作品紹介
公開年月 | 2016/03/01 |
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ジャンル | ホラー/アクション |
原作 | なし |
監督 | デヴィッド・マガ |
脚本 | ジョン・ブッシュ、デヴィッド・マガ |
製作 | ジョン・ブッシュ、ブライアン・ギング |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
女子大生のレクシーは天文学の単位を取るべく、仲間と5人で流星群の観測へ山頂を目指して車を走らせていた。
しかし、レクシーたちは立入禁止区域に出くわし、男子たちの軽いノリに仕方なく封鎖されたバリケードの奥へ侵入してしまう。
日も暮れてきた頃、観測場所へ向かう5人は暗闇の中から突然現れた男に遭遇し、レクシーたちは山にはバケモノがいると警告を受けるのだった。
登場人物&出演者
・レクシー(演:ドミニク・ストレッリ)
主人公。女子大生。単位を取る為に山頂から流星群を観測するべく仲間たちとキャンプする。
ドミニク・ストレッリは代表作に『God of Thunder』などがあります。
暑くなるという理由で豊胸した横乳が丸見えなタンクトップで天体観測に臨もうとする。
色気を振りまいて男たちを意識的に虜にするが、尻軽女じゃないと説得力皆無の主張する。
後半になってからリーダー面をして斧で改造兵士に立ち向かうも当然のように歯が立たず。
最後は目覚めたレイに助けられるが、無数の地下壕が起動してマイクと絶望していた。
・マイク(演:マイケル・ハンツマン)
大学生。単位を取るべく流星群の観測に来たグループの一人。運転手でリーダー的な存在。
マイケル・ハンツマンは代表作に『Bullet』、『All You Can Eat』などがあります。
恋人のサマンサは女子大生ながらアル中な上に自己中だが、なぜ付き合っているのか不思議。
天体観測するような服装じゃないレクシーに見とれ、そのせいでサマンサに怒られている。
掘っ建て小屋で見つけた二個のダイナマイトを使って、三体の改造兵士を倒す事に成功する。
最後は右足を折られるが、目覚めたレイのおかげで助かるも無数の地下壕を見て絶望した。
・サマンサ(演:ジェニファー・チャーチック)
女子大生。単位を取るべく流星群の観測に来たグループの一人。マイクの恋人でアル中。
ジェニファー・チャーチックは代表作に『ザ・サンド』、『Interstellar Wars』がある。
大学生でアル中というトンでも設定であるが、レクシーと比べて肉付きがいいのに貧乳。
早速とビールを飲みまくって一人でエロダンスをして、天体観測の為に仕方なく付いていく。
掘っ建て小屋に避難するも足をケガし、マイクたちに地下壕で起きた事を素直に話した。
最後は小屋から逃げる道中に改造された兵士たちに襲われ、抵抗もせず首を折られて死亡。
・ジェイソン(演:ジェレッド・リーディ)
大学生。単位を取るべく流星群の観測に来たグループの一人。仕方なく付いてきている。
ジェレッド・リーディは代表作に『Special』などがあります。
典型的な軽いノリのタイプで、小難しい事を話していたデリックをオタク野郎呼ばわりする。
立入禁止区域に差しかかり、率先して突っ切る意見を出して、マイクたちに納得させた。
デリックが犠牲になるも掘っ建て小屋に避難し、サマンサから始まって殺人を告白する事に。
最後は小屋から逃げる道中に改造された兵士たちに襲われ、馬乗り状態から撲殺された。
・デリック(演:ダニエル・ウィル・ジョージ)
大学生。単位を取るべく流星群の観測に来たグループの一人。他のアホよりは知的な存在。
ダニエル・ウィル・ジョージは本作が長編映画デビュー作となります。
メガネをかけているが、すべての知識はスマホから調べた情報で、それを言葉にするだけ。
いじめられっ子じゃなく、単位を取る為にマイクから頼りにされており、荷物運びもしない。
地下壕で実験施設を見つけるが、ジェイソンがフィリップス博士を殺した事で後悔する。
最後は改造された兵士たちの実験について語ろうとして、背後から捕まって連れ去られた。
・フィリップス博士(演:トム・マクラーレン)
1972年に軍からの要請で改造兵士の計画を任される。兵士の身体能力を向上する実験を開始。
トム・マクラーレンは代表作に『City of Dreams』、『Vermin Town』などがあります。
レイ・ジョーンズを含めた数人の退役軍人たちを被験者にして、彼らの身体能力を強化する。
実験は成功したかのように見えたが、兵士たちが怒りと憎しみの感情で制御できず失敗。
軍の上層部にも伝わってしまい、上官から実験の中止を宣告され、地下壕に40年間暮らす。
最後は地下壕に侵入したジェイソンの一撃を首に食らい、何も話せずに絶命してしまう。
・レイ・ジョーンズ(演:アンドリュー・ミラー)
1972年の退役軍人。体液してから家族を失ってしまい、毎日が酒に頼るような悲惨な人生。
アンドリュー・ミラーは代表作に『Fanboy』、『Art of Deception』などがあります。
秘密裏に行われる軍の実験に被験者として志願して、苦痛の人生から脱しようとしていた。
怒りと憎しみの感情に支配された事で失敗作となってしまい、40年間も閉じ込められる。
お調子者のジェイソンたちによって解放されると、仲間の改造された兵士たちと襲う事に。
最後は認識票で家族の事を思い出し、レクシーを助ける為に仲間と崖から落ちて一緒に死ぬ。
感想
個人的な評価
本作はAmazonプライムにて配信されている作品となります。
最近ではAmazonプライムは超大作だけじゃなく、このようなマイナーすぎる作品も扱う。
バカ者(若者)たちがスマホも繋がらないような場所に来て、得体の知れない何かに襲われて順番に殺されていく王道的な展開。
脳筋、ビッチ、オタク、お調子者、最後まで何もしないビッチ主人公と、これもまた典型的すぎて面白味のない登場人物たち。
最近のハリウッドが打ち出しているポリコレ対策を無視して、黒人を含めた有色人種が一人も出ておらず、メジャーな作品ならば叩かれていただろう。
本作は低予算で製作されていますが、典型的すぎる登場人物には一切面白味がありません。
なぜかマジメに作ってしまい、改造された兵士にも中途半端なドラマを作るなど、低予算映画だと忘れた構成にムリがありました。
改造された兵士が本格的に登場するのは中盤を過ぎたところで、身体能力を強化したワリにあっさりと倒されてしまいます。
古いダイナマイトのショボイ小規模な爆発が近くで起きただけで倒される程度の強さで、失敗作と言われても仕方なかったです。
非力な女が振り上げた斧が脳天を直撃して呆気なく死ぬなど、本当に多額の資金と資材を投じた改造兵士なのか疑わしいぐらい弱いです。
バカ者(若者)たちも順番にオタク、お調子者、ビッチと簡単に死んで、ビッチ主人公と脳筋イケメンだけが都合良く残って最後の改造兵士と戦います。
ただ、ここでムダに使っていた改造される兵士の一人が家族の事を思い出し、なぜか主人公たちを助ける為に仲間とプロレスを始めます。
最後は崖から一緒に身を投げ出して主人公たちを助けるが、実はまだ地下壕がたくさんあった絶望エンドで終わるという意外性を狙おうとして滑った結末になります。
ラストで改造された兵士たちのプロレス、非力な女もマトモに殺せず、薄い板でできた掘っ建て小屋すら壊せないようなら、軍の上層部が中止を決めたのは英断だったと思います。
本作には特筆した部分はないし、オリジナリティのカケラもなく、女優陣たちが特別に美人じゃないし、スタイルも良くないなど、本当に見所がない作品でした。