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ババドック/暗闇の魔物 VD-234

ババドック/暗闇の魔物 VD-234

作品紹介

公開年月  2014/05/22
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  ジェニファー・ハント
脚本  ジェニファー・ハント
製作  クリスティーナ・セイトン、クリスティアン・モリエール
製作国  オーストラリア
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

夫を悲惨な事故で失ったシングルマザーのアメリアは、一人息子サミュエルと暮らしていた。
しかし、サミュエルは学校で暴力的な行動を起こす問題児で、アメリアは疲れ果てていた。
アメリアが眠りに就くサミュエルに「ババドック」というキャラクターが登場する不思議な本を読むと、子供部屋に何かいると主張をするのだった。

登場人物&出演者

アメリア(演:エシー・デイヴィス)
主人公。シングルマザー。学校で暴力沙汰を起こす一人息子のサミュエルに手を焼いている。
エシー・デイヴィスは代表作に『真珠の耳飾りの少女』、『アサシン・クリード』がある。
普段は認知症病棟で看護師として勤務し、仕事仲間のロビーが何かと気にかけてくれる。
夫を亡くした事が大きな心の傷となり、サミュエルが学校で問題を起こして疲れ切っている。
ババドックが体に入り込むと性格が攻撃的になり、愛犬を殺してサミュエルまで追う。
最後はサミュエルの強い愛情でババドックを追い出し、地下に閉じ込めて飼う事になる。

サミュエル(演:ノア・ワイズマン)
アメリアの一人息子。お手製の武器を作る。寝る前には必ず好きな本を読んでもらう。
ノア・ワイズマンは本作が長編映画デビュー作となります。
いつも何かに怯えて母親に部屋の隅々まで確認してもらい、本を読んで眠りに就いている。
ババドックの本を読んでから異常に攻撃的な性格になり、従姉妹にも暴力を振るった。
アメリアの愛情によってババドックを体から出すが、今度は立場が逆転して追い詰められる。
最後はアメリアに対する強い愛情で彼女を目覚めさせ、ババドックを地下に閉じ込めた。

クレア(演:ヘイリー・マケルヒニー)
アメリアの妹。夫を亡くしたアメリアを心配している。毎年娘との合同誕生日会をする。
ヘイリー・マケルヒニーは代表作に『退屈なオリーブたち』、『ヘッドハント』があります。
最近のサミュエルの行動に不信感を持っていて、甥であってもあまり好んでいない。
誕生日会でサミュエルが娘をツリーハウスから突き落としケガさせ、アメリアを追い出した。
最後は結果的に娘の鼻が折れてしまい、電話してきたアメリアの話しを聞かず突き放した。

ロビー(演:ダニエル・ヘンシュオール)
認知症病棟で働く青年。アメリアの仕事仲間で、シングルマザーである彼女を気遣う。
ダニエル・ヘンシュオールは代表作に『スノーダウン』、『オクジャ/okja』があります。
仕事で失敗をしたアメリアを励まし、病気だと聞かされたサミュエルの為に見舞いに来た。

ローチ(演:バーバラ・ウェスト)
アメリアたちの隣に住んでいる老婆。オスカーを小さい頃から知っているという。
バーバラ・ウェストは本作が長編映画デビュー作となります。
オスカーを亡くしたアメリアの心情をくみ取って、何かと心配してくれている。
すでに独り身でありながらも不幸だと思っておらず、アメリアたちに親身となる。
いつも夜はテレビを見ているが、皿を洗うアメリアがその横顔を見て微笑んでいる。
最後はババドックを閉じ込めたアメリアたちと更に仲良くなり、サミュエルの面倒も見る。

オスカー(演:ベンジャミン・ウィンスピアー)
アメリアの夫でサミュエルの父親。サミュエルが生まれる前に事故で亡くなっている。
ベンジャミン・ウィンスピアーは代表作に『Panic at Rock Island』、『Bad Girl』がある。
ババドックがその姿を使ってアメリアの前に現れ、サミュエルを差し出すように命令する。
最後は事故死の再現をして追い詰めるが、アメリアが強い母性に目覚めて負けてしまう。

感想

個人的な評価

本作は『シッチェス国際映画祭』にて審査委員特別賞、最優秀女優賞を受賞しています。
他に『英国エンパイア賞』や『オーストラリア・アカデミー賞』、『ニューヨーク映画批評家協会賞』などで受賞している作品となります。
本作は様々な映画賞で話題になった作品ですが、残念ながら鑑賞するまで知らなかったです。
ただ、本作が受賞しているのはほとんど微妙な作品が多いイメージの映画賞なのでハードルは低く設定しました。
しかしながら、本作は予想していたよりも引き込まれる内容で、何より主演のエシー・デイヴィスの熱演、子役のノア・ワイズマンの怪演が良かったです。
エシー・デイヴィスはあまり記憶にない女優ですが、本作での疲れ切った表情やババドックを追い払う迫真の演技が強烈なインパクトがありました。
最初は信じていなかったババドックに浸食され、息子を攻撃する姿は非常に恐ろしかった。
それに対して息子役のノア・ワイズマンも良い演技をしていて、当初はイカレているような危なそうな子供の役がハマっている。
一見して可愛らしい子供であるけど、純粋なだけに危なっかしい言動はハラハラさせられる。
結局、ババドックの正体は不明なままであるが、ラストでの地下で主人公たちが飼うというオチはある意味斬新だと言える。
普通のホラー映画なら倒して消滅させる展開が王道だが、まさか地下で飼う事になるのは面白いオチだと思いました。
本作を支えているのは母親と息子の存在感であり、ババドック自体は正体不明ながらもしっかりと両者を引き立てた存在になっていました。