TATARIタタリ/呪いの館 RE-2730

作品紹介

公開年月  2007/11/02
ジャンル  ホラー/サスペンス
原作  なし
監督  ヴィクター・ガルシア
脚本  ウィリアム・マッサ
製作  ロイー・シャロン、エリック・オルセン、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

サラは呪われたバナカット精神病院から生き残った生存者だったが、殺人を幽霊が行っていた事を誰も信じなかった。
その後、サラは謎の自殺を遂げると、妹であるアリエルが死の理由を突き止めようとする。
バナカット医師の日記から呪われた館の手がかりをたどるが、それは同時にトレジャーハンターの標的になってしまうのだった。

登場人物&出演者

アリエル(演:アマンダ・リゲッティ)
主人公。有名雑誌社の編集長。発行部数を伸ばす為に彼氏を作らず懸命にやっている。
アマンダ・リゲッティは代表作に『13日の金曜日/2009年版』、『ギルティ/狂った衝動』などがあります。
ポールの仕事場に行っている時に姉の訃報を知らされ、落ち込むもなんとか励まされる。
姉の自殺現場に行くと、そこで彼女の幻影を見て誰かに殺されたと分かって頭を悩ませる。
バフォメット像を欲しがるデズモンドに連れ出され、館に入って幽霊たちに狙われる。
最後はバフォメット像を下水道から外に出し、50年ぶりに館を解放してポールと脱出した。

ポール(演:トム・ライリー)
有名雑誌社のプロカメラマン。恋人を作らないアリエルとは社員以上の関係性を持つ。
トム・ライリーは代表作に『カウントダウン9.11』、『マッド・ドライヴ』などがあります。
姉の自殺を聞いて落ち込んでいたアリエルを励まし、自宅に送るがデズモンドたちに遭遇。
そのままバナカット精神病院に連れ出されるが、デズモンドの部下とともに外で待機する。
結局、館に入って飛び出したアリエルとすれ違いになって、彼女が戻る理由になった。
最後は火葬された患者の幽霊に囲まれるが、アリエルの活躍で館を脱出する事に成功した。

ミシェル(演:セリナ・ヴィンセント)
ハマー教授の講義を受けていた女子大生。なんとか単位を取ろうと女の武器を使っていた。
セリナ・ヴィンセントは代表作に『キャビン・フィーバー』、『カンバセーションズ』などがあります。
実はデズモンドの手先でハマー教授の情報をすべて彼に流していた真性のビッチであった。
バフォメット像で大儲けして南国のビーチで日焼けを希望するとハマー教授に宣言する。
幽霊をまったく信じないデズモンドとは違い、状況を理解するも逆に疑われてしまう。
最後は突然疑って銃を突き付けたデズモンドから逃げるが、バナカットの幽霊に殺された。

カイル(演:アンドリュー・リー・ポッツ)
ハマー教授の助手。大々的に講義をしているハマー教授の話しを演出する技術屋でもある。
アンドリュー・リー・ポッツは代表作に『ニュー・イヤーズ・デイ/約束の日』、『ハングリー・アタック』などがあります。
バナカット精神病院を自力で見つけたハマー教授とミシェルを連れてバフォメット像を探す。
結局はアリエルを連れて来たデズモンドたちと遭遇し、目的の像を探す手伝いを強制される。
広い館を探していると幽霊によってデズモンドの部下がバラバラにされ、悲鳴を上げた。
最後は水に落ちてアリエルに助けられ、幽霊に襲われた彼女を庇って結局は殺された。

ハマー(演:スティーヴン・ペイシー)
考古学と中世史を教えている大学教授。何年にも渡ってバフォメット像を探している。
スティーヴン・ペイシーは代表作に『Julius Caesar』、『Boy A』などがあります。
アリエルに協力を申し込むも断れてしまうが、それでもなんとか自力で精神病院を探した。
教え子のミシェルの裏切りに遭い、元教え子のデズモンドに像の探索を乗っ取られる。
アリエルたちと協力して館を縛るバフォメット像の破壊をするが、その誘惑に支配される。
最後は誘惑を断ち切るが、現れたバナカットの幽霊に呆気なく殺されてしまう。

デズモンド(演:エリク・パラディーノ)
ハマー教授の元教え子。依頼主からバフォメット像の探索を500万ドルで引き受けている。
エリク・パラディーノは代表作に『ホテルゾンビ』、『[リミット]』などがあります。
恋人であるミシェルをハマー教授とくっつけ、そこから情報を得て館の場所を探り当てる。
アリエルの姉を自殺に見せかけて、日記を奪おうとするも結局は失敗して彼女の元に。
当初から幽霊を信じないとして異常な現象が起きても認めず、ミシェルすらも疑っていた。
最後はバフォメット像を手にするが、火葬された幽霊たちに火葬炉に閉じ込められ焼死した。

バナカット(演:ジェフリー・コムズ)
バナカット精神病院の院長。人格者で優秀な医師として知られ、ノーベル賞候補だった男。
ジェフリー・コムズは代表作に『ZOMBIO/死霊のしたたり』、『さまよう魂たち』がある。
バフォメット像によって館が呪われてしまい、その影響で突然として患者を殺し始めた。
館に侵入する者を逃さない装置を作り出し、バフォメット像の力によって次々と殺していく。
デズモンドから逃げたミシェルを浮遊した冷蔵庫で殺し、ハマー教授を自らの手で殺した。
最後はバフォメット像を館の外に出され、解放された患者たちに囲まれて消滅した。

感想

個人的な評価

本作はウィリアム・キャッスル監督の『地獄へつゞく部屋』のリメイクした作品の続編となっています。
つまり、本作は完全なるオリジナルとなっているが、前作との繋がりはしっかりあります。
ダーク・キャッスル・エンターテイメントが始めた作品という事で、続編となる本作はしっかりと力を入れています。
前作では不気味な何かが自分たちを襲っていて、それを「ダークネス」として黒いモヤのようなモノとなっていました。
あまり怖くなかった作品でしたが、なぜか本作ではまったく違うテイストになっている。
前作の共通となる人物や設定があるけど、その恐怖の根源が「ダークネス」から「バフォメット像」にすり替わっていました。
自分としてはかなり違和感があって、そこに本作の悪役がバナカットというところもあまり納得できないです。
バナカットは前作に登場しているけど、本作ほど行動的じゃなかったように記憶している。
だから本作でハッキリと人を殺しているところも、なんだか違うような印象を持った。
結局、そのバナカットもバフォメット像による力で囚われているだけの被害者というオチも微妙な感じでした。
やはり、前作の黒いモヤが不気味に人間の肉体を乗っ取ろうとする感じの方が良かった。
ただ、本作は気合いを入れているのか、スプラッターのシーンにはかなり頑張っていました。
内臓を引き抜いたり、体をバラバラにしたり、生きている状態で脳ミソを剥ぎ取ったり、冷蔵庫で頭を潰したりと。
そこはエログロ大好きなダーク・キャッスル・エンターテイメントの得意分野でした。
前作と同じくまったく怖くないが、製作陣が登場人物たちの殺し方について楽しんでいる感じが伝わる作品でした。