作品紹介
公開年月 | 2010/10/31 |
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ジャンル | コメディ |
原作 | なし |
監督 | デレク・リー・ニクソン |
脚本 | アンドリュー・ポッツァ |
製作 | フィリップ・マーラット、カリーナ・メデリン、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
デーモン、ブレア、ペッパー、ブロック、ダグの五人組は、世界各地で発生する“パラノーマル”的な現象を調査するスペシャルチーム。
ある日、魔女撃退や幽霊退治やモンスター探索など、彼らの“突撃”的活動が記録されたビデオが発見されるのだった。
登場人物&出演者
・デイモン・ディーラー/ダニエル・パワーズ(演:アンドリュー・ポッツァ)
超常現象番組のホストでチームのリーダー。名声が大好きでトランプ手品が大嫌い。
アンドリュー・ポッツァは代表作に『A Schizophrenic Love Story』、『ウォーキング・ゾンビランド』などがあります。
番組は大人気で成功しているが、タッカーのドキュメンタリー映画に真実を話す事に。
視聴者には分からないようにブレアと付き合い、番組中にプロポーズしようと考えている。
スモールクアッチを探しに行くが、ブロックが番組のホストを狙っていて裏切られる。
最後は復活したスモールクアッチに追いつめられ、くすぐられて死亡したと思われる。
・ブレア・ウッズ(演:リディ・ビザンツ)
超常現象番組のハンター。チームの紅一点。交信を担当。デーモンが好きで名声が嫌い。
リディ・ビザンツは本作が長編映画デビュー作となります。
実は裏でデーモンと同居していて、番組ではその事を隠して男性視聴者に夢を与えている。
ハンターになる前はストリップ劇場で年間10万ドルを稼いで大学の学費を払っていた。
長年に渡ってスモールクアッチを追っていて、シーズン最終回に突き止めようと躍起になる。
最後はデイモンにプロポーズされて承諾するが、スモールクアッチが襲撃して行方不明に。
・ペッパー・シェパード(演:ジョーイ・オグレスビー)
超常現象番組のハンター。退治を担当している。キリストが大好きでサタンが大嫌い。
ジョーイ・オグレスビーは代表作に『フルートベール駅で』、『ウォーキング・ゾンビランド』などがあります。
ヒゲ男でデーモンに言われて新しい道具を頼まれ、なぜかショットガンを買っていた。
見た目に反してキリスト教の敬虔な信者で、いつも聖書を中心に世の中を批判している。
デイモンのボディガード的な存在でもあって、他人が彼を触ろうとすると威嚇をする。
最後はスモールクアッチを復活させたブロックたちを射殺して、思う存分暴走していた。
・ブロック・ハース(演:ドニー・ボアズ)
超常現象番組のハンター。色仕掛けが得意。プロテインが大好きで炭水化物が大嫌い。
ドニー・ボアズは代表作に『グレート・ディペーター/栄光の教室』、『ジュラシック・ブリーダー』などがあります。
極度のナルシストでなぜか上半身裸になって、自慢の筋肉を見せびらかしている。
デイモンがやっているウソの協力者で、ホストになりたくて勝手な行動を取っている。
あくまで自分が主役じゃないといけない気持ちを持ち、デイモンが邪魔だと考える。
最後は番組のホストを狙ってスモールクアッチを復活させるが、ペッパーに射殺された。
・ダグ(演:デヴィン・ボニー)
超常現象番組のハンター。主に現場でカメラを回してチームやターゲットを撮影している。
デヴィン・ボニーは代表作に『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』、『ホラー映画』などがあります。
ブレアに片想いをしていて、彼女の写真をテントに貼って一人で楽しんでいる。
デイモンの指示でブレアとペッパーとともに森へ出て、スモールクアッチを探す事に。
森の奥で悪魔の存在を感じ取ったブレア行動するが、恐怖のあまり自分を見失う。
最後は安心させたブレアの言った事と違って襲撃され、彼女を罵りながら何かに殺された。
・デューイ(演:ティム・オグルトゥリー)
スモールクアッチの情報提供者。電話会社の現場技術士。デイモンの超常現象番組のファン。
ティム・オグルトゥリーは代表作に『マイ・オール・アメリカン』、『ウォーキング・ゾンビランド』などがあります。
デイモンたちが自宅にやって来ると、それを見た途端に興奮が抑えきれずにいた。
恋人のミッツィーと同居していて、彼女に何度も暴力を振るわれても愛しているという。
スモールクアッチの情報だけじゃなく、なぜか家にいる悪魔を退治する事になる。
最後はスモールクアッチを復活させるが、助けに来たペッパーによって射殺された。
・ミッツィー(演:リズ・ウォーターズ)
デューイの恋人。巨乳。大学生で心理学の修士を持ち、オンライン講座で博士号を履修中。
リズ・ウォーターズは代表作に『Upon a Midnight Clear』、『Intramural』があります。
興奮していたデューイを抑えようと暴力を振るうが、容赦なく彼をケガさせていく。
最初は平手打ちをしていたが、一度止められて、そのまま頭突きしてデューイの鼻を折る。
なぜか家で悪魔払いをする事になり、それ以降からブロックと親しげにしていた。
最後はスモールクアッチを復活させるが、助けに来たペッパーによって射殺された。
・タッカー・トーマス(演:フィリップ・マーラット)
ドキュメンタリー映画の監督で冒険家。デイモンからドキュメンタリーの話しをもらう。
フィリップ・マーラットは代表作に『ザ・マミー/ファラオの秘宝』、『ウォーキング・ゾンビランド』などがあります。
超常現象番組はシーズンの最終回を迎えるが、実は番組自体が終了になると知っていた。
デイモンがこれまでやってきた事はインチキで、それをカメラの前でインタビューに答える。
あくまで裏方としてデイモンに付いていき、彼の一挙手一投足をカメラに収めていた。
最後はブロックが番組のホストの為にくスモールクアッチを復活させ、襲われて行方不明に。
感想
個人的な評価
本作は『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのパロディ映画となっています。
とは言っても、他にも色々な映画のシーンをパロっているが、正直言って意味不明でした。
基本的にパロディ映画というのは、オリジナルのインパクトあるシーンを面白おかしく演出するのが王道である。
しかし、本作はほとんどが主人公のインタビューで構成されているので、当然のように面白ワケがない。
つまらないインタビューが展開していく中で、見た事のなるシーンがちょっとだけ出る程度のパロディ映画でした。
本題となる『パラノーマル・アクティビティ』は数分程度で、ほとんど関係ない作品になっています。
百歩譲ってちゃんとパロディをやらなくても、内容が面白ければ問題はありません。
ですが、本作はパロディ映画として体裁を成していないし、面白い部分は一つもないです。
途中で眠くなってしまい、意識を失うほどにどうでもいいシーンの連続で、ラストなんて意味不明としか思えない展開でした。
特にヒドイのはエンドロールの本編とはまるで関係ないグダグダのシーンが本作のレベルを物語っていました。
ストレートに『パラノーマル・アクティビティ』のパロディをやっていればいいのに、なぜドキュメンタリータッチにしたのか分からない。
本作はネタにもできないレベルであり、正直言って久しぶりに時間をムダにしたと思った作品でした。