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レイルロード・タイガー RE-2630

レイルロード・タイガー RE-2630

作品紹介

公開年月  2016/12/23
ジャンル  アクション/アドベンチャー
原作  劉知侠 『鉄道遊撃隊』
監督  ディン・シェン
脚本  ホー・カーカー、ディン・シェン
製作  ジャッキー・チェン、ヤン・ドウ
製作国  中国
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

鉄道で働くマー・ユエンたちは、列車に忍び込んでは日本軍の物資を盗む事から“レイルロード・タイガー”と呼ばれていた。
ある日、マーは日本軍から追われた負傷兵のダーグオを匿うが、彼から物資輸送を阻止する為に橋の爆破作戦を託される。
戸惑うレイルロード・タイガーたちを余所に、日本軍の指揮官である山口は作戦に気づいてしまうのだった。

登場人物&出演者

マー・ユエン(演:ジャッキー・チェン)
主人公。レイルロード・タイガースのリーダー。鉄道職員。駅では運搬係のリーダー。
ジャッキー・チェンは近年の出演作に『スキップ・トレース』、『ドラゴン・ブレイド』などがあります。
いつもキセルを持っているが、特に意味はないと言っている。盗みには銃を使わない信条。
過去に日本軍によって妻を殺されていて、いつか大仕事をして復讐の機会を窺っている。
ダーグオの作戦を引き受けて、仲間とともに爆薬の積んだ列車を盗んで橋に向かった。
最後は山口との死闘を繰り広げ、、爆薬を橋の柱に巻き付けて爆破し、勝利を手にする。

ルイ(演:ジェイシー・チャン)
レイルロード・タイガースのメンバー。鉄道の整備士。マーとは年の離れた兄弟である。
ジェイシー・チャンはジャッキー・チェンの息子で、映画の代表作に『カンフー・パンダ』シリーズがあります。
兄弟という事もあってマーとのコンビネーションは鮮やかでピンチも簡単に突破できる。
しかし、中国人に変装したユウコに捕まるが、拷問を受ける時にマーと鼻の話しになった。
ダーグオの作戦に参加し、列車の運転をするがユウコにより何度も邪魔をされてしまう。
最後は止まった列車を動かす為に別の列車を奪い、衝突させる事で橋に届かせた。

ダーハイ(演:ファン・ズータオ)
レイルロード・タイガースの一人。仕立て屋。いつも鋭く大きなハサミを持ち歩いている。
ファン・ズータオは韓国の男性アイドルグループ“EXO”の元メンバーで、映画の代表作に『Edge of Innocence』があります。
マーが通っているチンの息子で、雑用係のシンエルは妹でメンバーに入りたいと迫られる。
ダーグオが志し半ばで倒れてしまい、マーも諦めるような発言に対して怒りと落胆を示した。
橋の爆破に参加して最後まで戦い抜き、山口に追いつめれたマーを一発の銃弾で助けた。

シンエル(演:チャン・イーシャン)
雑用係。ダーハイの妹。レイルロード・タイガースに入りたくてダーハイに付いて行く。
チャン・イーシャンは本作は長編映画デビュー作となります。
母親のチンとともにレイルロード・タイガースのメンバーに煎餅を配って彼らを労う。
最後は橋の爆破作戦に参加するが、ほとんど役に立たずマーにより列車から降ろされる。

ダークイ(演:サン・ピン)
レイルロード・タイガースの一人。鉄道職員でマーと同じ駅で働いている。体格が良い。
サン・ピンは代表作に『三国志英傑伝/関羽』、『誘拐捜査』などがあります。
爆薬を盗んで逃げる際に追う日本軍に小麦粉を投げつけ、何袋かを持ち出していた。
その時に日本軍の兵士に銃口を向けられるが、マーの投げた爆薬が爆発して助かった。
ダーグオの任務を遂行するべく作戦に参加するが、日本兵に腕を撃たれて列車から脱落。
止まった列車を動かすべく、ルイが運転するもう一本の列車の路線変更を手伝った。

ファン・チュアン(演:ワン・カイ)
ラーメン店を経営。過去に将軍のボディガードを務めていた。射撃の腕前は達人級。
ワン・カイは代表作に『黄金時代』、『容疑者Xの献身』などがあります。
元エリートであり、レイルロード・タイガースに対してアマチュア集団として見下している。
マーたちが日本軍を倒そうとする事を知り、最初は拒否するも結局は彼らを助ける事に。
レイルロード・タイガースの一員となってダーグオが果たせなかった任務に参加する。
最後は山口たちに追いつめられるが、マーを殺そうとしたところで尻に銃弾を浴びせた。

ダーグオ(演:ワン・ダールー)
中国軍の兵士。危険な任務に失敗して唯一生き残る。マーに助けられる作戦を彼らに委ねる。
ワン・ダールーは代表作に『私の少女時代/Our Times』、『Legend of the Naga Pearls』などがあります。
負傷してマーたちの洞窟に運ばれて任務をこなそうとするが、傷の痛みで泣いてしまう。
任務をこなすべく列車に乗り込むが、日本軍に見つかってしまいユウコに射殺される。

チン(演:シュイ・ファン)
煎餅売り。ダーハイとシンエルの母親。マーとは内縁の妻という立場である。
シュイ・ファンは代表作に『スパイシー・ラブ』、『ハッピーイヤーズ・イブ』があります。
レイルロード・タイガースの活動を見守っているが、騒ぎが大きくなる事を心配する。
決死の作戦を覚悟したレイルロード・タイガースに煎餅を配って帰ってくる事を願った。

サンライズ(演:ナタス・アソカ)
泥棒。みんなの間では厄介者として扱われる。シンエルに片想いをしている。
ナタス・アソカは本作が長編映画デビュー作となります。
副駅長から伝言を頼まれ、マーたちに爆薬を積んだ列車の情報を書いたメモを手渡した。
橋の爆破作戦になぜか参加し、爆薬を見つけ、シンエルとともに列車を降ろされた。

ユウコ(演:チャン・ランシン)
日本軍の女性将校。背中に龍の入れ墨をしている。男勝りで抵抗する中国人を容赦なく殺す。
チャン・ランシンは代表作に『ライジング・ドラゴン』などがあります。
橋を爆破しようとする中国軍の生き残りを探し、ダーグオを見つけると躊躇わずに射殺した。
爆薬を盗んだ者を探すべく中国人に変奏し、マーとルイの顔を覚えていた部下が捕らえる。
マーたちが列車を奪う事を知り、ルイが運転する機関室に入って止めようとする。
結局はルイが盗んだもう一本の列車にも侵入するが、逃げられず前の列車に衝突して死亡。

山口(演:池内博之)
日本軍の憲兵隊長。武道に通じる。中国人には威圧的で日本人に対しても権力を振るう。
池内博之は近年の出演作に『アウトレイジ/最終章』、『グッドモーニングショー』がある。
自分は絶対的な上の立場として君臨し、部下が失敗をすれば容赦なく切腹を命じる。
爆弾の盗人であるマーとルイを捕らえて、仲間も一網打尽にしようと画策するも失敗した。
欲張ってチンの煎餅を一人で食べて、大量の睡眠剤を服用したおかげでしばらく行動不能に。
最後はマーたちが奪った列車の奪取に挑むが、中国軍の介入で失敗して橋とともに爆死。

感想

個人的な評価

本作は1954年に発表された劉知侠の大衆小説『鉄道遊撃隊』を映画化した1956年の同名作品をリメイクした作品となります。
中国本土では100億円を超える大ヒットで、監督は『ポリス・ストーリー/レジェンド』のディン・シェンが務めています。
今回でジャッキー・チェンとディン・シェン監督が組む三本目の作品で、これまでの流れと違う題材の作品である。
本作にはアジア圏を中心に活躍する人気俳優を起用し、主人公はもちろん、ジャッキー・チェンが務めています。
いつものカンフー映画ではないし、警察官でもないジャッキー・チェンが鉄道職員で泥棒という珍しい役となっています。
時代は日本軍が中国を支配しているが、本作は基本的にコメディタッチなので反日という要素はありません。
そこはジャッキー映画なので、政治的な意味よりも楽しさを追求した作品となっています。
軽いノリで描かれているが、普通に人が死んでいくので意外にもシリアスな部分もある。
ただし、本作は最後まで鑑賞すれば分かると思いますが、主人公側の仲間が死ぬ描写はハッキリと描かれていません。
もしかすると生きているかもしれないという希望を与えていて、これが本作にいい意味での軽さを与えています。
普通に描いてしまうとシリアスな内容になりそうだが、そこはエンターテイメントを第一に考えるジャッキー・チェンのこだわりが垣間見える。
すでに激しいアクションから引退したジャッキー・チェンだが、どうしても彼の華麗なアクションが観たくなります。
いつカンフーが出るのか、いつ壁登りをやるのか、いつ日本兵をぶっ飛ばすのか期待をしてしまう事でしょう。
しかし、本作にはそのような往年のジャッキー映画にあった要素がなく、あくまで中国の事を想う一般人を演じていました。
新たな一面を出したジャッキー・チェンですが、ハッキリ言って、この路線で行くならば多大な期待はもうできません。
シリアスな作品に演技派への転向するなら諦めがつくけど、本作のような中途半端なアクションを見せられると逆にガッカリしてしまいます。
いつものジャッキーならあのようなマヌケな敵なら簡単に倒せるだろうと思ってしまう。
ジャッキー映画を多く観てきたからこそ、抱いた期待感と本作の目指す方向性とのズレに最後まで違和感を持ちました。
コミカルな演出はジャッキー映画らしいけど、そこには激しいアクションとのギャップがあったから面白いと改めて感じさせた。
本作のような手分けしたコンビネーションは悪くないが、ジャッキー映画としては緩すぎて面白味がなかったです。
ただ、本作では悪役を担った池内博之という存在が大きく、これは『イップ・マン/序章』での悪役に匹敵するインパクトがありました。
この路線で行くジャッキー・チェンなら、個人的には以前ような期待は持てないと感じさせる作品でした。

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