作品紹介
公開年月 | 2015/06/23 |
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ジャンル | パニック/アクション |
原作 | なし |
監督 | マーク・ポロニア |
脚本 | ジョン・オーク・ダルトン |
製作 | マーク・ポロニア |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
田舎町で発生した銀行強盗に、たまたま寄ってきたジャッキーは犯人の男三人組に脅され、彼らの逃走劇に巻き込まれる事に。
着いたのは小さな沼のほとりにあるキャビンで、そこでは謎の殺人事件が多発していた。
ジャッキーと犯人たちは警察に追いつめられてしまうが、そこへ誰も見た事のない怪物が姿を現すのだった。
登場人物&出演者
・ジャッキー(演:ダニエル・ドナヒュー)
主人公。元夫から預金通帳を盗んで銀行でお宝を手に入れよとするが強盗に巻き込まれる。
ダニエル・ドナヒューは代表作に『ビッグ・クラブ・パニック』があります。
アンディたちを山小屋に連れて行くが、逆に彼らの盗んだ金を横取りしようとする性悪女。
怪物が出現して男たちが頑張って倒そうとする姿を山小屋からずっと見ているだけ。
なぜか山小屋から出てから怪物が出てこず、出演したマーク・ポロニアとともに脱出する。
・アンディ(演:ジェフ・カーケンドール)
銀行強盗の一人。失業中の元子役。ファンのサイン会と妻に言うが実は銀行強盗をする。
ジェフ・カーケンドールは代表作に『ビッグフットvsゾンビ』、『フランケンジョーズ』などがあります。
一発屋の俳優であるにも関わらず、調子に乗って妻に隠れて浮気していた過去を持つ。
山小屋にやって来た妻と一緒に逃げるも、腕1本残してあっさりと食い殺される。
・エド(演:ジェームズ・カロラス)
銀行強盗の一人。雪男の役が多い。模造銃のはずが本物の銃を調達するマヌケである。
ジェームズ・カロラスは代表作に『フランケンジョーズ』などがあります。
どこか抜けているようなところがあって、ジャッキーの誘惑にまんまと騙されるバカ。
最初にスパークスが退場すると思ったのに最初の犠牲者になるのは予想外だった。
・スパークス(演:ボブ・デニス)
銀行強盗の一人。今回の銀行強盗を思いついた人物。何かと短気ですぐにキレる。
ボブ・デニスは代表作に『Among Us』、『Bad Magic』などがあります。
エドが金を持ち去ったとジャッキーに騙され、当たり前のようにブチ切れる単細胞。
襲ってきた怪物に無限弾の拳銃を発砲するも通じずにあっさりと食い殺される。
・ギル・カーター(演:スティーヴ・ディアスパッラ)
警官。自称“社会のゴミ”の掃除屋。ターゲットとする相手は撃ち殺した後に警告する。
スティーヴ・ディアスパッラは代表作に『ビッグ・クラブ・パニック』があります。
どうにも警官には見えないが、逃げたジャッキーたちの足取りを簡単に割り出す。
みんなが食い殺される中、松明と剣右卯を巧みに使って怪物を湖に突き落とす。
水に入っただけの怪物をやっつけたと勘違いし、あっさりと食い殺される。
感想
個人的な評価
マイペースにクソ映画を作り続けるマーク・ポロニアの作品。
低予算だとすぐ分かるようなストーリー構成やクリーチャーの造形で知られる。
これまで『ビッグフットvsゾンビ』と『フランケンジョーズ』を観たが、多くの人は借りた事を後悔するだろう。
同じ値段で借りるならば、まだ観た事のある有名作品の方がマシだと感じられます。
それぐらいマーク・ポロニア監督の作品は普通の人にとって観る価値はない。
しかし、こういうクソ映画を楽しめる人種には、マーク・ポロニア監督の作品は面白い。
別にストーリーが面白いのではなく、ツッコミを入れながら鑑賞できるという事です。
あとは毎回どんな手でクリーチャーを登場させるのか、これもマーク・ポロニア監督の演出も予想しながら鑑賞する。
もちろんですが、今回も思わず吹いてしまうような怪物の登場にマーク・ポロニア監督の手腕を再確認する事ができます。
やはり、マーク・ポロニア監督は上手くないけど、作りきっているところが素晴らしい。
更に本作でもちゃっかり出演しているが、意外にもセリフが多いし、棒読みセリフじゃないのが驚きです。
基本的に銀行強盗と性悪女の物語が中心で、オマケ程度に怪物が出てくる程度である。
しかも、その怪物は肉食恐竜だが、同じ映像の使い回しだし、全体像がオモチャだし、足元はクソみたいな低品質の着ぐるみである。
これを観てしまうと、最後まで鑑賞できる方が厳しくて、物好きじゃない限り途中で鑑賞を止めてしまうだろう。
とにかく、本作もマーク・ポロニア監督らしい作品である意味、安心できる内容です。