作品紹介
公開年月 | 199011/23 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | スティーヴン・ホプキンス |
脚本 | ジム・トーマス、ジョン・C・トーマス |
製作 | ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルバー、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 購入DVD |
あらすじ
麻薬組織のアジトに突入したハリガン警部補たちは、そこで血の海と化した現場を目撃する。
その後、次々と組織の大物たちが正体不明の敵に惨殺され、捜査を続けるハリガン警部補たちは残忍なやり方に戸惑っていた。
そこに連邦麻薬連邦調査局のキースがやって来ると、独自の調査から相手が人間ではないと判明して、捕獲しようとするのだった。
登場人物&出演者
主人公。ロサンゼルス市警のベテラン刑事。
ダニー・グローヴァーは近年の出演作に『ドリームガールズ』、『
SWATがブードゥー団と交戦していると知って、
ブードゥー団が虐殺された現場へ勝手に入って、
更に若手のジェリーも殺されると、一人で追うが、
最後はプレデターの武器を奪って反撃して倒し、
・ダニー・アーチュリータ(演:ルーベン・ブラデス)
ロサンゼルス市警の刑事。ハリガンから絶大な信頼を持つ。
ルーベン・ブラデスは代表作に『デビル』、『レジェンド・オブ・
コロンビアでの銃撃戦で遅れて来たハリガンに状況を説明し、
銃撃戦が終わって現場の凄惨さをハリガンに説明し、
ブードゥー団が全滅したコロンビアのボスの部屋では、
最後は時間を置いて武器を取ろうとするが、
・レオナ・キャントレル(演:マリア・コンチータ・アロンゾ)
ロサンゼルス市警の女性刑事。男勝りな性格で、
マリア・コンチータ・アロンゾは代表作に『
コロンビアでの銃撃戦ではダニーとともに応戦し、
新人のジェリーが熱心に口説こうとして話を聞いていたが、
地下鉄でプレデターに襲われると、ジェリーが殺されるが、
最後は刑事たちの中で殺されず、
・ジェリー・ランバート(演:ビル・パクストン)
ロサンゼルス市警の若手刑事。元ローン・レンジャーの出身。
ビル・パクストンは近年の出演作に『ヘイヴン/堕ちた学園』、『
当初は忙しいハリガンに気付かれなかったが、
キースを追っていくと、牛肉工場に出入りしていると分かって、
レオナとともにハリガンと牛肉工場で合流する為に地下鉄で移動し
最後はレオナたちを逃すべく、プレデターと戦うも殺され、
・ピーター・キース特別捜査官(演:ゲイリー・ビジー)
連邦麻薬連邦調査局から派遣された特別捜査チームのリーダー。
ゲイリー・ビジーは近年の出演作に『イラク/狼の谷』、『
殺しの現場を勝手に入っていくハリガンたちの行動に怒り、
仲間を殺されてプレデターを追いかけたハリガンを捕まえ、
プレデターが赤外線しか見えないと考えて、
最後は火傷を負いながらプレデターを捕獲しようとするが、
・プレデター(演:ケヴィン・ピーター・ホール)
「プレデター・ハンター」と呼ばれる人間を狩るエイリアン。
ケヴィン・ピーター・ホールは代表作に『ミラクル・エスパーズ』
銃撃戦を展開していたコロンビアの麻薬組織を襲撃し、
ダニーを殺してからターゲットを警察に変えるが、
キースに狙われて罠を仕掛けられるが、
最後はハリガンに武器を奪われ、
感想
個人的な評価
本作は大ヒットしたアーノルド・シュワルツェネッガーが主演した作品の続編となります。
前作ではジャングルを舞台にしていたが、今回は都会のジャングルとなっています。
アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した前作と違い、キャストを一新してプレデターだけが続投しています。
やはり、前作はシュワちゃんが主演したという事もあって大ヒットしています。
どうやら続編にもオファーをしたようですが、脚本に難色を示して企画が頓挫して製作は停止状態にありました。
一応、ダークホークコミックスという出版社から漫画化されており、続編である本作と似た内容で結果的に同じような展開になっている。
確かなシュワちゃんだとアクション映画の説得力があるし、プレデターとの対決でも納得ができるかもしれないだろう。
ですが、個人的には本作における都会ジャングルも魅力的な舞台設定だと思っています。
自然のジャングルと人工的なジャングルの違いでプレデターが人間を狩っていく展開の相性は抜群だと感じています。
主演は『リーサル・ウェポン』で「混乱」を担当する頼りないダニー・グローヴァーですが、本作ではタフなキャラクターでまったくの別人というのはとてもいいです。
更に「若手刑事」としてビル・パクストンがマシンガントーク全開で登場しているのも楽しい感じです。
前作と比べてキャラクターの個性が少なくなっていますが、その代わりとしてプレデターの武器が増えているのは素晴らしい。
何よりハンターである前に戦士だという設定を意識して、武器を持たない者、身篭っている女性を無差別に殺さない美学はプレデターのアイデンティティを確立させています。
これに関しては、後に「エイリアン」と対決した作品で強く影響を与えています。
やはり、本作もSFアクション映画として金字塔を建てた作品だと言えるだろう。