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帝一の國 VD-170

帝一の國 VD-170

作品紹介

公開年月  2017/04/29
ジャンル  コメディ/青春
原作  古屋兎丸 『帝一の國』
監督  永井聡
脚本  いずみ吉紘
製作  小川晋一、市川南、ほか
製作国  日本
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

800人の天才エリート学生が通う超名門校の海帝高校、その生徒会長を務めた者は将来の内閣入りが確約されているという。
そんな海帝高校に入学した赤場帝一は総理大臣になる目標を持ち、必ず生徒会長にならなければならなかった。
2年後の生徒会長選挙で勝利するべく、強烈な個性を持つライバルたちと激しい学園権力闘争へと身を投じるのだった。

登場人物&出演者

【同学年】

赤場帝一(演:菅田将暉)
主人公。一年一組ルーム長。総理大臣になって日本を世界一の国にする事が夢である。
菅田将暉は近年の出演作に『火花』、『あゝ、荒野』などがあります。
小さい頃からピアノが得意だったが、軟弱だと父親に諭されて考えを改めるようになる。
なんとか総理大臣の座を掴んで自分の国を作ろうとして、生徒会長への道にしがみつく。
途中で夢が破れて落ち込んでしまうが、よく分からない美美子の説得で奮い立つ。
最後は大鷹弾との生徒会長選で一騎打ちになり、一票差で負けるも納得の上で次を目指す。

榊原光明(演:志尊淳)
一年一組副ルーム長。帝一の親友で女の子っぽい。手先が器用で盗聴器を作っている。
志尊淳は代表作に『疾風ロンド』、『覆面系ノイズ』などがあります。
常に帝一とともに行動し、まるでヒロインのような立ち振る舞いで彼をサポートする。
校旗掲揚の時に菊馬の罠にいち早く気づき、帝一にハンドサインで危険を知らせた。
美美子とは女の子同士のような友情を築く一方、帝一を取られている事に嫉妬している。
最後は生徒会長選で敗れた帝一が次なる目標を掲げると、それに付いていくと宣言した。

大鷹弾(演:竹内涼真)
一年六組ルーム長。明るく実直な好青年。バイトを掛け持ちして学費と生活費を稼ぐ苦学生。
竹内涼真は代表作に『イン・ザ・ヒーロー』、『青空エール』などがあります。
帝一に一目置かれてから、友人のような関係だと思って彼を自分の家に招き入れた。
当初は政治に対して興味を持たなかったが、賄賂で買収しようとした氷室に敵対心を持つ。
一度裏切った帝一に対しても寛大な心で森園派へ迎え入れ、彼が落ち込んだ時も励ました。
最後は生徒会長選に勝利し、就任式の際に帝一のピアノを聞きたいとお願いをした。

東郷菊馬(演:野村周平)
一年二組ルーム長。父は通産省事務次官。情報収集能力が高く、卑劣な策で相手を貶める。
野村周平は代表作に『ちはやふる』シリーズ、『ミュージアム』などがあります。
父親から帝一にだけは負けるなと強くプレッシャーを受け、どんな手段でも辞さない構え。
何かにつけて帝一を見下そうとするが、その度にタイミング良く邪魔が入ってしまう。
帝一の父親を使って選挙戦から脱落させようとするが、結局はしっぺ返しを食らう事に。
最後は生徒会長選では圧倒的な差を付けられ、勝たせようと票を入れるも逆に利用された。

【一学年上】

森園億人(演:千葉雄大)
二年六組ルーム長。冷静で理知的な性格だが、無類の負けず嫌い。人望が厚く慕う者が多い。
千葉雄大は代表作に『アオハライド』、『Mr.マックスマン』などがあります。
将棋が得意で何人も負かすほどの腕前を持ち、常に物事を第三者の立場から見ている。
海帝高校の生徒会を疑問視しており、それを根本的に変えようと本格的に動き出す。
当初は劣勢だったが、弾や帝一の活躍で形勢逆転させ、本来の人望も相まって生徒会長に。
最後は帝一と弾の生徒会長選で状況を見極め、成長した二人の姿を氷室とともに喜ぶ。

氷室ローランド(演:間宮祥太朗)
二年三組ルーム長。父はアメリカ自動車メーカー「ハリケーン・モーターズ」の日本支社長。
間宮祥太朗は代表作に『ライチ☆クラブ』、『トリガール!』などがあります。
時期生徒会長の第一候補として知られ、票を手に入れる為なら手段を一切選ばない。
当初は忠犬となった帝一を気に入っていたが、父親が彼の父親に苦渋をナメされて激怒する。
賄賂で票を買っていくが、帝一の意味不明な「マイムマイム事変」により形勢が変わる。
最後は生徒会長選に敗れて飛び降り自殺を図るも失敗し、駒との友情を確かめて再出発する。

駒光彦(演:鈴木勝大)
二年三組副ルーム長。氷室が唯一友人として対等な立場で接する人物。真面目で義理堅い。
鈴木勝大は代表作に『桜蘭高校ホスト部』、『セントウレコード/A-side』などがあります。
小さい頃にイジメを受けていたところを氷室に助けられ、それ以来の付き合いとなる。
氷室にとって絶対的に信頼できる親友だったが、賄賂に走った行為を許せなくなっていく。
生徒会長選では氷室を裏切って森園に票を入れると、激昂した彼に顔を殴られてしまう。
最後は飛び降り自殺を図った氷室との友情を確かめ合うと、一緒に病院へと付き添った。

【二学年上】

堂山圭吾(演:木村了)
海帝高校の現生徒会長。品行方正で真面目ながら威厳を持つ性格。また強い精神力を持つ。
木村了は代表作に『ムーンライト・ジェリーフィッシュ』、『ヒートアイランド』がある。
氷室が忠犬になったおかげで生徒会長になり、その恩を返してもらおうと思われていた。
しかし、弾の白紙投票で森園と氷室が同票になると、生徒会長選の指名を請け負った。
最後は恩がある氷室を有能としながら、今後は人望がすべてだと言い放ち森園を指名した。

【その他】

白鳥美美子(演:永野芽郁)
帝一の幼馴染みで交際している。お嬢様学校「花園高校」に通う。腕っ節が強くお転婆。
永野芽郁は代表作に『るろうに剣心』、『俺物語!!』などがあります。
スキャンダルを警戒する帝一とは一定の距離を保ち、いつもは糸電話で会話をしている。
帝一が自分の国を作ろうとする夢を応援するが、彼のピアノを聞きたいと何度も願う。
純粋に帝一のピアノだけを聞きたい為、彼が話す自分の国を作る夢についていけなくなる。
最後は落ち込んだ帝一を説得し、ケンカを仕掛けた菊馬にトドメのハイキックで助けた。

赤場謙介(演:吉田鋼太郎)
赤場帝一の父親。通産省官僚。海帝高校の卒業生で東郷の父に生徒会長選で一票差で敗れる。
吉田鋼太郎は代表作に『ヘルタースケルター』、『暗殺教室』などがあります。
息子の帝一を海帝高校で一番になる意味で、「帝一」の名前をつけて大きな期待をする。
ピアノを弾いていた帝一を「軟弱」だと決めつけ、そのせいで逃げ場を断たせる事に。
多大なプレッシャーをかけていた事は虚偽の罪でようやく理解し、帝一に謝罪をしていた。
最後は総理大臣に貸していた盗聴器で菊馬の悪巧みが明かになり、釈放される事になる。

感想

個人的な評価

本作は2010年創刊号から2011年秋号の『ジャンプSQ.19』で連載され、2012年3月号から『ジャンプスクエア』にて連載している同名漫画が原作です。
2017年5月号では事実上の完結編となる番外編が掲載され、舞台化もされています。
近年では映画業界が邦画に限らず低迷しているが、特定のジャンルだけは未だにヒット作を生み出しています。
海外ではアメコミを原作にした映画が大ヒットしているが、日本でも漫画を原作にした映画も多く製作されています。
しかしながら、海外と違って日本ではクソシステムである製作委員会方式を採用している為、原作となる漫画は消費されるだけです。
アメコミ原作映画の場合、ビジネスとして成立させると同時に原作への経緯を忘れず、より現代に合わせた脚色が成されています。
それに対して、製作委員会方式の邦画では最低限の儲けだけを出せば、作品自体の完成度などスポンサーに関係ありません。
そのおかげで漫画原作により邦画の実写映画化は、枕を並べて失敗している事が多いです。
本作についてだが、実写映画化するまで存在を知らなかった漫画なので、この作品から純粋に知る事となります。
鑑賞してすぐに本作は完全に漫画の世界観だと分かり、舞台化している意味も分かりました。
本作は実写映画化するのはいいけど、出演者たちは明らかに舞台のような演技でした。
現実的な部分はほとんど排除しており、まるで舞台を見ているような大げさな演技が飛び交っていました。
それに加え、海帝高校は男子高という事もあって、今の若手イケメン俳優たちが競演しているような感じでした。
完全に本作は女性をターゲットにした作品で、個人的には少し気持ち悪いと感じました。
男同士の友情を超えた親密な関係は一部の女性に大受けするだろうが、自分にとっては気持ち悪いだけの絵でしたが。
特に文化祭で主要人物たちが見せた和太鼓の演奏で、フンドシ姿になる点は、完全に女性たちの為に用意されたシーンとしか思えなかった。
ストーリーに関してはツッコミどころ満載だが、その中でも「マイムマイム事変」の強引すぎる理論に思わずツッコミを入れました。
何より本作にずっと持っていた違和感として、結局登場人物たちは自分のワガママを実現する為に政治家を目指しているという点です。
政治家というのは国民の声を代弁する者であって、決して自分の利益だけの為にやるような仕事ではないはずです。
それなのに、本作は完全なる自己満足の為にしかやっておらず、その主人公であるはずの国民という言葉が一度も出てこない。
所詮は漫画原作と言ってしまえばそこまでだが、政治の基本的な部分を無視した本作のなんちゃって政治はずっと違和感しかなかったです。
本作は女性をターゲットにした映画であり、実写映画よりも舞台で実際に間近で鑑賞した方が面白い作品だと思いました。

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