作品紹介
公開年月 | 2011/07/20 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | ルイス・ショーンブラン |
脚本 | テッド・チャルマース、デヴィッド・スターリング |
製作 | デヴィッド・スターリング |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
201X年、自由自在に姿を消せ、敵に乗り移れる能力を持つエイリアンが地球へ潜入する。
数々の惑星を滅亡してきた凶悪なエイリアンを、もう一人の宇宙人(アバター)が地球人に変身して捜索を開始した。
一方、エイリアンとアバターがいる森へキャンプにやって来た大学生たちが戦いに巻き込まれるのだった。
登場人物&出演者
・テイラー(演:ジェイソン・ロックハート)
・ジェシー(演:キム・アーゲットシンガー)
・アバ(演:キャシー・フリーゲル)
・ジェイク(演:ディラン・ヴォックス)
・ティファニー(演:マレーネ・マクコエン)
・デーナ(演:ギニー・ユー)
・クリスタル(演:ジョージア・トレンティーノ)
感想
個人的な評価
まさしく、本作は正真正銘のクソ映画の代表格とも言える作品。
ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』に便乗して製作された作品だと思われる。
普通ならヒットして話題になってすぐに製作されるが、本作は『アバター』が公開してから2年後に公開されています。
監督はすぐに作りたかったのだろうけど、多分、資金集めに苦労したのかもしれない。
それで本家が公開されてから2年後にようやく形にできたと思います。
本作は『vs』シリーズの1本だが、鮮やかと言えるほど清々しいまでのクソ映画である。
エイリアン同士が戦うけど、迷惑な事にその舞台が地球となってしまう。
そんな場所に何も知らないバカ者(若者)がやって来て、戦いに巻き込まれるというはた迷惑なストーリーとなっています。
多くの惑星を滅ぼしてきた凶悪なエイリアンだが、設定のスケールと実際の見た目があまりにもギャップがありすぎる。
やはり、満足な製作費が得られなかったのか、日本の特撮の着ぐるみより完成度が低い。
それはまだ何かやろうとしているが分かるけど、味方となるアバターは単に肌を青く塗っているだけの簡単な仕上がり。
最初に登場した時は笑ってしまうぐらいヒドイ出来と言える特殊メイクにならないメイク。
で、巻き込まれるバカ者たちは一応キャラクターがある程度分かるようにエピソードが展開されるが、あまりんも頭が悪いのは仕様なのだろう。
当然ながら主人公とヒロイン以外は頭数を揃えるだけなので、順番に退場していきます。
そして、満を持してアバターが秘密兵器のロボターをエイリアンにぶつけるが、見た目がひどすぎて笑ってしまう。
こんなモノで凶悪なエイリアンを倒そうとするのはギャグとしか思えない。
あとアバが事あるごとに自分のかなり文明は進んでいて、地球人は原始的だと何度も言っているけど、いちいちそのセリフが鼻につく。
とにかく、本作はクソ映画のお手本とも言えるような作品であり、これを楽しめる人ならどんなモノでも面白く感じのだろう。