ドラゴンボールZ/激突!!100億パワーの戦士たち VD-285

作品紹介

公開年月  1992/03/07
ジャンル  アクション/アドベンチャー
原作  鳥山明 『ドラゴンボールZ』
監督  西尾大介
脚本  小山高生
製作  今田智德、茅野力造
製作国  日本
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

登場人物&出演者

孫悟空(声:野沢雅子)
主人公。地球育ちのサイヤ人。新ナメック星がピンチだと知って仲間と一緒に助けに行く。
野沢雅子は近年の出演作に『天気の子』、『ドラゴンボール超/ブロリー』などがあります。
新ナメック星で惑星ビッグゲテスターで復活したメタルクウラと出会い、すぐに対決をする。
超サイヤ人になっても自己修復するメタルクウラに苦戦し、ベジータとの共闘で破壊する。
ほとんどのパワーを使い切り、大量のメタルクウラ軍団に挑むもベジータと捕まってしまう。
最後はパワーを爆発させてビッグゲテスターとクウラを破壊し、新ナメック星を救った。

孫悟飯(声:野沢雅子)
孫悟空とチチの間に生まれた地球人とサイヤ人の混血児。地球の神となったデンデと親友。
マシン惑星のビッグゲテスターに新ナメック星が襲撃され、悟空たちとともに助けに行く。
ナメック星人たちを助けようとロボット兵たちに挑むが、装甲が硬すぎて破壊できずにいた。
気を一点に集中させて破壊していくが、圧倒的な数の前に捕まって連れ去られてしまう。
最後は悟空とベジータのパワーでビッグゲテスターが破壊され、無事に脱出を果たした。

クリリン(声:田中真弓)
地球人。かつて孫悟空とともに亀仙人の元で修行した親友。地球の神となったデンデと親友。
田中真弓は近年の出演作に『ONE PIECE STAMPEDE』、『ONE PIECE FILM GOLD』などがあります。
マシン惑星のビッグゲテスターに新ナメック星が襲撃され、悟空たちとともに助けに行く。
ロボット兵が登場してくると、攻撃しようとしてなぜか一人だけ一撃で吹き飛ばされる。
それでも気を一点に集中させてロボット兵を破壊するが、圧倒的な数の前に捕まってしまう。
最後は悟空とベジータのパワーでビッグゲテスターが破壊され、無事に脱出を果たした。

ピッコロ(声:古川登志夫)
ナメック星人。かつて地球を支配しようとした魔族。ナメック星に行かず地球に住んでいる。
古川登志夫は近年の出演作に『ドラゴンボール超/ブロリー』、『ドラゴンボールZ/復活の「F」』などがあります。
新ナメック星がマシン惑星ビッグゲテスターに覆われ、同族を助ける為に悟空たちと行く。
ナメック星人たちを捕らえていたロボット兵に警告するも、無視されてそのまま戦闘に突入。
気を一点に集中させてロボット兵を破壊し、囚われた悟飯たちを追ってビッグゲテスターへ。
最後は脱出しようとした悟飯たちを合流して、ナメック星人たちを外へ避難させていた。

ベジータ(声:堀川亮)
サイヤ人。惑星ベジータの王子。ナメック星での戦いから地球にやって来て住み着いていた。
堀川亮は近年の出演作に『ドラゴンボール超/ブロリー』、『名探偵コナン/から紅の恋歌』などがあります。
悟空たちが新ナメック星に行くと、それを知って小型の宇宙船で一人だけ向かっていた。
メタルクウラの前に悟空が苦戦していると、突然現れて助け出して、一緒に戦う事になる。
当初から悟空の指示に反対するが、倒す方法がそれしかないと理解して共闘していく。
最後は超サイヤ人のパワーでビッグゲテスターを破壊し、残ったチップを密かに破壊した。

ウーロン(声:龍田直樹)
様々なモノに変身できる子豚。当初は強面や怪物に変身して脅していたが悟空たちの仲間に。
龍田直樹は代表作に『オバケのQ太郎』、『21エモン/宇宙(そら)いけ!裸足のプリンセス』などがあります。
マシン惑星のビッグゲテスターに新ナメック星が襲撃され、悟空たちとともに助けに行く。
ロボット兵に対し、遠くから挑発するような言葉を投げかけるもヤジロベーに突っ込まれる。
最後は悟空とベジータの活躍でビッグゲテスターとクウラが倒れ、地球へ帰還する事になる。

ヤジロベー(声:田中真弓)
カリン塔に登ってからずっと住み着いている。危険を避けるが仲間の為に仙豆を持ってくる。
ブルマの口車に乗って新ナメック星へ来るが、メタルクウラたちの存在で帰りたくなる。
抵抗しようとするがまったく歯が立たず、亀仙人やウーロンたちと一緒に捕まった。
誘導ロボットに逆らったせいで最初に刻まれそうになるが、悟空たちの活躍で阻止される。
最後は持ってきた仙豆を悟空たちに分けると、新ナメック星を後にして地球へ帰った。

亀仙人(声:宮内幸平)
別名を「武天老師」と呼ばれる武道の達人。悟空やクリリンの師匠として亀仙流を教えた。
宮内幸平は代表作に『一休さん』、『カッパの三平』などがあります。
マシン惑星のビッグゲテスターに新ナメック星が襲撃され、悟空たちとともに助けに行く。
新ナメック星がマシン惑星ビッグゲテスターに覆われ、独特な表現で状況を説明した。
襲いかかったロボット兵にパンチを繰り出すも通用せず、ウーロンたちと一緒に捕まった。
最後は悟空とベジータの活躍でビッグゲテスターとクウラが倒れ、地球へ帰還する事になる。

メタルクウラ/クウラ(声:中尾隆聖)
悟空によって肉体が消滅するが、残っていた脳がビッグゲテスターのコアと融合していた。
中尾隆聖は近年の出演作に『ドラゴンボール超/ブロリー』、『それいけ!アンパンマン/かがやけ!クルンといのちの星』などがあります。
優れた科学技術でメタルクウラを量産して、新ナメック星にやって来た悟空たちを苦しめる。
超サイヤ人となった悟空とベジータを圧倒するも破壊されるが、すぐに数百体が押し寄せる。
クウラがサイヤ人のパワーを吸い取るが、オーバーヒートでビッグゲテスターが壊れる。
最後は悟空とベジータの連携で倒され、ビッグゲテスターとともに完全に消滅してしまう。

感想

個人的な評価

本作は『ドラゴンボール』シリーズの劇場版において9作目となります。
時期としてはセルゲームの開幕宣言から始まるまでであり、ベジータにとってスクリーンデビューした作品となります。
やはり、クウラという劇場版のキャラクターとして人気の高さが分かる番外編とも言える続編となっています。
何より本作ではクウラがメタルクウラとなった復活し、超サイヤ人となった悟空と対等に戦うところができるまで強くなっている。
前作では変身した悟空に手も足もでなかった事を考えると、ビッグゲテスターによるパワーアップは相当なモノだと言える。
しかも、そこにもう一人の超サイヤ人であるベジータが共闘しても、自己修復と学習で強くなっていく点でもその強さが窺える。
ようやく全力でメタルクウラを倒したかと思ったら、今度は数百体が姿を現した時の絶望感は劇場版の中で1、2位を争うぐらい強烈なインパクトがあります。
メタルクウラはパワーが減らず、壊されて自己修復する度に強くなるチートすぎる能力で悟空たちが窮地に陥るのは当然だろう。
ただ、そこはサイヤ人の生命力は機械の予測を遙かに超えて、自爆に近いような状態でビッグゲテスターが破壊される展開もまた分かりやすい。
ライバルのポジションだったピッコロはベジータに譲る作品となっていて、より悟空たちに近い存在になっていると思います。
更に注目するべきはクリリンだけが「なんでオレだけ…」というお決まりのセリフが生まれる作品にもなりました。
やはり、『ドラゴンボール』シリーズの劇場版は展開が分かりやすく、ほとんどをアクションに割いている点でも気軽に観られるのは本当に素晴らしい。