ミニオンズ RE-2141

作品紹介

公開年月  2015/07/10
ジャンル  アドベンチャー
原作  『怪盗グルー・シリーズ』(スピンオフ)
監督  ピエール・コフィン、カイル・バルダ
脚本  ブライアン・リンチ
製作  クリス・メレダンドリ、ジェネット・ヒーリー
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

人類が誕生する遙か以前から存在していたミニオンズは、その生き甲斐は最強最悪のボスに仕える事。
これまでにも様々な時代で様々な歴史的悪党たちに仕えてきたが、全員長続きしなかった。
ついに仕えるボスがいなくなった彼らはすっかりとやる気をなくしていたが、そこにケビンは新たなボスを探す旅へ出る。
こうしてケビン、スチュアート、ボブの三体は初めてのニューヨークへやって来る。
折りしもオーランドでは大悪党大会が開催されようとし、彼は理想的なボス候補、世界にその名を轟かすスカーレット・オーバーキルに出会うのだった。

登場人物&出演者

ミニオン・ケビン(声:ピエール・コフィン/吹替:多田野曜平)
ミニオン・スチュワート(声:ピエール・コフィン/吹替:青山穣)
ミニオン・ボブ(声:ピエール・コフィン/吹替:佐藤せつじ)
スカーレット・オーバーキル(声:サンドラ・ブロック/吹替:天海祐希)
ハーブ・オーバーキル(声:ジョン・ハム/吹替:宮野真守)
エリザベス女王(声:ジェニファー・ソーンダース/吹替:雨蘭咲木子)

感想

個人的な評価

本作では主人公となるのはタイトルにもなっているミニオンズであろう。
特にボスを探しに行くケビン、スチュアート、ボブの三体による活躍がすべてです。
ケビンは新しいボスを探しに行くという行動的なミニオンズで、背が高く目が二つで旅する三体のリーダー的存在。
スチュアートはよく状況が分からず旅に参加し、背は標準で目は一つでバナナが大好物。
ボブは最初に旅へ名乗り挙げ、背は小さく目が二つ、クマのぬいぐるみ・ティムはいつも持っている。
この三体は新たなボスを探す為に大悪党大会へ行くのだが、彼らが来るところには必ず騒動が起きます。
今回の騒動だってミニオンズたちが発端となり、彼らが解決するという身から出たサビ、自分で種を蒔いた始末をしただけです。
それでもミニオンズたちは悪党に従うが、彼ら自体はとても優しく、献身的にボスを手伝う素晴らしい助手でもあります。
ケビンたちが出会う事になる女悪党のスカーレット・オーバーキルの声にはサンドラ・ブロック、吹替には天海祐希が務めています。
大概のタレント吹替は知名度だけを利用して実力を伴わないが、天海祐希の吹替は上手かったです。
スカーレットの感情に合わせて声のトーンを変える点など、珍しく知名度と実力が伯仲した起用に満足しています。
アニメーション映画はピクサーやドリームワークスが独占状態だが、本作は新たなアニメーション製作会社として名乗り挙げています。
子供でも安心して楽しめるだけじゃなく、ミニオンズたちの言葉は独自であり、万国で観られるのも大きいでしょう。
内容は単純ながらミニオンズが住む世界は現実とリンクしているけどファンタジー要素がある点としてもバランスが取れている。
やはり、本作は元ネタとなった作品を観ると違った感想を持ちますが、今回はシリーズ初の作品なので個人的には悪くなかったです。