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デス・キャンプ/屍獣の宴 RE-2748

デス・キャンプ/屍獣の宴 RE-2748

作品紹介

公開年月  2012/01/07
ジャンル  ホラー/コメディ
原作  なし
監督  ブラッドリー・スコット・サリヴァン
脚本  ブラッドリー・スコット・サリヴァン
製作  キム・ウォートリップ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

自分の娘が惨殺された場所を寄贈したいという山林の所有者。
その呼びかけに応じた六人の若者たちがキャンプ場整備のボランティアにやって来る。
何もかもが噛み合わない彼らがキャンプを始めると、惨劇の連鎖が始まるのだった。

登場人物&出演者

ダニー(演:カート・コール)
主人公。キャンプ場整備に来たボランティアの一人。ヘッドホンが体の一部になっている。
カート・コールは代表作に『Mia’s Father』、『Dawn of the Crescent Moon』があります。
友人と作家を目指していたが、行方不明となってしまい、探す手立てがなく途方に暮れる。
志望動機は友人は死んでいて、更に家族も気づいたら死んで、現実逃避の為に来ていた。
ミランダがケガした事でソフィアが離れている間、隊長に任命されるもジュリーが死亡する。
最後はクリスを殺し、保安官に呼び止められるも難を逃れ、ミランダに撥ねられて死亡。

ソフィア(演:エミー・ロビン)
キャンプ場整備に来たボランティアの一人。運転手を兼ねてリーダー役を務めている。
エミー・ロビンは代表作に『マチェーテ・キルズ』、『シン・シティ:復讐の女神』がある。
ボランティアの隊長で責任感を持っていて、メンバーをまとめようと仕切っている。
一人で過ごし寝ようとした時、やって来たダニーの話を聞いて同情してセックスを始める。
途中でミランダのケガを知って車に乗せ、ダニーを代理の隊長にして近くの病院まで行った。
最後は戻って来るが、クリスを見て恐怖を抱き警察に電話しようとして殺されてしまう。

ミランダ(演:マディ・ゴフ)
キャンプ場整備に来たボランティアの一人。ソフィアをサポートしてルールを守る堅物。
マディ・ゴフは代表作に『Snatch ‘n’ Grab』、『Backwards』などがあります。
イェール大学の政治学科を首席で卒業し、政界を目指していて今回は良い経験だと考える。
飲み会を始めるクリスたちを告げ口するも、何もしないソフィアに落胆して酒を飲む。
なぜかクリスを誘惑していたら、左目に枝が刺さってしまい病院へ運ばれる事になった。
最後は目の治療して戻ってくるが、ダニーを轢き殺して混乱すると、反対の右目を失った。

クリス(演:ニコ・レッド・スター)
キャンプ場整備に来たボランティアの一人。退屈なボランティアに場違いのパリピ野郎。
ニコ・レッド・スターは代表作に『The Why』、『Novella』などがあります。
目的はタダでやらせてくれる女、タダ飯、タダで住めるという下心満載の動機でやって来た。
実は前科持ちで今回のボランティアは一年間の奉仕活動と引き換えに仮釈放されている。
ジュリーの事故死に続いてスティーヴが自殺して、二人の死体を埋めて証拠隠滅を考える。
最後はソフィアを殺してダニーも殺そうとするが、反撃に遭って逆に殺されてしまう。

スティーヴ(演:ジェレミー・ヴァンダーマウス)
キャンプ場整備に来たボランティアの一人。休憩場に着くとアナという恋人に電話していた。
ジェレミー・ヴァンダーマウスは本作が長編映画デビュー作となります。
高校を卒業したばかりで、父親の稼業である配管用品の店を継ぐつもりでいる。
元から人助けが好きで小さい頃からやっていて、今回のボランティアに期待していた。
ミランダのケガでダニーに仕事を割り振られるが、ジュリーを結果的に殺してしまい病む。
最後はジュリーの亡霊が見えるようになって、耐えられずダニーたちの前で首吊り自殺した。

ジュリー(演:インディアナ・アダムス)
キャンプ場整備に来たボランティアの一人。除名される事を恐れるがクリスに煽てられる。
インディアナ・アダムスは代表作に『Straight to the Bone』などがあります。
志望動機は家から離れたいという理由だけで深くは語らずに話しを回してしまう。
すでにクリスとは肉体関係を結んでいて仲良しになるが、酒を飲んだミランダに対抗する。
ダニーが隊長代理となって仕事をやるべく、スティーヴと組んで気を切り崩す事になる。
最後はチェーンソーで遊んでいた拍子に顔面にめり込み、スティーヴがトドメを刺して死亡。

感想

個人的な評価

本作は『コミックガンマスクリーム』という麻雀雑誌に付録として付いていた作品。
こういう形態は初めてですが、ちゃんとレンタル店やネットで借りる事ができました。
なぜかジャンルがホラーとコメディにカテゴライズされていたので、いろんな意味で期待をしました。
結果として、始まった瞬間から低予算だと分かる安っぽい映像でしたが、出ている女優のレベルはそれなりに高いです。
キャンプ場のボランティアのバカ者(若者)というと、どうしても『13日の金曜日』を思い出すが、あまり外れていない印象でした。
ただ、本作には殺人鬼は登場せず、なぜか登場人物たちは自滅していくというコミカルな要素が含まれていました。
一応の設定では土地の持ち主の娘が殺されたというのがあって、多分だが、キャンプ場が死を呼び込む感じになっています。
その為、ハメを外したバカ者(若者)たちが意味のよく分からないケガや死を迎えていく。
失明するところから始まるが、そもそも突飛すぎる展開に呆気に取られるような感じ。
そこから明らかに死にそうな言動の伏線を敷いて、予想通りに死んでいく展開はもはやワザとやっているように思えた。
どうやら本作は「サム・ライミが『死霊のはらわた』を発表して以来の衝撃ホラー映画」という宣伝だが、これすらコメディに思えます。
怖さはほとんどなく、グロテスクな描写も控え目だし、おっぱいだって一瞬だけでサービスはあまりよくありません。
そんな微妙な作品でありながらも、冒頭の不可解な状況がラストからの回想というところはちょっとだけ面白かったです。
全体的に安っぽい設定、ありきたりなストーリー、控え目なサービスから言って、好事家以外はあまり楽しめない作品でした。


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