ドラゴンクエスト/ユア・ストーリー RE-3263

作品紹介

公開年月  2019/08/02
ジャンル  アドベンチャー/アクション
原作  堀井雄二 『ドラゴンクエストⅤ/天空の花嫁』(モチーフ)
監督  山崎貴
脚本  山崎貴
製作  藤村直人、依田謙一、ほか
製作国  日本
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

魔物たちに連れ去られた母を取り戻す為、父パパスと旅する少年リュカだが、卑劣な罠でパパスは命を落としてしまう。
10年後、故郷に戻ったリュカは未だ行方不明の母を救うべく、再び冒険へ旅立った。
サラボナの町でリュカは幼馴染みのビアンカと大富豪のフローラと出会い、二人を巡る運命の選択を経て魔物たちの壮絶な戦いを繰り広げるのだった。

登場人物&出演者

リュカ(声:佐藤健)
主人公。世界一の戦士であるパパスの息子として、世界中を旅しながら魔物を倒していた。
佐藤健は近年の出演作に『ひとよ』、『サムライマラソン』などがあります。
ゲマにパパスが倒され、ヘンリーとともに10年かも奴隷として働くも脱出して故郷へ帰る。
父親の言葉を気にかけて、母親を探す旅の中でビアンカと再会して結婚して子供を授かる。
ゲマに敗れて8年間も石化するが、成長した息子に助けられ、ビアンカと母親を助けに行く。
最後はウイルスが世界を崩壊させるが、スラりんの力で退治し、ハッピーエンドとなる。

ビアンカ(声:有村架純)
ヒロイン。リュカとは幼馴染みで気が強い。常にリュカを助け、彼が最も信頼する相棒。
有村架純は近年の出演作に『るろうに剣心/最終章』、『駅までの道をおしえて』がある。
10年ぶりに奴隷から解放され旅していたリュカと再会し、協力して一緒にブオーンを倒した。
見事にブオーンを倒したリュカを祝福し、フローラとの結婚を喜ぶも実際は悲しんでいた。
リュカと結婚して子供を授かるが、ゲマに天空人だと見抜かれるも協力せず石化される。

アルス(声:内川蓮生)
リュカとビアンカの間に生まれた一人息子。両親が天空人の末裔で自身もその血筋を持つ。
内川蓮生は代表作に『ぶどうのなみだ』、『まく子』などがあります。
ゲマに襲撃されて両親が石化してしまうと、サンチョに育てられて立派な戦士となる。
両親の石化を解く杖を手に入れ、リュカから渡された天空の剣を使う事ができる。
ビアンカと再会を果たして、今度は祖母であるマーサを助ける為に最終決戦に挑んだ。
最後は復活するミルドラースを阻止するべく、天空の剣を投げて封印しようとした。

サンチョ(声:ケンドーコバヤシ)
パパスの召使い。長らくパパスに従っていたが、ゲマに倒されると形見となる剣を回収する。
ケンドーコバヤシは代表作に『パッチギ!』、『ヤッターマン』などがあります。
誰にいないパパスの家に帰ってきたリュカと再会を果たし、父親の剣を手渡していた。
リュカとビアンカの結婚に喜んだ一人で、二人の間に子供のアルスができると喜んでいた。
一人ぼっちになったアルスを立派な戦士に育て、リュカとビアンカたちとの再会に喜んだ。
最後は世界を救ったリュカを勇者と認め、懐かしい故郷の出迎えを高らかに宣言していた。

スラりん(声:山寺宏一)
奴隷生活から逃げて、天空の勇者を探す旅に出たリュカが最初に出会って仲間となった魔物。
山寺宏一は近年の出演作に『銀魂』、『ゆめはるか』などがあります。
何があってもリュカと傍で旅をしていたが、戦闘ではあまり目立った活躍をしていない。
その後に仲間となったゲレゲレと常に行動し、コンビとして様々な魔物と戦っていく。
最終決戦ではみんなが魔物と戦う中で目立たず、リュカとゲマが戦う直前に姿を消した。
最後はその正体がアンチウイルスだと説明し、世界を崩壊させるウイルスを倒す剣となった。

プサン/マスタードラゴン(声:安田顕)
ゲマの居城がある城下町で雑貨屋を営む老人。脱獄する人間を匿って島からの脱出を手伝う。
安田顕は近年の出演作に『影裏』、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』などがあります。
脱獄してきたリュカとヘンリーを匿っていて、それまでの状況を事細かく聞き出していた。
石化状態から元に戻ったリュカが訪れ、自身の正体がマスタードラゴンだと知られる。
ドラゴンオーブを妖精の力で取り戻して、リュカたちをゲマのところまで運んでいった。
最後は強大な力のゲマに撃ち落とされるが、戦いが終わってから勝利を一緒に喜んでいた。

フローラ(声:波瑠)
大富豪ルドマンの娘。街を支配していたブオーンを倒したら者の嫁になるという。
波瑠は代表作に『マリア様がみてる』、『流れ星が消えないうちに』などがあります。
リュカとは幼馴染みで一緒に遊んでいたが、ゲマの奴隷になった事を知らずにいた。
再会を果たしてブオーンを倒す事になったリュカに期待し、彼との結婚なら納得する。
最後はリュカがビアンカと結婚するべきだと考え、老婆の姿に化けて彼を導いた。

ヘンリー(声:坂口健太郎)
ラインバック王国の王子。国王に呼び出されたパパスに同行したリュカを子分していた。
坂口健太郎は代表作に『ヒロイン失格』、『64/ロクヨン前編後編』などがあります。
ふざけていたところでゲマの部下に捕まり、助けに来たリュカとともに人質となった。
その後、10年に渡ってリュカとゲマの奴隷として働くが、機転を利かせて脱出した。
ラインバック王国に帰還すると、別の道を歩むリュカが助けを求める時に駆けつけると約束。
最後はゲマとの最終決戦で兵士たちと救援に来て、見事にリュカたちと勝利を収めた。

パパス(声:山田孝之)
リュカの父親。世界一の戦士。名前を聞けば誰でも知る人物で多くの人に尊敬されている。
山田孝之は近年の出演作に『ハード・コア』、『50回目のファーストキス』などがあります。
リュカとは世界を旅しながら多くの魔物を倒していて、その名前は国王にまで知られている。
ラインハット王国に呼ばれるが、ヘンリー王子がリュカと魔物にさらわれて助けに向かう。
ゲマがリュカを人質に取られたせいで抵抗できず、マトモに攻撃を食らって瀕死状態になる。
最後は駆けつけたリュカに母親の事を話し、彼に後事を頼んでそのまま力尽きてしまう。

ルドマン(声:松尾スズキ)
フローラの父親で大富豪。復活したブオーンによって街を長年支配されてしまう。
松尾スズキは近年の出演作に『108/海馬五郎の復讐と冒険』、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などがあります。
ブオーンを倒した者に娘のフローラを結婚させると約束し、何人もやって来るも誰も帰らず。
リュカがやって来てブオーンを倒すと話し、パパスの息子という事で多大な期待を寄せる。
見事にリュカがブオーンを屈服させると、フローラとの結婚を当然のように喜んでいた。
最後はフローラとの結婚を破棄したリュカに怒るが、勇者を見つけられるとして剣を託した。

ブオーン(声:古田新太)
ルドマンの街を支配していた巨大な魔物。ルドマンが持っていた天空の剣も奪ってしまう。
古田新太は近年の出演作に『一度死んでみた』、『阿修羅少女/BLOOD-C異聞』があります。
フローラと結婚する為に多くの戦士に戦いを挑まれるが、手応えがなくて全員返り討ちに。
リュカやビアンカたちがやって来ると、いつものように蹴散らそうとするも苦戦していた。
連携プレイの前に倒されてしまい、リュカの特別な力によって屈服されて仲間となった。
最後はゲマとの決戦にヘンリーや兵士を乗せた船で救援し、リュカたちの窮地を助けた。

マーサ(声:賀来千香子)
パパスの妻でリュカの母親。小さい頃にゲマによって誘拐され、自らを封印していた。
賀来千香子は代表作に『刑事物語5/やまぎこの詩』、『一粒の麦/荻野吟子の生涯』がある。
その正体は天空人であり、封印されたミルドラースを復活させる呪文を唯一知っている。
同じ天空人だと発覚したビアンカと会話するが、呪文の事を話さず心を閉ざしてしまう。
ゲマの居城に乗り込んできたリュカと再会を果たすが、ひと目見て満足して命が尽きた。
最後は遺体をゲマが回収されると、そこから情報を得て、ミルドラースの呪文を唱えた。

ゲマ(声:吉田鋼太郎)
大魔王ミルドラースを蘇らせようとする魔物。強大な魔力と狡猾な策略で敵を倒していく。
吉田鋼太郎は代表作に『ワイルド7』、『帝一の國』などがあります。
ヘンリー王子をさらうと、リュカまで人質にしてパパスを見事に倒す事に成功する。
マーサを捕らえてミルドラースを蘇らせようとするが、呪文が聞けずに長年苦戦していた。
ミルドラースから流れる力で強くなっていき、乗り込んできたリュカたちを圧倒する。
最後は体が崩壊する前に呪文をマーサから聞き出し、念願だったミルドラースを復活させた。

感想

個人的な評価

本作は『ドラゴンクエスト』シリーズとして初の3DCGアニメ映画となります。
ベースとなるのは『ドラゴンクエストⅤ/天空の花嫁』となります。
シリーズの中でも最高傑作だと言われているゲームですが、残念ながら個人的に『ドラクエ』シリーズは「Ⅶ」「Ⅺ」しかやっていません。
よく『ドラクエ』の話題になると、ゲームの話しでビアンカとフローラのどちらを嫁にするか議論が交わされます。
残念ながらその議論についてよく分からないが、本作によってようやく知る事になりました。
最新作である「Ⅺ」だとキャラクターたちが3Dで描かれるが、本作ではアニメーションになって生き生きと動く様子は良かったです。
最初は独特な動きに戸惑ったが、次第に慣れていくが、同時に声優たちが軒並み有名タレントだから違和感しかなかった。
それを除けば、生粋の「ドラクエ」ファンじゃない上にゲームもやっていないので、純粋に一本の映画として楽しむ事ができました。
物語の中で主人公はフローラと結婚をせずビアンカと結婚して子供を授かっているので、フローラ派の人にとっては不満だったのだろうと思います。
しかし、個人的にはビアンカの方がいいと感じたし、本作では必然性についても納得できる展開だったと思います。
それでリュカとビアンカの息子が登場して両親を石化から助ける場面、天空の剣を解放させる場面もなかなか良かったです。
本作に関して、ずっとサブタイトルにある「ユア・ストーリー」が気になっていたが、ラストの方が理解できました。
どうやら本作を鑑賞した多くの人からラストのオチについて酷評しているが、それは本作を「ドラゴンクエストⅤ」の映画化だと期待したからだろう。
ですが、サブタイトルの意味合いからすれば、酷評するような展開ではないし、ちゃんとそれに沿ったオチだったから個人的には納得できました。
ゲームの方をやっていない事もあるだろうけど、あくまで本作はゲームの世界を楽しんできた世代に向けた熱いメッセージだと感じました。
それにしても、どこでもオチについての酷評が散見されるが、これは漫画やアニメを実写映画化した作品たちにも回すべき正当な訴えだと思います。
少なくても個人的に製作側の意図が伝わって、何を伝えようとしてたのか理解できたが、世の中にはもっとレイプされている作品がある事を強く主張したいです。