ブラッド・ハザード RE-2511

作品紹介

公開年月  2016/11/21
ジャンル  ホラー/サスペンス
原作  なし
監督  ダレン・K・ナラング
脚本  ダレン・K・ナラング
製作  ジェフリー・ロビンソン
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

チョイは気づくと下着姿で見知らぬ部屋に監禁され、他に女性も監禁されていたが、突如現れる覆面の男によって次々と凝らされていく。
一方、離婚をして離れ離れになった娘の養育費に困っていたアンドリューは、ある日、謎の男に運び屋の仕事を依頼され、いくつかのテストをクリアして信頼を得る。
金の為なら引き受けるアンドリューだったが、次の依頼に金持ちの未亡人エリザベスに呼び出された彼は若い女性の血を集める仕事だと知るのだった。

登場人物&出演者

チョイ(演:ケイトリン・ステイシー)
目を覚ますと見知らぬ部屋で下着姿のまま口と手足を縛られ、倒れ込んでいた。
ケイトリン・ステイシーは代表作に『オール・チアリーダーズ・ダイ』、『アイ・フランケンシュタイン』などがあります。
先に目覚めていたアンジェラによって助けられるが、結局は部屋に連れ戻される。
それでも諦めず脱出を試みていた時に目を覚ましたアシュリーを縛っていた布をとく。
ダクトへ逃げ込み死んだフリをして覆面の男をやり過ごし、罠を仕掛けて待機する。
部屋にやって来た覆面の男を罠にかけ殺すと、扉を開けて自由の身になる。

アンドリュー(演:マーカス・テイラー)
離婚として娘と離れ離れに暮らす。養育費の支払いに困っているほどの生活苦である。
マーカス・テイラーは代表作に『ゾンビ・ヘッズ/死にぞこないの青い春』などがあります。
何者かの配達を頼まれ、最初は怪しんで躊躇うも、大金が手に入る事で引き受けてしまう。
娘によりよい人生を歩ませる為、謎の依頼者から出された課題を見事にクリアする。
その結果、信頼を勝ち得て金持ちの未亡人エリザベスに若い女性の血を集める依頼される。
最後は常軌を逸したエリザベスの依頼を娘の将来の為に引き受ける事になる。

アシュリー(演:レイチェル・メルヴィン)
チョイと同じく下着姿で布によって口と手足を縛られた状態で目を覚ました。
レイチェル・メルヴィンは代表作に『プリティ・ライフ2/ヘイリー・ダフの学園天国』、『ゾンビーバー』などがあります。
チョイによって助けられるが、足が動かず、モタモタしているうちに覆面の男に捕まる。

アンジェラ(演:ソリア・キャラダイン)
チョイと同じく下着姿で縛られていたが、自力で口と手足をほどいた。
ソリア・キャラダインは代表作に『グッド・ドクター/禁断のカルテ』などがあります。
縛られたチョイの布をほどくが、すぐに来た覆面の男かによってあっさりと殺される。

エリザベス(演:ホーリー・トワイフォード)
ヒマを持て余した大金持ちの未亡人。夫は若くして戦争へ行き戦死している。
ホーリー・トワイフォードは代表作に『I Love ペッカー』などがあります。
時の流れは残酷だと感じ、金持ちの妄想から若い女性の血を手に入れて若さを保つ。
奪われた若さを取り戻す権利があるというキチガイを発揮してアンドリューを説得した。
世の中は金さえあれば、なんでも実現できるという事を実際にやっているキチガイ。

感想

個人的な評価

窓をふさがれ、ドアにもカギをかけられた部屋に下着姿の若い女性が大勢転がっている。
みんな口と手足を布で縛られ、そのほとんどは意識がなく死体である女性もいる。
主人公であるチョイの横顔が映っている長いシーンの後にその状況が分かる。
途中で再生が止まったのかと思うほど、たっぷりと主人公の横顔を見せています。
これは完全なる尺稼ぎとなるけど、主人公であるチョイを演じているケイトリン・ステイシーはキレイな女優だから耐えられる。
それで下着姿を惜しげもなく披露しているので、なんとなく長い時間待たされても納得する。
そして、本作がおふざけが過ぎる“ディープレッド”の配給と知って期待しました。
ディープレッドは基本的に吹き替えを行うが、その内容が男子中学生レベルのアドリブによる下ネタのオンパレードとなる。
当然ながら期待した下ネタだったが、まさか本作は最初から最後まで真面目な吹き替え。
拍子抜けとなった吹き替えに本作の良いところが完全に消え去ってしまった。
多分、本作の脚本は数分で書き上げたとしか思えないほど内容が薄いです。
チョイはほとんどセリフがないし、アンドリューは本編と関係ないし、最後のキチガイ未亡人も支離滅裂な言動で説き伏せる。
本作は観る価値がない以前に意味のない作品としか思えないほどに記憶に残りません。
下着姿の若い女性の中で、主人公のチョイよりもモタモタした女のアシュリーを演じたレイチェル・メルヴィンのスタイルが素晴らしかった。
ディープレッドなら、やりたい放題の吹き替えがないと面白くないと感じた作品でした。