ブレードランナーとは?
逃亡した人造人間を専門の始末屋が追っていくが、逆に追いつめられて考えさせる物語。
信長さまの総評
お前にワシの折り紙が作れぬわ。はっは!
ワシの周りにはサル、犬、鬼、蝮がいて、近くには虎と龍がおる。
どれもつまらぬ。あまりにも普通すぎてつまらぬわ!
だから、ワシは自分の事を……
「第六天魔王」と呼ばせるぞ。
どうじゃ?カッコいいじゃろう。はっは!
本作ではブレードランナーの一人で、主人公の見張り的な役目を持つガフという男がおる。
ヤツは折り紙が得意で、言葉よりも折ったモノでメッセージを残すのじゃ。
それによって主人公の置かれている立場を表現しておるのじゃが、これはなかなかの意味深な演出じゃった。
主人公がどのような立場で、どのような心理か、折り紙一つで見せつけておる。
しかし、そんな男にはワシを折り紙如きで片付けられるはずがないのじゃ。
ワシは仏教最強の敵である「第六天魔王」である!
ガフでもそう易々とワシの姿を折り紙で表現できないじゃろう。
それにしても、ワシが「第六天魔王」を口にすると、なぜか皆ソワソワしておる。
サルは俯いて肩を震わせておるし、濃は相変わらず冷たい視線じゃ。それに明智のヤツはいつもに増して無表情じゃ。
やはり、あまりにもカッコいいから、羨ましがっておるのか。はっは!
以上、ワシの『ブレードランナー』についてのレビューじゃ。
もっと詳しいレビューは「脳内ミニシアター改」にある。
では、次回まで首を洗って待っておれ。さらばじゃ!