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カウントダウン・トゥ・デス RE-2465

カウントダウン・トゥ・デス RE-2465

作品紹介

公開年月  2016/04/06
ジャンル  アクション/サスペンス
原作  なし
監督  ジョン・ストックウェル
脚本  マイケル・フィンチ、リチャード・ウェンク
製作  マイケル・ルイジ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

シアトル市警の刑事レイは過激な捜査が問題となり、調査官ジュリアの内務調査を受ける事になる。
ある日、少年の体に爆弾が巻き付けられた脅迫動画がネットに投稿され、爆発は7時間後。
身代金200万ドルの受け渡し役に指名されたレイは、停職中ながらジュリアとともに捜査へ乗り出すのだった。

登場人物&出演者

レイ(演:ドルフ・ジグラー)
主人公。シアトル市警の刑事。型破りなやり方で捜査を強引に進める問題児。
ドルフ・ジグラーはWWEの現役プロレスラーで、団体関連の映画に多く出演しています。
行きすぎたやり方に内務調査機関が動き、有給の停職処分を科せられてしまう。
そのせいで刑事として活動できないが、やっている事は完全に捜査でした。
しかも、彼を監視するはずのジュリアと一緒に事件を解決するという主人公補正。

ジュリア(演:キャサリン・イザベル)
ヒロイン。内務調査官。メチャクチャなレイを監視する名目で配属される。
キャサリン・イザベルは代表作に『フレディ vs ジェイソン』、『ウルフマン』シリーズなどがあります。
最初はマニュアルに忠実で段階を踏んで捜査するも中盤から手続きをしなくなる。
タイムリミットが迫る中で、レイのような雑な捜査になっていてしまう。
もはや、内務調査官という設定を完全に忘れ、レイの相棒として動くだけになった。

スタン(演:ケイン)
レイのボス。どう見ても警察官というよりはボディビルダーにしか見えない体格。
ケインは代表作に『シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ』などがあります。
レイを片手で持ち上げるほどの怪力であり、意外にも射撃の腕も悪くない。
勝手に捜査を進めるレイがロシアと手を組んでいると勘違いする失態を犯す。

ケンドリックス(演:ジョシュ・ブラッカー)
レイの相棒。冒頭の潜入捜査ですぐに刑事とバレてしまい、ごまかす為にレイに撃たれる。
ジョシュ・ブラッカーは代表作に『エリジウム』、『ネバー・サレンダー/肉弾烈戦』などがあります。
撃たれた事をずっと根に持ち、レイがロシアと手を組んでいると思って拘束する。
何かとレイに殴られる役であって、最後にも思い切りパンチを顔面に食らう役でした。

ニコライ(演:アレクサンダー・カルギン)
ロシアン・マフィア。表では船を造っているが、裏では大量の武器を裁いている。
アレクサンダー・カルギンは代表作に『エクスカリバーⅡ/伝説の聖杯』、『ボクらのママに近づくな!2』などがあります。
ケンドリックスの下手な芝居を見破るが、レイの上手いフォローで簡単に騙される。
更に少年を助けようとするレイに再び脅されるなど、かなり不運な運命をたどる。

ウラジスラフ・パベル(演:アラン・オ・シルヴァ)
7歳の少年に爆弾を巻き付け、200万11ドル112ドル35セントを要求する。
アラン・オ・シルヴァは代表作に『アナコンダ3』、『ラスト・リベンジ』などがあります。
冒頭でレイが逮捕したニコライの手下に兄がいて、ロシアに送還されて絞首刑になった。
兄弟愛と逆恨みで少年を使ってレイを追い込むも、呆気なく前半で殺されてしまう。

感想

個人的な評価

WWEの映画製作部門が作ったアクション映画。
当然ながら、主人公のレイはWWE所属のプロレスラー、ドルフ・ジグラーが務める。
ドルフ・ジグラーはWWEでトップスターで、現在でもリングに上がっています。
WWE出身の俳優と言えば、ドウェイン・ジョンソン、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン、デビッド・バウティスタなどがいます。
全員がリングから降りて本格的に俳優として活躍し、今では多くの作品に出演している。
ドルフ・ジグラーはまだ現役であるが、本作の演技はなかなか良かったと思います。
やはり、WWE出身のプロレスラーは基本的に演技力があって、そこに見事な体格でアクション映画で説得力を与えてくれます。
しかしながら、本作は王道のアクションを取り入れている分、個性的な部分が少なかった。
見せ場が何度も行われる肉弾戦だが、アクション映画としては迫力不足は否めない。
80年代、90年代のアクション映画を彷彿とさせるも、肝心の派手な銃撃戦や爆破シーンがありません。
そのせいで全体的に地味な印象を受けてしまい、アクション映画として記憶に残らない。
真面目に作ってしまった分、尖った部分がほとんどなく、個性に欠ける作品となった。
どうせやるならば、もっとメチャクチャにして、強引に終わらせる方がインパクトがある。
本作は大人しくやってしまったので、なんだか物足りない感じになってしまいました。

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