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スパイダーマン:スパイダーバース RE-3092

スパイダーマン:スパイダーバース RE-3092

作品紹介

公開年月  2018/12/14
ジャンル  アクション/アドベンチャー/SF
原作  スタン・リー(原作)、ロドニー・ロスマン(作画) 『スパイダーマン』
監督  ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ほか
脚本  フィル・ロード、ロドニー・ロスマン
製作  アヴィ・アラッド、クリストファー・ミラー、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

スパイダーマンが亡くなりニューヨーク市民が悲しむ中、13歳の少年マイルス・モラレスは突然変異したクモに噛まれてしまう。
マイリスは新生スパイダーマンとして世界を守ると誓うが、自分の力を上手くコントロールできず不安ばかりが募っていく。
そこへ死んだはずのピーターが中年の姿で現れるが、それはキングピンの実験で時空がゆがめられ、別の次元から飛ばされてきたのだった。

登場人物&出演者

【スパイダーマンと関係者たち】

マイルス・モラレス/二代目スパイダーマン(声:シャメイク・ムーア)
主人公。13歳。エリートたちが集まる中学に編入している。父親がスパイダーマン嫌い。
シャメイク・ムーアは代表作に『ジョイフル♪ノイズ』、『DOPE/ドープ!!』があります。
自分の決めた人生が歩めないとして不満を持ち、夜な夜な叔父のアーロンと遊んでいた。
突然変異したクモに噛まれてパワーを手にするが、スパイダーマンが目の前で殺害される。
責任を感じて他のスパイダーマンを助けようと決めるが、未熟な為に置いて行かれる。
最後は二代目スパイダーマンと認められ、キングピンを倒し、世間からも認められる事に。

ピーター・B・パーカー/スパイダーマン(声:ジェイク・ジョンソン)
異次元のスパイダーマン。すでに中年でお腹が出ていて、自堕落的な生活を送っていた。
ジェイク・ジョンソンは代表作に『ジュラシック・ワールド』、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』などがあります。
20年に渡ってニューヨークを助けてきたが、私生活は悲惨で救われない人生に嘆いていた。
マイルスと出会って最初は自分の次元に帰ろうとするが、彼を放っておけず師事する。
当初は自分が残って加速器を破壊すると決めていたが、マイルスの成長を見て納得する。
最後はマイルスを二代目スパイダーマンだと認めて帰ると、離婚したMJと再会を果たした。

グウェン・ステイシー/スパイダーグウェン(声:ヘイリー・スタインフェルド)
ヒロイン。他よりも早い二週前に異次元からやって来たスパイダー・ウーマン。
ヘイリー・スタインフェルドは近年の出演作に『トゥルー・グリット』、『バンブルビー』などがあります。
同じスーパーパワーを持つスパイダーマンを探す為に学生として高校に潜り込んでいた。
マイルスとピーター・B・パーカーが追い詰められると、すぐに二人を助けて正体を現した。
未熟だったマイルスを危険な目に遭わせない為に加速器の破壊に参加させない事に賛同した。
最後はマイルスの活躍で異次元の扉が開き、彼とは親友だとして握手を交わして帰った。

ペニー・パーカー(声:キミコ・グレン)
未来のニューヨークから来た少女。ロボットSP//drと突然変異したクモとともに戦っている。
キミコ・グレンは代表作に『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』、『パパと娘のハネムーン』などがあります。
父親が作ったロボットとはサイキック・リンクで繋がり、高い戦闘能力を発揮している。
マイルスが壊した加速器を破壊する小型メモリーを手にすると、あっさりと修理をしていた。
加速器を破壊する為にやって来るが、スコーピオン相手に苦戦してSP//drが破壊される。
最後はスパイダーマン・ノワールの肩を借りて飛び回り、未来に帰ってSP//drを作っていた。

スパイダーマン・ノワール(声:ニコラス・ケイジ)
フィルム・ノワール世界のスパイダーマン。1933年からやって来たハードボイルドな人物。
ニコラス・ケイジは近年の出演作に『トゥ・ヘル』、『ダークサイド』などがあります。
白黒だけで構成され、なぜか彼のところだけに風が吹いてコートが常に靡いている状態に。
スパイダーマンになりたいマイルスに覚悟があるか問い詰め、拳の戦いが必要だと教えた。
加速器の破壊でトゥームストーンを一方的に倒し、スコーピオンも助太刀で倒した。
最後はSP//drを失ったペニーを背負い、ルービックキューブを自分の次元に持っていった。

スパイダー・ハム(声:ジョン・ムレイニー)
動物キャラクター世界の子豚型スパイダーマン。普段はビーグル新聞社で働いている。
ジョン・ムレイニーは代表作に『Oh, Hello on Broadway』などがあります。
他のスパイダーマンと違ってコミカルな姿であるが、能力は同じで木のハンマーを持ち歩く。
マイルスの次元では動物はしゃべれず、彼のルームメイトに見つかってそこを心配する。
ペニー・パーカーがスコーピオンに追い詰められると、木のハンマーで助けに行った。
最後は二代目スパイダーマンがマイルスが異次元の扉を開き、自分の次元へ戻った。

ジェファーソン・デイヴィス(声:ブライアン・タイリー・ヘンリー)
マイルスの父親で警察官。マスクを被って正体を隠すスパイダーマンを毛嫌いしている。
ブライアン・タイリー・ヘンリーは代表作に『ビール・ストリートの恋人たち』、『チャイルド・プレイ/2019年版』などがあります。
弟のアーロンと同じようにならない為に、ちゃんとした道を歩ませようとマイルスを厳しい。
そのせいでマイルスの悩みを一切聞く事がなく、自分の意見だけを押し通そうとしていた。
アーロンがプラウラーだと知ってショックを受けるが、マイルスに不器用な愛情を伝える。
最後はスパイダーマンたちの活躍を見て、間違いを認めて、マイルスに自由な選択を与えた。

メイ・パーカー(声:リリー・トムリン)
ピーター・パーカーの叔母で育ての親。ピーターが亡くなってしまい悲しんでいた。
リリー・トムリンは代表作に『ナッシュビル』、『9時から5時まで』などがあります。
異次元からやって来たスパイダーマンたちを出迎え、秘密の小部屋に案内していた。
ピーター・B・パーカーを見て亡きピーターを思い出すが、異次元のピーターだと気付く。
スパイダーマンたちが家にいると、敵の襲撃を受けて家具が壊されていく状況を見ていた。
最後はマイルスにも同じパワーがあると知って、置いて行かれた彼の為にスーツを渡した。

ピーター・パーカー/初代スパイダーマン(声:クリス・パイン)
突然変異したクモに噛まれ、スーパーパワーを手に入れて10年に渡って街を守ってきた。
クリス・パインは近年の出演作に『リンクル・イン・タイム』、『アウトロー・キング/スコットランドの英雄』などがあります。
キングピンと殴り合いをしていると、彼の妻子に遭遇して事故死させた遠因となった。
妻子を蘇らせようとするキングピンの無謀な計画を止めるべく、地下鉄に侵入していた。
怪物と化したグリーンゴブリンとプラウラーと戦うが、結局は加速器を止められず。
最後は加速器の爆発に巻き込まれ、マイルスに後事を託し、キングピンに殺されてしまう。

【スーパーヴィラン】

アーロン・デイヴィス/プラウラー(声:マハーシャラ・アリ)
マイルスの叔父。警察官である兄のジェフと仲違いしている。マイルスと隠れて会っている。
マハーシャラ・アリは近年の出演作に『アリータ:バトル・エンジェル』、『グリーンブック』などがあります。
地下鉄の近くに住んでいて、夜な夜なやって来るマイルスを連れて夜の街に出かけている。
悩んでいたマイルスを地下鉄の奥に連れて行き、自由にさせる一方で正体を隠していた。
実はキングピンの部下であるプラウラーとして活動し、スパイダーマンを追い詰めていた。
最後は二代目スパイダーマンがマイルスだと知り、戦いを止めるとキングピンに射殺された。

グリーンゴブリン(声:ヨーマ・タコンヌ)
正体はノーマン・オズボーン。コスチュームではなく、実際に怪物と化している状態。
ヨーマ・タコンヌは代表作に『マーシャル博士の恐竜ランド』、『ブリグズビー・ベア』などがあります。
加速器を破壊しようとするスパイダーマンをプラウラーとともに迎え撃っていた。
すでに理性を失っていて、単純に憎いスパイダーマンを倒そうとキングピンに利用される。
最後は加速器にスパイダーマンを突っ込むが、爆発してしまい、それに巻き込まれて死亡。

・トゥームストーン(声:マーヴィン・“クロンドン”・ジョーンズ三世)
キングピン配下のマフィア組織の幹部。アルビノの黒人。ある化学実験で怪力を持つ。
マーヴィン・“クロンドン”・ジョーンズ三世は本作が長編映画デビュー作となります。
常にキングピンの側にいて、敵意ある者に対してすぐに銃口を向ける忠実さを見せている。
ドクター・オクトパスがスパイダーマンたちを逃すと、戻って来たところで銃口を向けた。
最後は加速器を破壊しに来たスパイダーマン・ノワールを相手にするも一方的に倒された。

スコーピオン(声:ホアキン・コシオ)
キングピンの配下。下半身と左腕がスコーピオンのような姿に機械化されている。
ホアキン・コシオは代表作に『カクタス・ジャック』、『ローン・レンジャー』があります。
メイおばさんの家に集まっていたスパイダーマンたちを見つけて仲間と襲撃を敢行した。
マイルスをしつこく追っていたが、まだコントロールできない電撃を食らっていた。
最後は加速器を破壊しに来たSP//drを相手にして破壊するも結局は倒されてしまう事に。

オリヴィア・オクタヴィアス/ドクター・オクトパス(声:キャスリン・ハーン)
キングピンに雇われる科学者。家族を蘇らせようとするキングピンの為に加速器を開発する。
キャスリン・ハーンは代表作に『なんちゃって家族』、『はじまりへの旅』などがあります。
何度もテストを行っているが、そのせいでニューヨークは連日のように地震が起きている。
スパイダーマンはすぐに加速器の危険さを訴えるが、まったく気にせず研究を続ける。
情報を盗みにやって来た異次元のピーターを拘束するが、マイルスの活躍で逃げられる。
最後は加速器を破壊しに来たスパイダーマンたちを相手にするが、結局は倒されてしまう。

ウィルソン・フィスク/キングピン(声:リーヴ・シュレイパー)
闇社会だけじゃなく町を牛耳っている。かつて妻と息子に裏の顔を見られた事で後悔する。
リーヴ・シュレイパーは近年の出演作に『俺たち喧嘩スケーター2:最後のあがき』、『チャンプ』などがあります。
その後、逃げ出した妻と息子が事故死してしまい、加速器で異次元から連れ出そうとする。
すぐスパイダーマンがやって来るが、グリーンゴブリンのせいで暴走して異次元と融合する。
またしても加速器を使うが、集まった異次元のスパイダーマンたちによって阻止される。
最後は二代目スパイダーマンとなったマイルスに倒され、そのまま警察に突き出されていた。

感想

個人的な評価

本作はコミック『スパイダーマン』を原作にした初のCGアニメ映画となります。
『第91回アカデミー賞』にて長編アニメ映画賞を受賞しています。
更に本作は思わぬ大ヒットをしていて、多くの人から高い評価を受けています。
これまで何度も作られてきたスパイダーマンの作品ですが、初めてのCGアニメ映画として、これまでになかった映像表現に挑戦しています。
とにかく、本作は挑戦的な映像を意識していて、これまで観た事ないモノを魅せています。
何より本作の注目するべきは様々な次元からやって来たスパイダーマンたちだろう。
これが初めての挑戦ではなく、以前にもテレビアニメシリーズでも異次元のスパイダーマンは共演を果たしています。
それぞれが住んでいる世界で正義の味方として悪人から人々を守っているが、必ずしもピーター・パーカーのような人物ではない点が注目である。
ピーターではなく友人のグウェンだったり、ピーターそっくりだが自堕落なピーターだったり、ノワールなピーターだったり、豚だったり、未来の少女だったりと様々なキャラクターでした。
しかも、それぞれの個性を見た目で分かりやすく絵のタッチも違っていて、ここら辺の細かい演出にも注目するべきだろうと思います。
とにかく、本作は映像としては素晴らしい出来であるが、ちょっとばかりカラフルすぎるところで目が疲れてしまうかもしれない。
ここまでは個人的に素晴らしい映画だと思ったが、残念ながらストーリーやキャラクターの使い方はあまりに微妙でした。
二代目スパイダーマンとなるマイルス・モラレスは原作にも登場しているが、個人的には今一つハマってこないです。
なので、本作で主人公になっているから期待値が一気に下がってしまい、初代スパイダーマンが呆気なく倒される点もどうにも納得できなかったです。
それに加え、異次元からやって来たスパイダーマンたちの扱いもオマケ程度で、彼らのキャラクター性よりもインパクトを重視してしまっている。
結局は主人公のマイルスを引き立てる為に出てきたのは非常に残念だと思っています。
それならば、まだテレビアニメシリーズを観ていた方がそれぞれのキャラクターを尊重して面白いと感じてしまいました。
世間の高評価にも驚いているが、そこまでの面白さはないかと個人的に思いました。