作品紹介
公開年月 | 2015/08/08 |
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ジャンル | パニック/アクション |
原作 | なし |
監督 | ジョセフ・J・ローソン |
脚本 | ハンク・ウーン・Jr |
製作 | デヴィッド・マイケル・ラット |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
バイオ企業の秘密研究でDNA操作により恐竜を現代に蘇らせる禁断の実験が行われていた。
しかし、計画は失敗して恐竜たちが街へ逃げ出すと、戒厳令が敷かれてアメリカ軍の部隊が緊急出動するも餌食になってしまう。
そんなパニックが起きている中、元消防士のゲイブは恐竜に襲われた娘を助けるべく戦場と化したロサンゼルスへ向かうのだった。
登場人物&出演者
・ゲイブ・ジェイコブス(演:トリート・ウィリアムズ)
主人公。消防士。思春期真っ只中で自分に興味がない娘を振り向かせようと必死になる。
トリート・ウィリアムズは近年の出演作に『セカンド・アクト』、『オペレーション・ローグ』などがあります。
ジェネティ・シャープ社が開催する恐竜のショーに娘を連れて行き、知識を自慢していた。
恐竜たちが暴走して会場に乱入すると、ジェイドを探し回ってレオを合流して斧を入手する。
ジェイドと合流して逃げ出そうとするが、プテラノドンに娘を奪われて追いかける事に。
最後はプテラノドンとあっさり倒し、ジェイドを助けると、破壊されたロスを眺めていた。
・ジェイド・ジェイコブス(演:ジリアン・ローズ・リード)
ゲイブの娘。思春期で父親にまったく興味がなく、男の子と過ごそうと考えていた。
ジリアン・ローズ・リードは代表作に『My Super Psycho Sweet16:Part3』、『Confessions of a Womanizerko』などがあります。
ゲイブが強引に恐竜のショーに連れて行かれるが、当然のように興味がなくスマホに釘付け。
ショーがつまらなくなって会場を出ていたが、ドアの向こう側から現れた恐竜から逃げた。
ケースの中に逃げて、ゲイブに助けられ、次にレオが来て箱から出されて外へ脱出した。
最後はプテラノドンに捕まるも、ゲイブがやって来て助かり、破壊された街を眺めていた。
・レオ(演:マックス・アリア)
ジェネティ・シャープ社が開催する博物館でのショーで警備員スタッフとして雇われる。
マックス・アリアは代表作に『オールマイティ・ソー/神々の伝説』、『Abner, the Invisible Dog』などがあります。
ゲイブとジェイド親子を誘うチケットをあげていて、来てくれた二人を温かく出迎えた。
ショーの途中で恐竜たちの異変に気付くと、会場にいた人たちを避難させる事に必死になる。
なぜか隠れていたジェイドを見つけ出し、外へ逃げ出すもケラトサウルスに追いかけられる。
最後はゲイブたちを逃がす為に囮となるが、数秒でケラトサウルスの餌食にされてしまう。
・ドーソン署長(演:アンドレイ・ジョンソン)
ロサンゼルス市警の署長。ジェネティ・シャープ社のビルが騒ぎになって駆けつける。
アンドレイ・ジョンソンは代表作に『ブレイド』、『ロサンゼルス女子刑務所』があります。
最初は恐竜に襲われている事を信じず、ゲイブから入ってきた写真によって突入を決意。
SWATとともにビルの中へ侵入して、すぐにゲイブたちと遭遇して彼らを援護射撃した。
恐竜の多さにSWATが全滅する中で軽傷だけで済み、外に脱出して残った警官を指揮する。
最後はビルを脱出するジェイコブス親子の為に攻撃を止め、彼らの生還を手伝った。
・カーソン博士(演:ジョシュ・アレン)
ジェネティ・シャープ社の科学者。会社が持つ筋肉組織再生技術を使って恐竜を蘇らせた。
ジョシュ・アレンは代表作に『ホーンテッド・プリズン』、『ナチス・イン・センター・オブ・ジ・アース』などがあります。
父島での実験が完璧じゃないまま、ダグが強引に推し進めた結果、暴走して研究員が死亡。
ダグとともに父島での失敗を会長から隠し、博物館でのショーを推し進めるも心配する。
ケラトサウルスが暴走する直前に催眠ガスを噴射して抑制するも、カルタノウルスが逃走。
最後はみんなで逃げ出す時に遅れてしまい、カルタノウルスの餌食になってしまう。
・ダグ(演:ホセ・ロゼテ)
ジェネティ・シャープ社の警備責任者。父島での恐竜の実験が失敗するも内密に処理した。
ホセ・ロゼテは代表作に『ザ・ファントム』、『バトル・オブ・バミューダトライアングル』などがあります。
今度はロサンゼルスの博物館で恐竜のショーで警備を担当し、万全の準備だと主張した。
ショーが順当に運んでいくが、ケラトサウルスが暴走する寸前にカーソン博士が止めた。
フアリスコ会長から責められクビを宣言されるが、保管室のカギを所有して免れてしまう。
最後は一人になったところで一息つくが、背後かカルタノウルスに襲われて食われた。
・ジャスティン・フアリスコ会長(演:ロニー・コックス)
ジェネティ・シャープ社の会長。サーの栄誉称号を持つ。足が悪く自動車椅子で移動する。
ロニー・コックスは近年の出演作に『追撃者』、『エディ・マーフィの劇的1週間』がある。
父島での実験が失敗してダグの責任を問うが、些細な問題と言われてなぜか納得した。
筋肉組織再生技術を使って恐竜を現代に復活させるが、彼らの暴走を止められず戸惑う。
会場にいた人間を必死に助けようと口だけを動かし、結局は自分だけが一人だけ逃げる事に。
最後はなぜかジェイドの願いでゲイブを迎えるが、足が動かなくなり恐竜をに食われた。
感想
個人的な評価
本作はみんな大好きアルバトロスとアサイラムのコンビによる作品となります。
どうやら『ジュラシック・パーク』と『ダイ・ハード』を掛け合わせたような作品だと大々的に宣伝しています。
本作はアサイラムが製作を務めているので、必然的に中身がダラダラのグダグダになるのは約束されています。
冒頭から恐竜が登場するが、それなりのCG映像を見せて期待通りのクォリティを見せられる。
本作では『ザ・クリード』のトリート・ウィリアムズが主演で、恐竜を復活させた会社の会長には『ロボコップ』で知られるロニー・コックスが出ています。
残念ながらどちらも年を食ったような印象で、特にトリート・ウィリアムズはおじいちゃんにしか見えなかったです。
『ザ・クリード』の若々しさがなかったが、それでも消防士という設定を活かして、消防用の斧で恐竜の首をぶった切った。
更に能力以上にショットガンを手にして恐竜に発砲するなど、消防士よりも警察官か軍人としか思えないアクションを魅せていく。
もちろん、本作も例に漏れずツッコミどころ満載で、なぜか恐竜たちは主人公の娘に執心でずっと追いかけていました。
娘も娘で主人公補正の恩恵を受けていて、追いかけられても逃げる場所をしっかりと確保してほとんど無傷となりました。
『ジュラシック・パーク』の超絶劣化版であり、『ダイ・ハード』の要素はビルだけで宣伝が大袈裟なのはいつも通りの事でした。
主人公は消防士という職業柄、人を見捨てない信条だが、自ら囮となると宣言した会長をすぐに見捨てる判断は素晴らしかったです。
あれだけ犠牲者や破壊をもたらした恐竜たちだが、主人公とその娘にはかすり傷しか負わせられない程度でした。