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インスタ・オブ・ザ・デッド VD-332

インスタ・オブ・ザ・デッド VD-332

作品紹介

公開年月  2018/03/01
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  リチャード・マックイーン
脚本  リチャード・マックイーン、アダム・バンス
製作  リチャード・マックイーン、ネイサン・サヴェージ
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

薬物依存症の患者たちを収容する農場では、社会復帰をサポートするリハビリ施設として機能していた。
しかし、その実態は患者たちが無断で持ち込んだ薬物、アルコールを使い自由なパリピ生活を送っていた。
そこへどこからともなくやって来たゾンビが集結していき、施設はいつしか死の刑務所へと変貌していくのだった。

登場人物&出演者

ランディ(演:カイル・ウィルズ)
違法ドラッグで捕まって保護観察中。母親を安心させる為にリハビリの為に施設へ来た。
カイル・ウィルズは代表作に『The Divorce』、『Edge of the Line』などがあります。
薬物依存から脱却するべく来ていたが、同居人のイーサンが禁断症状を起こして収拾した。
ケツの割れ目にハッパを隠していて、吸おうとしたらイーサンに当たり前の事を言われる。
ゾンビに襲撃されると仮設トイレに避難し、キャビンにいたイーサンたちに助けられる。
最後は噛まれてしまい、ゾンビになるもイーサンたちを襲わずにどこかへと去っていった。

イーサン(演:ジェシー・ラポイント)
リハビリ施設に入っている男。酒とドラッグに溺れた原因のリズと別れる為に来ている。
ジェシー・ラポイントは本作が長編映画デビュー作となります。
実際は隣の部屋にリズも来ていて、そのせいで頭がおかしくなって時々発狂してしまう。
ずっとリズから逃げようと必死になる中、ゾンビが襲撃して彼女がいる部屋に逃げ出した。
ランディを仮設トイレから救い出し、助けを呼ぼうとするも首謀者と鉢合わせになる。
最後は首謀者を倒すが、リズを盾にしたせいで別れを一方的に告げられ、ゾンビに食われた。

リズ(演:コートニー・アルセノー)
リハビリ施設に入っているビッチ。クラブのウェイトレスで自称・イーサンの恋人。
コートニー・アルセノーは本作が長編映画デビュー作となります。
リハビリ施設に逃げてきたイーサンを追って、隣の部屋でなぜか滞在して付いて回っている。
色気を振り回している根っからのビッチで、別れたいイーサンをなぜか嫉妬させていた。
ランディを救い出して逃げ回っていたが、首謀者の登場でピンチになるもイーサンが倒した。
最後はゾンビ化したランディに自分を盾にした怒りでイーサンを振って去っていった。

ロージー(演:リア・ウォーレン)
リハビリ施設に入っているビッチ。金さえ払ってもらえば、男でも女でも相手をする商売女。
リア・ウォーレンは代表作に『Switch』などがあります。
色白の巨乳であるが、それ以外のところは見た目がヒドイのにランディがひと目惚れする。
自称・ナイジェリアの女王と話し、送金の為にランディの財布から有り金をすべて奪う。
その代わりランディを連れ出し、誰もいないところでさっさと彼の性欲を処理して立ち去る。
最後はエロ電話しているところで襲われゾンビ化し、ランディを襲うも簡単に銃殺された。

バート(演:ジェームズ・マリンジャー)
リハビリ施設の責任者。薬物依存者たちを更生させる講義を行い、農場の管理もしている。
ジェームズ・マリンジャーは代表作に『Vendetta』、『The Crypt』などがあります。
常に持ち歩く水筒には酒が常備し、胃腸が弱く講義中に吐くなど落ち着かない様子を見せる。
患者たちに更生する為の講義をして、建物を見学させるも気付いたら一人ぼっちになる。
農場にゾンビがいるとようやく分かって逃げ出すが、すぐに諦めて食われてしまう。
最後はゾンビ化して、バケモノのような通りがかりの女装する男にあっさりと片付けられた。

感想

個人的な評価

本作は様々なジャンルと高い親和性と低予算作品と相性が良いゾンビ映画となります。
どんなモノでも素直に取り入れるゾンビ映画ですが、ついにタイトルに「インスタ」が使われるようになりました。
とは言っても、これは邦題で原題が「Anonymous Zombie」なのでまったく関係ない。
何より本作では一切「インスタ」という用語を使っておらず、これは完全に製作側が勝手に関連づけただけに過ぎません。
ここまでの開き直りが逆に素晴らしく、字幕に堂々と「インスタ」を何度も使うが、実際に登場人物たちはそんな言葉を発していない。
宣伝文句であるパリピもおらず、入所してきた保護観察中の男、女のせいで酒とドラッグに溺れた男、その男に付きまとう原因となる女、酒を飲んでいる責任者などなど。
登場人物には宣伝にある「パリピ」は一人もおらず、こちらについても製作側が勝手に付けた設定になっています。
こういう作品ではある程度の内容を改変した宣伝文句は珍しくないが、本作はあまりにも違っていて詐欺というレベルを超えています。
そもそも、本作は低予算ゾンビ映画で期待できる部分はなく、登場する女のレベルはかなり低い部類に入ります。
それでオッパイを見せてくれるならばいいが、残念ながらそのようなサービスシーンはまったくないから尚更マイナスになります。
ようやくオッパイが見られると思ったら、まさかの年増が出していて、物好き意外はブチ切れてもいいぐらいでした。
ゾンビのタイプはモダン型で全力疾走するも演出がクソだから意味がなく、登場人物たちが油断しまくっているせいで緊張感が一切なかったです。
ラストの方で首謀者らしき人物が登場するが、説明らしい説明はなく、多分、設定が思いつかなかったのだろうと考えられる。
とにかく、本作はいいところが一切なく、サービスシーンがクソなので、ゾンビ映画としてもかなり低いレベルの作品となりました。