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アタック・ナンバーハーフ・デラックス RE-2694

アタック・ナンバーハーフ・デラックス RE-2694

作品紹介

公開年月  2016/04/30
ジャンル  スポーツ/コメディ
原作  『サトリーレック』(モチーフ)
監督  ポット・パセート
脚本  ポット・パセート
製作  ポット・パセート
製作国  タイ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

バレーボール界の頂点を目指すべくビー監督の呼びかけに教え子のジュン、キャプテンのムイ、問題児のカントーク、マッチョなヌなど、個性的なメンバーが集められた。
予選大会にやって来たチームは、ハチャメチャな明るさと男勝りなパワーを発揮して予想に反して勝ち進んでいく。
しかし、彼らは予想外の危機に直面し、涙の数だけ迷走してしまい、汗の量だけ暴走してしまうのだった。

登場人物&出演者

ムイ(演:ラッタプーム・トーコンサップ)
学校でバレーボールチームのコーチをしている。ジュンからの電話でメンバー集めをする。
ラッタプーム・トーコンサップは代表作に『Plon naya』、『Rak aow yu』などがあります。
ビー監督は初対面だったが、コーチとしての能力を買われて、チームの指導にあたっていた。
過去に同じチームだったチャートに片想いを抱くも、振られるという苦い思い出を持つ。
チームがバラバラになり、自殺を図るというウソをつき、なぜかみんな一丸となった。
最後は強豪である相手に苦戦を強いられるが、カントークとの連携によって勝利を手にする。

ジュン(演:ウォラチャイ・シリコンスワン)
ビー監督の教え子。県代表としてチームのメンバーを集める監督の為にスカウトして回る。
ウォラチャイ・シリコンスワンは代表作に『Mo 6/5 pak ma tha phi』、『Mo 6/5 pak ma tha phi 3』などがあります。
最も信頼しているムイに連絡を取って、メンバー集めの為に協力して昔の仲間に呼びかける。
ダオと仲良しで一緒に住んでいて、何かあると必ず二人で人形を使って物語を作っている。
ビー監督の教え子である一人に恋をするも叶わず、泣きついたトムを励ます事となる。
最後は全国大会の試合ではそれなりに活躍し、外国に出張していた父親が応援にかけつけた。

カントーク(演:パランユー・ロジャナワティタム)
トラブルメーカー。生活の為に市場で食材を運ぶが、ウソの噂を流して混乱を招いている。
パランユー・ロジャナワティタムは代表作に『Club zaa: Pit tamraa saep』、『F.Hilaire』などがあります。
そのせいで敵対していた店主がウソだと見破られ、野菜や果物を投げつけられて逃げ出した。
地方大会で優勝したパーティで泥酔し、なぜか意識がなかったノイナーを犯してしまう。
それが原因でノイナーとケンカとなって、チームの足を引っ張るとして辞めようと考える。
最後は全国大会の試合でムイとの連携を繰り出し、敵チームから勝利の一点をアシスト。

(演:チャイワット・トンセーン)
筋骨隆々のゲイ。鍛え上げられた肉体を持つが、心は乙女で純粋ながら少し天然な性格。
チャイワット・トンセーンは代表作に『Hor taew tak』、『Mae Bia』などがあります。
性格美人コンテストに出場するも、バケモノみたいなゲイが優勝して暴れ回ってしまう。
似たような感じのメンバーと比べて、筋肉が最も目立っていたのに空気キャラとなる。
特に目立つような活躍がないが、筋肉と乙女チックな振る舞いのギャップで盛り上げる。
最後は全国大会で気合いのスパイクを放ち、露出した筋肉を見せつける場面がありました。

ノイナー(演:パドゥン・ソンセーン)
全身タトゥーと黒縁メガネが特徴。不良に絡まれて犯されるが、それでゲイに目覚める。
パドゥン・ソンセーンは『32 Thun-wah』、『Thailand Only』などがあります。
外国人を連れ込んで商売しているが、自分でも意味が分からないまま英語が通じている。
地方で優勝を飾り崖でキャンプをしていた時、泥酔していたところをカントークに襲われる。
それが元でしばらく練習に来ておらず、決着をつけようと顔を見せるとカントークとケンカ。
ついに個人的な問題でチームにいられないとして、ムイに辞める意思を伝えた。
最後は持ち前のインパクトあるキャラクターを活かし、試合では目立った存在でした。

ダオ(演:キティパット・サマンタラクンチャイ)
ジュンとともに各地でメンバーを集めていた。可愛さを売りにして男たちを魅了する。
キティパット・サマンタラクンチャイは代表作に『Mathayom pak ma tha Mae Nak』、『Kud Krachak Krien』などがあります。
なぜか県代表の試合で敵チームの一人に口説かれ、その後はずっと淡い恋をしていく。
ジュンの家に暮らしているようで、そこに口説いた敵チームの男が来て初体験を迎えた。
最後は試合に出ていたのか分からない感じだが、口説いた男とはその後も仲良くしていた。

トム(演:パッダナイ・セートスワン)
メーンが訪れてスカウトをするが、実は同性愛者という事を母親に告白していない。
パッダナイ・セートスワンは本作が長編映画デビュー作となります。
学生で口うるさく心臓が悪い母親を心配させない為に同性愛をずっと黙っていた。
同級生を部屋に連れ込んで熱い抱擁していたところを母親に見つかり、勘当されてしまう。
広い家に住んでいるジュンに泣きついて面倒をみてもらうが、母親はそれでも認めず。
最後はなぜか母親が許して応援しに来るというワケの分からないハッピーエンドを迎える。

パーン(演:ウォンサパット・タンニヨム)
ニューハーフショーのトップスターを自称する。反対するボスを説得してチームに参加する。
ウォンサパット・タンニヨムは本作が長編映画デビュー作となります。
全国大会に向けたパーティで彼女を連れてきたチャートにちょっかいを出していた。
最後は空気キャラの一人となって、いつ活躍したのか分からないまま優勝をしてしまう。

メーン(演:ウィラディット・シーマライ)
ムイから連絡を受けてメンバー集めにスカウトとして各地にいた仲間に呼びかけた。
ウィラディット・シーマライは本作が長編映画デビュー作となります。
サトリーレックではストレートのような感じだが、空気キャラとなっていたせいで分からず。
最後の方ではまたもトランプ賭博をしていて、バレーボールとは関係ないイメージを持つ。

チャート(演:アルサマン・ジッタシリ)
サトリーレックのストレート。メンバーから憧れるも彼女持ちで嫉妬されてしまう。
アルサマン・ジッタシリは本作が長編映画デビュー作となります。
過去にずっとムイが片想いをしていた相手だが、空気を読まずに彼女を連れて来る。
全国大会に向けたパーティで抜け出したムイに話しをするも、無神経さしか感じられない。
最後は空気キャラの一人と化して、ベンチにいたのかコートにいたのか分からないほど。

ビー(演:スダーラット・プットプロム)
国体の為に代表チームを作ろうと教え子だったジュンにメンバーを集めるよう指示した。
スダーラット・プットプロムは『Wo maba maha sanuk』、『Pob na pluak』があります。
校長からはオカマを集めたチームとして警告を受けるが、強い決意で出場を決める。
チームが地方で優勝を飾って全国大会になると、またも校長から強いプレッシャーを受ける。
それでもチームが一丸となれば、相手がどんな強豪であっても必ず勝てると信じている。
最後は強豪相手にチームをまとめると、見事に打ち破って優勝を飾る事となった。

感想

個人的な評価

本作は大ヒットした『アタック・ナンバーハーフ』のリメイクとなります。
『アタック・ナンバーハーフ』の続編まではほぼ同じキャストでオリジナルのストーリーで展開させていました。
しかし、今回は伝説的な作品という位置づけとなった一作目を現代版として新たに作り直しています。
そのせいもあって、一作目とは打って変わってかなり派手なイメージとなっています。
確かに一作目も派手であったけど、それと比べ物にならないぐらい本作は“敢えて”派手さを全面的に出しています。
一作目では実話を忠実に再現している為、主要メンバーが五人だったが、本作はなぜか倍の十人に増えている。
その為に最初からゴチャゴチャした感じになり、誰が誰だか分からない登場人物もいます。
途中から完全に空気と化すキャラクターが多くいて、そもそも十人も必要なのかと思ってしまうほどにいらない。
前作までは主要メンバーが五人で彼女たち一人ひとりが重要性を持っていて、誰か辞めただけで大問題になってしまう。
しかし、大所帯となってしまうと、個々の必要性が薄らいでしまい、特に空気と化したキャラクターがいなくても試合は成立します。
だから途中で誰かが辞めたいと言っても、そこまで重要な問題だと思えず、大人数にしてしまったのは完全に失敗としか言えない。
それに一作目から扱っているメンバーのプライベートな問題も、登場人物が多いせいでエピソードが多くなって薄くなってしまいます。
特に差別を受ける意味で一人にスポットライトを浴びるが、チームにとって大きな戦力ではないので、どうにも「違う」という違和感しかなかった。
やはり、前作までの少人数は正解だったが、それでも空気と化してしまう登場人物がいる。
そうなってくると、本作なんて自己紹介という名の登場だけで、あとは本当に空気となっている登場人物の意味がまったくなくなってくる。
何より実際の試合も見せかけなのだから、個々の能力云々よりも、キャラクター先行になっているから更に意味がない。
本作から鑑賞していれば面白く感じるかもしれないが、一作目から鑑賞している人間からすれば、本作は駄作の何モノでもないです。
コメディ色をより強くした演出も失敗していて、ボケると効果音が出るシーンでは真顔になってしまうぐらい幼稚すぎるレベルでした。
本作最大の失敗はムダに増やした人数の多さと、コメディ色を強くしすぎた事で、ラストの方ではどうでも良くなってしまった。
逆に言えば、一作目と二作目は主要メンバーの魅力が充分にあって、ちゃんと個性も発揮されていた上にストーリーもちゃんとしていた。
だからこそ本作の体たらくは非常に残念であり、リメイクとして失敗した作品でした。

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