&出演者

水谷菜月(演:岩田さゆり)
主人公。玲子とは幼馴染み。明恵と千尋と仲間で一緒に“テケテケ”の話しで盛り上がる。
岩田さゆりは代表作に『テニスの王子様』、『百年の時計』などがあります。
クラス委員長で真面目な玲子といつも一緒にいたが、エリカとの小競り合いですれ違う。
エリカの策略で本格的に玲子が孤立してしまうと、その片棒を担がされて戸惑う。
武田から話しを聞き出して玲子を止めようとするも間に合わず、テケテケに追われる。
最後は胴体を切られた玲子の亡骸の前で悲しむが、彼女がテケテケに変化して殺された。

中島玲子(演:仲村みう)
菜月の幼馴染み。クラスの委員長。イジメグループのリーダーであるエリカに動じず。
仲村みうは代表作に『制服サバイガール』、『富江/アンリミテッド』などがあります。
文化祭の準備で話し合いに出ないエリカに迫り、そのせいでイジメの対象にされてしまう。
財布を盗まれて絶望して線路上の歩道橋でテケテケを感じて、それを利用する事を思いつく。
イジメをしていたメンバーを一人ずつ片付けるが、テケテケに利用されても構わずに続ける。
最後は菜月を助けて身代わりで死ぬが、すでにテケテケに浸食されて彼女を殺す事になる。

刀根エリカ(演:松嶋初音)
菜月や玲子のクラスメイト。クラスのボス的な存在でみんな言いなりで誰も逆らえない。
松嶋初音は代表作に『悪夢探偵2』、『ぼくはうみがみたくなりました』などがあります。
唯一、玲子だけが動じずに文化祭の話し合いで出席を言い渡され、不機嫌になってしまう。
菜月やその仲間を取り込んで玲子を孤立させると、今度は財布まで盗んで飲み食いする。
仲間が次々と何者かに殺されても悲しむ様子がなく、玲子の誘いに返り討ちをしようとする。
最後は一人になって玲子を探すが、テケテケに遭遇してしまい、あっさりと斬殺された。

大久保真央(演:真知りさ)
菜月や玲子のクラスメイト。エリカのグループに所属する。菜月と同じ新聞部に在籍する。
真知りさは代表作に『エコエコアザラク/B-page』、『リプレイガールズ』などがあります。
エリカがいない時は特に悪いような人間じゃないが、彼女と連んでいると影響されている。
文化祭の話し合いで出し物の意見が出ず、みんなを代表して玲子にすべて押しつけた。
最後は玲子に呼び出され、助けようとした菜月の声に振り向くもテケテケに殺されてしまう。

葉山さやか(演:安藤成子)
菜月や玲子のクラスメイト。エリカのグループに所属する。特に目立ったところはない。
安藤成子は代表作に『花ゲリラ』、『パーティは銭湯からはじまる』などがあります。
グループの中で埋もれる存在であり、その他大勢として玲子を小バカにしていた。
体育の時間で仮病を使って休んでいて、ロッカーにあった玲子の財布をコッソリ盗んだ。
最後は玲子に呼び出されて線路上の歩道橋に来て、テケテケの犠牲になってしまう。

山崎明恵(演:朝倉みかん)
菜月や玲子のクラスメイト。可奈が殺された事件を受けてテケテケについて談笑していた。
朝倉みかんは代表作に『魔法少女乙女バスターズ』、『実写版マイコうそみたい!』がある。
テケテケの噂を聞いていて、その倒し方として呪文をみんなに言い聞かせていた。
エリカの策略で玲子を孤立させる為に彼女のグループに入るが、一緒に悪口を言っていた。
最後は玲子に誘い出され光の死体を見て逃げ出すが、待ち受けていたテケテケに斬殺された。

野口千尋(演:天野沙織里)
菜月や玲子のクラスメイト。当初は菜月や玲子と一緒に談笑する仲良しグループの一人。
天野沙織里は本作が長編映画デビュー作となります。
文化祭ではクレープ屋を希望していたが、エリカの圧力を感じて主張を撤回していた。
エリカの策略で玲子を孤立させる為に彼女のグループに入るが、一緒に悪口を言っていた。
最後は玲子に誘い出され光の死体を見て逃げ出すが、待ち受けていたテケテケに斬殺された。

武田慎(演:阿部進之介)
大学の助教授。テケテケについて調べていたが、可奈を訪れて発狂させてしまう。
阿部進之介は代表作に『大帝の剣』、『十三人の刺客』などがあります。
可奈がテケテケに殺されてしまうと、それを悔やみながら何度か線香を上げていた。
その過程で菜月と出会い、テケテケを目撃した彼女と話しをして本格的に調べていく。
独自にテケテケの事を調べていくと、沼崎の漢字の一部を持つ人が襲われる法則を生み出す。
最後は菜月と一緒に玲子を止めようとするも間に合わず、テケテケとなった彼女に襲われた。

大橋可奈(演:大島優子)
女子高生。1年前に従姉妹の理絵が目の前で殺されたショックから引きこもりになっている。
大島優子は代表作に『真田十勇士』、『疾風ロンド』などがあります。
武田が様子を見に来ても反応を見せず、赤い包みの土産を見て激しく発狂していた。
スッカリと気力も抜けていて、母親に連れられて病院から薬をもらっているような状態。
最後は病院から一人で家に帰る道中、テケテケがやって来て抵抗すらできずに斬殺された。

テケテケ(演:長宗我部陽子)
その正体はカシマレイコ。米兵にレイプされ、そのせいで鉄橋に飛び降り自殺をしていた。
長宗我部陽子は代表作に『キミサラズ』、『霊的ボリシェヴィキ』などがあります。
武田が独自に調査を進めると、実際は地元の不良青年の沼崎たちにレイプされていた。
事件が表沙汰になる事を恐れた村議会はもみ消し、そのせいで怨念が亡霊と化してしまう。
イジメを受けていた玲子と気持ちがリンクし、己の怨念を満たす為に彼女を利用する。
最後は菜月を助けてしまう玲子を殺し、彼女を第二のテケテケにする事となった。

感想

個人的な評価

本作は同日に公開された『テケテケ』の続編となっています。
前回から時間がほとんど経過しておらず、引き続き同じキャストが出演しています。
この“テケテケ”の設定は前作で固まっていたが、本作では更なる設定が追加されます。
正体であるカシマレイコが自殺した原因は米兵に襲われたのではなく、地元の不良青年たちに襲われた真実が発覚します。
更に前作で色々と手伝ってくれた助手が今回も大活躍して、独自のテケテケに対する法則まで編み出していきます。
ただ、本作ではテケテケの真実が分かっても、なぜか物語のほとんどを胸糞なイジメシーンで埋め尽くされています。
これに関しては都市伝説を扱うホラー映画で良くあるパターンで、例として『ひきこさん vs こっくりさん』なんかもほとんど同じです。
イジメを受けていた方がテケテケと手を組んでイジメをしていた側を次々とぶっ殺していく復讐劇という形になっている。
そんなテケテケを操っていると勘違いする玲子を演じる仲村みうはなかなか良かったです。
演技はそこまで上手くはないが、地のキャラクターを生かしているのか、陰気な感じがしっかりと出ていました。
一応、名前が中島玲子で「な」を取れば「カシマレイコ」になる仕掛けだが、そこら辺は雑なのでお遊び程度だろうと思います。
今回のテケテケは利用されているようで利用しているせいで、前作ほど主張がなくて玲子に誘導されて殺して立ち去るシーンが多かった。
本作はあくまで仲村みうを楽しむ作品であり、あとはテケテケによる斬殺を少しだけ楽しむような感じの作品でもありました。