DOOM/ドゥーム VD-194

作品紹介

公開年月  2005/10/21
ジャンル  SF/アクション
原作  id Software(開発)、Activision(発売) 『DOOM3』
監督  アンジェイ・バートコウィアク
脚本  デヴィッド・キャラハム、ウェズリー・ストリック
製作  ジョン・ウェルズ、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
製作国  アメリカ、チェコ、ドイツ、イギリス
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

ある日、火星にあるユニオン宇宙社オルドゥヴァイ研究所から被験者が逃げ出し、封鎖の為に救援要請が入る。
カリフォルニア海兵特殊作戦本部RRTS(緊急対応戦略部隊)の精鋭8人が選ばれ、火星へと送り込まれる。
捜索を開始した特殊部隊の前に到底人間とは思えない巨大な影が出現し、リーダーのサージは隊員リーパーと作戦を巡って対立が深まっていくのだった。

登場人物&出演者

ジョン・グリム/リーパー(演:カール・アーバン)
RRTSの隊員。過去に火星の事故で両親を亡くしている。姉と違って遺伝子学から退いた。
カール・アーバンは近年の出演作に『トリプル・リベンジ』、『ハングマン』があります。
現実逃避するべく海兵隊員となったが、未だに事故の事が忘れられず火星の任務に戸惑う。
それでも任務の為に火星へ行くと、姉に再会して、正体不明の遺伝子について意見を述べる。
暴走した軍曹によって撃たれて重傷を負い、サマンサによる注射で超人化を果たした。
最後は軍曹と一騎打ちして火星を送り込むと、手榴弾とともに爆破して地球へ帰還した。

サマンサ・グリム博士(演:ロザムンド・パイク)
ヒロイン。科学担当官。UACのデータ回収担当。リーパーとは双子の姉で両親を亡くした。
ロザムンド・パイクは近年の出演作に『ベイルート』、『ナチス第三の男』などがあります。
途中で遺伝子学を断念したリーパーと違い、両親の遺志を引き継いで考古学もやっている。
カーマック博士の血液を調べ、何かが混ざっていると知ってリーパーに意見を求めた。
研究していた遺伝子は人によって超人化すると分かり、瀕死だったリーパーに注射をした。
最後は暴走した軍曹に狙われるが、超人化したリーパーに助けられて地球へ帰還した。

サージ/軍曹(演:ザ・ロック/ドウェイン・ジョンソン)
RRTSの隊長。休暇をもらうはずが、オルドゥヴァイ研究所からの救援要請で取り消しに。
ザ・ロックは近年の出演作に『スカイスクレイパー』、『ランペイジ/巨獣大乱闘』がある。
過去に火星の事故で両親を亡くしたリーパーを気遣うが、参加した彼に笑みを浮かべた。
ラボに正体不明の何かがいると知り、すぐにアークの封鎖を命令して殲滅を隊員に告げる。
目的が救援じゃなくデータの回収と怪物を地球に送らない考えになって暴走を始める。
最後は怪物化してリーパーを追い詰めるが、結局は火星に戻されて手榴弾とともに爆死した。

デューク(演:ラズ・アドティ)
RRTSの隊員。休暇がもらえる楽しみをしていて、本部から出るまでゲームで遊んでいた。
ラズ・アドティは代表作に『ブラックホーク・ダウン』、『バイオハザードⅡ/アポカリプス』などがあります。
火星に到着すると、サマンサの名前を呼んでいたリーパーのマネをしてサージに注意される。
カーマック博士に治療を受けるべく運ぶと、サマンサの護衛として一緒にラボへ残った。
変異したカーマック博士に襲われるが、ナノウォールに閉じ込める事に成功をした。
最後は怪物に襲われて退避したところで地面に引きずられ、助けられずに死んでしまう。

ポートマン伍長(演:リチャード・ブレイク)
RRTSの隊員。休暇は南国でテキーラを飲みながら、オカマと三人で楽しもうとしていた。
リチャード・ブレイクは代表作に『バットマン/ビギンズ』、『SPY/スパイ』があります。
火星に到着すると、早速と若い女に緊急事態だと称して裸にしようとしていた。
新人のキッドがビビっていると、要求されてハイになるクスリを笑顔で分け与えていた。
危機的な状況で軍曹に救援要請を主張するが、自分たちが救援部隊だと言われて納得する。
最後はトイレで救援要請するが、結局は怪物に襲われて誰にも助けてもらえず殺された。

デストロイヤー(演:デオピア・オパレイ)
RRTSの隊員。休暇の為に迎えが来るまで、マックの投げる果物をバットで打ち返していた。
デオピア・オパレイは代表作に『サンダーバード』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』などがあります。
休暇が取り消しになってしまうが、すぐに気持ちを切り替えて愛用の機銃にキスをした。
火星に到着すると、ラボに何かいると判明すると、軍曹とともに調べて猿を見つけて発砲。
ポートマンがトイレで救援要請をしている間、怪物に襲われてしまい瀕死の重傷を負う。
最後はなんとかラボに連れて来られたが、治療する甲斐もなくそのまま死亡した。

マック/カツヒコ・タカハシ(演:ヤオ・チン)
RRTSの隊員。休暇の迎えが来るまで果物をボールとしてデストロイヤーと野球をしていた。
ヤオ・チンは本作が長編映画デビュー作となります。
火星に到着すると、アークの転送装置を守るべくサージに命令されて一人だけ残った。
ゴートが正体不明の何かに襲われて死亡すると、アークを封鎖して他の隊員たちと合流した。
最後はラボの出口を見張っていた時、怪物が奇襲して首を刎ねられてしまい死亡。

キッド(演:アル・ウィーバー)
RRTSの隊員。新人なのに休暇の迎えが来るまで浮かれる他の隊員と違い真面目に掃除する。
アル・ウィーバーは代表作に『マリー・アントワネット』、『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』などがあります。
休暇が取り消しになってしまい、火星に行くべくアークを使う事になって不安が募っていた。
火星に到着して早速と嘔吐すると、ポートマンと周囲を警戒した時にクスリをもらった。
リーパーと見回っている時に同じ境遇だと話すが、何か襲われて結局は会話にならず。
最後は暴走する軍曹に反旗を翻すが、反乱したという理由ですぐにその場で処刑された。

ゴート(演:ベン・ダニエルズ)
RRTSの隊員。休暇の迎えが来るまでマイペースに読書し、飛んできた果物をキャッチした。
ベン・ダニエルズは代表作に『マドレーヌ』、『ジャックと天空の巨人』などがあります。
敬虔なキリスト教信者であり、常に聖書の言葉を口にして己を律している几帳面な男。
火星に到着すると、警戒を怠らずにいると、油断して汚い言葉を口にして自分を傷つける。
ラボを調べているとライトが突然消えてしまい、何も見えない状況で襲われてしまう。
最後は首元に何かを植え付けられ、なんとか仲間が蘇生を試みも結局は生き返らず死んだ。

ピンザロスキー/ピンキー(演:デクスター・フレッチャー)
UACの責任者。アークのトラブルで体の上下が別の場所に転送され、下半身は機械化した。
デクスター・フレッチャーは代表作に『キック・アス』、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などがあります。
RRTSの隊員たちの武器とカメラを同期させ、ラボを捜索する彼らをサポートしていた。
正体不明の何かが襲って来るとアークを封鎖され、護身用にマックから銃を手渡された。
怪物が科学者たちを皆殺しにしていた間、死体に紛れて難を逃れ、デュークに助けられた。
最後は暴走した軍曹を止めようとするが怪物に襲われ、自身も変異するがリーパーが処刑。

カーマック博士(演:ロバート・ラッセル)
UACの遺伝子工学のラボで研究していた。正体不明の何かに追われてラボの封鎖を要請。
ロバート・ラッセルは代表作に『G.I.ジョー』、『スノーピアサー』などがあります。
火星にやって来たRRTSの隊員たちに発見されるが、ショック状態で大ケガを負っていた。
サマンサによって治療を受けると同時に血液検査され、何かが混ざっている事が発覚する。
次の瞬間には姿を消していて、体が完全に変異してラボに残っていたサマンサたちを襲った。
最後は完全に変異してナノウォールに挟まれ、後から来た軍曹によって処刑された。

感想

個人的な評価

本作は人気のシューティングゲーム『DOOM 3』を実写映画化した作品となります。
このゲームは元祖一人称型シューティングゲームと呼ばれ、後世のシューティングゲームに多大な影響を与えました。
そんな本作では今やハリウッドを代表するアクションスターの一人となったザ・ロックが主演を務めています。
当時はまだプロレスラーの名前で活動していましたが、現在は本名のドウェイン・ジョンソンで活躍しています。
本作では主演だと思ったら、まさかの途中から悪役になるという微妙なキャラクターでした。
今のザ・ロックならば、そのまま正義の味方として終わるが、まだまだ本作では無名だったのでそのような扱いになったのだろう。
その代わりとして火星に因縁を持つ兵士を演じたカール・アーバンが主人公的な立場となる。
確かにカール・アーバンは悪くない役者だが、主人公を張るほどの知名度はありません。
なので、ハッキリと主人公という位置づけじゃないので、こちらも微妙な扱いになりました。
本作は一人称型シューティングゲームの実写映画を意識して、主人公が超人化したところでそのような演出を魅せています。
残念ながら、これはウーヴェ・ボル監督の『ハウス・オブ・ザ・デッド』を思い出してしまい、なんだか微妙な印象を持ちました。
やはり、本作はハッキリとした主人公を置かなかったので、途中で隊長が暴走するところは強引すぎると感じました。
主人公になるはずだったカール・アーバンもラストで超人化してしまうが、これも駆け足すぎて説得力に欠けていました。
このように本作はバランスが非常に悪く、せっかくのロック様を使っているのにまったく活かされていなかったです。
演出も終始に渡って薄暗い場所ばかりで見えづらく、こういう感じの作品は本当に観る気が削がれてしまうと改めて思わせました。