ジュラシック・サバイブ RE-2972

作品紹介

公開年月  2018/08/20
ジャンル  SF/アクション/パニック
原作  なし
監督  ジェームズ・コンデリック、ジョン・コンデリック
脚本  ジェームズ・コンデリック、ジョン・コンデリック
製作  ジェームズ・コンデリック、ジョン・コンデリック
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

地球外の新たな移住先を探して宇宙船ガリレオ号が地球を飛び立ち、目標の惑星への待機突入目前で墜落してしまう。
保安員のマーストンを含めた生存者はわずか5名だけとなり、生き残った彼らに惑星の先住者が襲いかかってくる。
墜落したガリレオ号に残されたシェルターを見つけて惑星の脱出を計画し、マーストンたちは荒れ果てた大地をさまようのだった。

登場人物&出演者

マーストン・シェイン(演:エリック・エリクソン)
主人公。ガリレオ号の保安員。空中浮遊する便利機械のパルを伴って生存者を探していた。
エリック・エリクソンは代表作に『スネーク・アウタ・コンプトン』、『Dam Sharks』などがあります。
元軍人で安全を確認して生存者を助け出し、武器になりそうなモノをパルで創作していた。
実は余命二ヶ月の末期ガンだと宣告されていて、最期に宇宙を見たくて宇宙船に乗っていた。
シャトルへ行く為の水を汲み行くが、そこでレッチの本性を知って腹を刺されてしまう。
最後はシャトルにゲイルを乗せると、残ったデイズとともに恐竜たちに立ち向かった。

デイズ・ファロン(演:マディソン・ウエスト)
ガリレオ号の二等飛行指揮官。資格試験に落ちてしまい、現在は停職中で状況が分からない。
マディソン・ウエストは代表作に『Bastard』、『Hornet』などがあります。
宇宙船が墜落してコードが首に巻き付いて苦しんでいたところでマーストンに助けられる。
なんとか生存者を助けようとするが見つからず、結局は死人しかおらずレッチと合流する。
脱出用のシャトルは一人用だと隠していたが、レッチの本性を知ってみんな知らせた。
最後はシャトルにゲイルを乗せると、残ったマーストンとともに恐竜たちに立ち向かった。

フリン(演:ジョナサン・ネイション)
ガリレオ号の囚人。墜落した宇宙船から無傷で生還し、隣で助けを求めるコリガンを無視。
ジョナサン・ネイションは代表作に『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』、『グリム・アベンジャーズ』などがあります。
デイズに言われてようやくコリガンの助けをするが、絶望的な状況を大声で皮肉っていた。
休んでいたところで恐竜に襲われるデイズだが、さすがに見殺しにはできず助けていた。
最期は善人として死にたいとマーストンに宣言し、彼が末期ガンに冒されていると察知する。
最後はシャトルを目指すが、デイズの代わりにケガをして二人の為に犠牲を引き受けた。

ゲイル・ザーン(演:タマラ・ステイヤー)
ガリレオ号の搭乗者。夫は墜落の際にケガを負って動けず助けを求めるが恐竜に食われた。
タマラ・ステイヤーは代表作に『Drug Addiction』、『スネーク・アウタ・コンプトン』などがあります。
墜落の時に無傷だったハリスと一緒にいて、後からやって来たマーストンたちと合流した。
実は妊娠三ヶ月で食われていた夫を見て悲しみ、恐竜に襲われるとハリスに見捨てられる。
レッチの案内で安全な彼の家に行くが、ストレスのせいで体調が悪くてずっと苦しんでいた。
最後はレッチに捕らわれるが、マーストンたちに助けられ、シャトルで惑星を脱出した。

マービン・ハリス(演:ドグ・バーチ)
ガリレオ号の搭乗者。宇宙船が墜落しても無傷であり、妊娠しているゲイルと一緒にいた。
ドグ・バーチは代表作に『リリィ、はちみつ色の秘密』、『SING/シング』などがあります。
後からやって来たマーストンたちと合流すると、囚人であるフリンを信用していなかった。
最後は恐竜に襲われるゲイルを見捨てて逃げ出すが、結局は取り囲まれて食い殺された。

コリガン(演:ライアン・バッズ)
ガリレオ号の乗組員。墜落した宇宙船の残骸に取り残され、重傷を負って助けを求めていた。
ライアン・バッズは代表作に『シャークネード』、『エアポート2014』などがあります。
近くに囚人のフィリンが無傷にいたが、助けてもらえずマーストンたちに救出される事に。
最後は休んでいるとところで恐竜が来て、抵抗もせず悲鳴だけを上げて喉を食い千切られた。

レッチ(演:フランキー・レイ)
過去に宇宙船が墜落して何年も一人で生きてきた。人と会話が久しくてカタコトな話し方。
フランキー・レイは代表作に『ガンンシャイ』、『Tonight She Comes』などがあります。
恐竜に襲われていたマーストンたちを助け出すと、すぐにゲイルの美しさに惹かれる。
実は仲間を殺して食っていて、もう惑星を脱出する事を諦めていてクイーンを探していた。
脱出するシャトルを見つけて破壊しようとするが、やって来たマーストンたちに邪魔される。
最後はマーストンたちにぶちのめされると、ティラノサウルスにあっさりと食われた。

感想

個人的な評価

本作は近年において『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に触発され、大量生産される「恐竜」を題材にした作品。
サメ映画では『シャークネード』が大ヒットしているが、「恐竜」をテーマにしたB級映画では残念ながら微妙な作品が多いです。
本作は90分以内どころか、80分を切っているほど短い作品であるが、それは始まってすぐに理解できると思います。
なぜなら、いきなり移住用の宇宙船が墜落した後になっていて、生存者たちが早速と宇宙服を脱いでいる場面から始まります。
本来なら宇宙船が墜落するシーンから始めるべきだが、本作は低予算なので、そこを思い切って端折っていました。
すぐに宇宙服を脱いで惑星をさまようので、主人公たちは荒れ地を歩いているようにしか見えなくなります。
忘れた頃に恐竜がオマケで登場させていくけど、原始的な武器で簡単に倒せるほどの弱さで尚更オマケ程度にしか感じられない。
次に主人公たちと同じような状況で何年も惑星にいて、仲間を食った男が登場するが、もう恐竜はどうでも良くなってしまう。
本作を説明するならば、墜落した宇宙船から脱出できる遠く離れたシャトルを目指す主人公たちが恐竜や食人男に出会う物語という感じです。
つまり、内容はほぼないように等しく、どこかで見たような場面を繋ぎ合わせただけで特に本作独自の工夫がないです。
セリフや会話にも工夫がなく、唯一キャラクターとして囚人の男が最後に善人として犠牲になるぐらいしかいません。
80分を切っている作品と言っても、これは相当覚悟しないと時間と金のムダに感じる事間違いなしの作品でした。