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渇き。 RE-2264

渇き。 RE-2264

作品情報

公開年月  2014/06/27
ジャンル  ドラマ/犯罪
原作  深町秋生 『果てしなき渇き』
監督  中島哲也
脚本  中島哲也
製作  依田巽、鈴木ゆたか
製作国  日本
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

妻・桐子の不倫相手に対して傷害沙汰を起こし警察を追われ、妻とも別れて自暴自棄になっ男、た藤島昭和。
ある日、桐子から娘の加奈子が何日も帰って来ず、失踪したとの連絡が入る。
自ら捜索に乗り出した藤島は、娘の交際関係をたどっているうち、優等生だとばかり思っていた加奈子の意外な一面が明らかになっていく。
藤島は自分の娘の事を何一つ知らなかった事に驚き、オマケに行く先々で常軌を逸したヤツらに遭遇し、自身の暴走にも歯止めがかからなくなっていた。

登場人物&出演者

藤島昭和(演:役所広司)
主人公。元刑事で現在は警備員。情緒不安定で何をするか分からないような人間。
役所広司は数多くの作品に出演し、近年の出演作には『日本でいちばん長い日』、『蜩ノ記』があります。
いつもは落ち着いた演技が魅力である役所広司だが、本作はそのイメージを覆します。
終始に渡って激しく罵倒するような役で、物語が進むにつれて暴走していきます。
藤島には同情の余地はないが、その不器用な娘に対する歪んだ愛情は彼らしかった。

藤島加奈子(演:小松菜奈)
ヒロイン。高校三年生で成績優秀の優等生で、容姿端麗で人気があった。
小松菜奈はファッションモデルとして活躍し、テレビドラマや映画などで活躍します。
本作におけるもう一人の主人公と言っても過言ではないほどの存在感です。
彼女一人ですべてが変わってしまう強い影響力を持っている人物。
やっている事はどうしようもない事だが、その笑顔からは一切感じられない。
小松菜奈の清純なイメージと加奈子、そこから生まれるギャップがなかなか良い。

ボク(演:清水尋也)
中学校時代はいじめられっ子。加奈子に助けてもらって以来、彼女を心酔している。
清水尋也はテレビドラマや映画で活躍し、同じく俳優である清水尚弥を兄に持つ。
加奈子という可愛い女子高生の皮を被ったモンスターの手口をたどっていく貴重な存在。
天使のような微笑みに乗せられ、人生を狂わせていく過程を克明に表現しています。
彼女の毒牙にかかった獲物がどのように墜ちていくか見事に体現しています。

浅井(演:妻夫木聡)
公安部出身の大宮署の刑事。藤島が刑事時代の後輩。常にヘラヘラしている。
妻夫木聡は数多くのテレビドラマや映画、更にCMなどで幅広く活躍しています。
とにかく、吠えまくる登場人物の中で終始に渡って余裕を持っている人物。
それが逆に不快感を逆なでするような感じで、かなりハマっていたと思います。
彼が藤島に車で派手に突き飛ばされた時はなんとも言えない爽快感があった。

愛川(演:オダギリジョー)
大宮署の刑事。その実はコンビニ事件、長野の殺害などを実行した殺し屋。
オダギリジョーは個性派俳優として数々のテレビドラマや映画で活躍しています。
登場するのは非常に短いシーンであるが、本作で一、二位を争うインパクト。
吠えまくる登場人物の中で無口な方だけど、その生命力は凄まじかった。

桐子(演:黒沢あすか)
藤島の元妻。自分の浮気が原因で離婚した。娘が行方不明という事で藤島に泣きつく。
黒沢あすかは数々のテレビドラマや映画に出演し、近年は舞台でも活躍しています。
完全に自分のせいで離婚していて、基本的に被害者妄想のヒステリックな女。

(演:中谷美紀)
加奈子の中学時代の担任教師。加奈子の闇の部分を知っていた人物。
中谷美紀は中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』では、女優引退まで追い詰められた経緯が有名です。
クライマックスではその存在が大きくクローズアップされ、まさかの展開を作る。

感想

個人的な評価
原作である小説は25万部を突破したベストセラーとなっています。
『嫌われ松子の一生』や『告白』で知られる中島哲也監督が実写映画化しています。
自分は邦画の中でベスト1である『嫌われ松子の一生』の監督だから期待した。
どうやら試写会の時点でかなり酷評を受けていて、これは中島哲也監督らしいと感じた。
早速と鑑賞してみたら、序盤から不快感MAXで観ているだけでイライラしてくる。
物語が進むにつれて、内容よりも登場人物たちの感情が爆発する描写しか印象に残らない。
もう途中からワザとやっているのだろうと思うぐらい、観ている側は不快感になります。
徹底的に描写される残酷なシーンを惜しげもなく映し出す中島哲也監督の思いきりの良さ。
これこそが中島哲也ワールドであり、好き嫌いがハッキリと分かれる原因でもある。
ハッキリ言って、本作は時系列もメチャクチャで、内容自体も非常に分かりにくい構造です。
なぜそのような状況になっていて、主人公が何をしているのか、分からなくなります。
ただ、主人公の目的はハッキリしていて、失踪した娘の加奈子を探し出す事です。
探し出す過程で次々と明らかになっていく娘の素性に、父親である藤島だけに限らず、観ている側にも衝撃を与えてくれます。
その藤島ですら、クリーンな人間ではんく、暴力でしか解決できないクズ野郎です。
だから彼には共感も生まれないし、同情も生まれないが、演じた役所広司の演技は見事です。
それまであった役所広司のイメージを根底から覆すほどの清々しいまでのクズぶりでした。
肝心の内容についてだが、社会の裏にあった安定が崩壊し、そこにたまたま主人公が放り込まれた感じです。
しかし、崩壊させた原因が自分の娘であり、少なからず主人公には因縁があります。
演出については中島哲也監督らしく、残酷描写に乗せる軽快な音楽が終始に渡って流れる。
本作が酷評される理由には、映画としての体裁がなく、ただ残酷な描写を激しく置いているだけで不快感しかない。
でも、それこそが中島哲也監督の狙いであって、楽しませる気が最初からないだろう。
中島哲也監督の狙いは、あくまで観ている側にどれだけの不快感を与えるかだと思います。
その点で本作は見事にクリアしており、酷評が出れば出るほど、中島哲也監督は笑っている事だろうと思います。
個人的には映画としては最低の部類に入るが、監督の意図に乗せられたと考えれば秀逸。
甲乙つけがたい非常に難しい作品で、映画として嫌いだが、監督の試みは好きです。
こんな尖った作品を今の邦画界で作れるのが中島哲也監督ぐらいだろう。