作品紹介
公開年月 | 2013/07/03 |
---|---|
ジャンル | SF/アクション/西部劇 |
原作 | なし |
監督 | レネ・ペレス |
脚本 | バリー・マッソニ、レネ・ペレス |
製作 | ロバート・アムステル |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
1854年、賞金稼ぎとの死闘を繰り広げたお尋ね者ガンマンは、煙を巻き上げながら上空から落下する巨大な物体を目撃する。
落下地点の森に向かったガンマンは、そこで瀕死の状態のグレイ型エイリアンと出会う。
そのグレイ型エイリアンはテレパシー使ってガンマンに別の凶悪なエイリアンが地球侵略を企んでいる事を知らせる。
凶悪なエイリアンの侵略から地球を守る為、ガンマンは命をかけて戦うのだった。
登場人物&出演者
・ジャンゴ(演:ロバート・アムステル)
主人公。ドイツ出身で孤高のガンマン。賞金稼ぎと壮絶な死闘を繰り広げていた。
ロバート・アムステルは代表作に『War Machine』、『Demon Hunter』などがあります。
賞金稼ぎから逃げている時にグレイ型エイリアンと出会い、地球を守る為に知識を授ける。
基本的にセリフがほとんどなく、寡黙なガンマンというスタイルを最後まで貫く。
地球を救った英雄だけど、あまりにも地味な展開にまったく思えないという残念な演出。
・マリーナ(演:ナディア・ランフランコーニ)
ヒロイン。予算削減で天文台をクビになるも、ケリー教授の紹介で新たな仕事に就く。
ナディア・ランフランコーニは代表作に『Unbelievable!!!!!』、『Andover』があります。
一応は科学者であるけど、どう見ても遊んでいそうなビッチにしか見えない。
とても科学者には見えないし、なぜか貧乳をちょっとだけ見せるサービスショットがある。
・ケリー(演:ジョン・J・ウェルシュ)
何かを研究している教授。マリーナがいた天文台に来て彼女をスカウトする。
ジョン・J・ウェルシュは代表作に『The Dead the Damned and the Darkness』などがあります。
マリーナをスカウトをしたのはいいが、給料さえもらえばいいという現実的な考え方。
エイリアンの置き土産に対して、のめり込む事なく、あくまで現実主義を貫いた。
・衛兵(演:アンドリュー・ブエジェール)
エイリアンの置き土産がある山で数年警備している兵士。
アンドリュー・ブエジェールは『War Machine』、『Demon Hunter』などがあります。
何を警備しているのか分からないが、任務という事で命令には従っている。
感想
個人的な評価
最近は『vs』シリーズがマイブームになっている作品の一つ。
本作はまった知らなかったが、タイトルで気に入ってすぐに借りてみた。
基本的に『vs』シリーズはクソ映画が多いけど、本作は例に漏れず微妙な作品であった。
コンセプトとして西部開拓時代のガンマンとエイリアンが対決するという流れ。
このアイディアはなかなか面白いと思ったが、残念ながら色々と限界があったようだ。
とにかく、本作は低予算なので、登場人物がかなり少ないです。
主人公のガンマンであるジャンゴはほぼセリフがなく、動きだけで演技をしている。
その演技が上手ければいいけど、これが主人公とは思えないほど地味な印象であった。
で、なぜか時代が西部開拓から現代に飛ぶが、そこにはヒロインが登場する。
つまり、主人公とヒロインは直接的な関わりがないという関係になる。
てっきり本作は西部劇だけで完結すると思ったのに、間が持たないから現代を登場させたとしか思えない展開だった。
冒頭ではガンマンのワイルドさが際立っていたが、中盤以降はダラダラな展開で正直言って退屈としか言えない。
何より本作に登場するエイリアンがバカすぎて説得力に欠けるのが痛いところ。
グレイ型エイリアンは「人類の守護者」と言っているが、それは一方的で何一つ証明していないというご都合主義。
凶悪なエイリアンもプレデターを意識した感じだが、まったく知性を感じないし、射撃の腕が下手すぎて萎える。
一発アイディアとしては悪くないが、脚本と演出がクソ過ぎて途中で眠くなるような感じ。
劇中にはヒロインがサービスショットを見せるし、関係ない女も脱いでくれるが、明らかに強引な展開すぎた。
所詮は『vs』シリーズという作品であり、ある意味、期待通りの内容でした。