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モンスター・ハント RE-2680

モンスター・ハント RE-2680

作品紹介

公開年月  2015/07/16
ジャンル  ファンタジー/アドベンチャー/コメディ
原作  なし
監督  ラマン・ホイ
脚本  アラン・ユエン
製作  ユアン・カイ、エレン・ポーン、ほか
製作国  中国
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

人間と共存していた妖怪が山の奥へ追いやられ、内乱状態になる中、王子を身籠もった王妃は人間界へ逃げていく。
人里離れた小さな村の村長テンインと出会った王妃は、追いつめられると彼にお腹の中の子供を託す。
テンインは男でありながら妖怪の子供を宿し、腕利きの女妖怪ハンターのショウランに守られながら王子の“フーバ”を出産するのだった。

登場人物&出演者

ソウ・テンイン(演:ジン・ボーラン)
主人公。永寧村の村長。父親は家族を捨てて蒸発し、裁縫に料理の大忙しだが認められず。
ジン・ボーランは代表作に『7日間の恋人』、『タイム・レイダーズ』などがあります。
旅人に扮したジューガオとバンインを迎え入れるが、天師のショウランが乱入してしまう。
その際に王妃が気に入って、寿命が尽きる直前に王子の卵を宿らせて代わりに育てる事に。
ショウランが売り捌こうとするも情が移ってしまい、なんとか助け出そうと料理屋へ向かう。
最後は王子の力で復活して豪商を倒し、妖怪たちを安住の地に連れ、ショウランと旅に出る。

カク・ショウラン(演:バイ・バイハー)
ヒロイン。二銭天師。父親は妖怪に殺されてしまい、最後のカク家として日々戦っている。
バイ・バイハーは代表作に『最後の晩餐』、『君のいる世界から僕は歩き出す』があります。
ジューガオとバンインに目をつけるが、彼らが王妃を匿っていると知って卵を狙った。
王子の卵を妊娠したテンインを連れて売りに行くが、次第に情が移るも絶対に認めなかった。
テンインと予想外のキスをした事で父の言いつけ通りに嫁ぐ覚悟を決め、彼を助け出す。
最後は倒れたテンインの為に戦い、彼が復活して豪商を倒し、二人で天師として旅に出た。

ばあちゃん(演:エイレン・チン)
テンインの祖母。家に罠を仕掛けて敵を捕まえる。かなりボケていて孫が分からなくなる。
エイレン・チンは代表作に『ソウル』、『ブラッド・ウェポン』などがあります。
息子のタイテンを探すべくテンインに村を任せ、一人でどこかへと旅立ってしまう。
登仙楼に息子がいると知り、漬物に紛れて侵入するが、王子を助けに来たテンインと再会。
夫の六枚と息子の五枚の銭をぶら下げる十銭天師を自称するが、実は単なるホラ吹き。
最後は復活したテンインと剣で十段錦を使うよう叫び、妖怪を倒した彼に一銭を渡した。

ジューガオ(演:エリック・ツァン)
妖怪。四本の腕を持ち、王妃を守る。人間に化けている時は小太りの従者になっている。
エリック・ツァンは代表作に『インファナル・アフェア』シリーズ、『カンフー・ヨガ』などがあります。
テンインの村にやって来て休憩を取ろうとしたら、ショウランに出会い王妃を守ろうとする。
結局はライバルのラコウに捕まるも、歌と踊りで騙してなんとか逃げ出して王妃を探す。
豪商の料理屋に侵入して王子を助けようとするも、ラコウに怪しまれて追いかけられる事に。
最後はラコウを助けた事で和解して、襲ってきた別の天師を一緒に倒して礼を言って去る。

バンイン(演:サンドラ・ン)
妖怪。四本の足を持ち、王妃を守る。人間に化けている時は旅をする金持ちとなっている。
サンドラ・ンは代表作に『ホールド・ユー・タイト』、『花様、たゆたう想い』があります。
ジューガオとともにテンインの家で休息を取るが、ショウランとの遭遇で戦う事になる。
ラコウに捕まってしまうが、ジューガオと協力して歌と踊りで騙して王妃を探しに行く。
役人の妻に扮して登仙楼に潜り込むが、ラコウにまたも遭遇して殺されそうになる。
最後はラコウを助けた事で和解し、敵対する天師と戦って勝ち、礼のキスをして別れた。

ラコウ(演:チアン・ウー)
四銭天師。ショウランのライバル。ジューガオとバンインと戦ったショウランから横取り。
チアン・ウーは代表作に『1911』、『ショックウェーブ』などがあります。
ジューガオとバンインの歌に騙されてしまい、カギを奪われて気絶させて逃げられた。
再びショウランたちと出会うと、王子の卵を隠している事を察知して横取りしようとする。
なんとか王子を追う妖怪を倒すが、道端で倒れているところを金持ちの護衛に雇われる。
最後はジューガオとバンインと和解し、敵対する天師を倒して礼のキスをされた喜んだ。

質屋の女将(演:タン・ウェイ)
捕まえた妖怪を買い取る質屋を経営する。無類の麻雀好きで妖怪相手でも勝負を挑むが弱い。
タン・ウェイは代表作に『ラスト、コーション』、『香港、華麗なるオフィス・ラブ』などがあります。
王子を探すテンインとショウランに麻雀勝負を持ちかけ、負けて居場所を簡単に教えた。

女料理長(演:ヤオ・チェン)
登仙楼で料理長を務めている。自らの美貌を常に気にかけ、妖怪からも恐れられている。
ヤオ・チェンは代表作に『ソフィーの復讐』、『西遊記2/妖怪の逆襲』などがあります。
王子を料理しようと油で揚げたり、蒸したりする調理法を試すが、頑丈すぎるせいで失敗。
小麦粉を吹きかけられ、髪もボサボサになって、諦めて結局は生きたまま提供する事になる。

グー・チェンフー(演:ウォレス・チョン)
登仙楼の豪商。妖怪が消えて潰れた天師堂の天師たちを従え、どこかにいる王妃を狙う。
ウォレス・チョンは代表作に『ドラッグ・ウォー/毒戦』、『バウンティ・ハンターズ』などがあります。
妖怪を材料にした料理屋を展開して金持ちたちに料理を振る舞って冨を得ていた。
王子を手に入れて目玉商品にして高値で料理として出そうとするが、テンインたちが乱入。
実は妖怪でいずれ人間界を支配するつもりでいたが、正体がバレて暴れ回っていた。
最後は王子の血で生き返ったテンインと輝きを取り戻した剣による十段錦の前に散った。

感想

個人的な評価

本作は『第35回香港電影金像奨』を受賞し、中国歴代興行収入NO.1を樹立した作品。
『シュレック』や『アンツ』を手がけたラマン・ホイ監督による初の実写映画で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのVFXスタッフが集結した作品となります。
近年では映画に多大な資本を投資する中国映画は、ハリウッド並みかそれ以上の予算をかけた作品が数多く製作されています。
個人的には「お金アルよ、チャイニーズ・ファンタジー」の一本であり、キラキラした背景はなくても金はかかっているのが分かります。
さすがにドリームワークスで仕事をしていた監督が務めた映画だけに、本作の妖怪たちはどこかキモカワイイ感じに仕上がっている。
中国や香港映画で登場する妖怪は大抵醜い姿だが、本作の愛らしい感じが新たな境地に入ったと言える作品です。
妖怪と言っても強いワケじゃなく、天師相手に太刀打ちでない程度で非常に頼りない存在。
本作では妖怪の王となる卵を腹にぶち込まれた主人公と、それを売り捌こうとする天師(妖怪ハンター)が旅をしていく物語となる。
全体的にコメディ色が強い作品であり、妖怪も少し気持ち悪いけど愛らしい姿で子供も安心して鑑賞できる作品となっている。
もちろん、中国映画らしくアクションを取り入れているが、あくまでアクセントで物語の中心は人間と妖怪の絆を描いています。
ただ、本作は残念ながらそこまで面白いという印象を持てず、インパクトに欠けた感じです。
確かに妖怪たちの造形は今までと違う概念だけど、子供に取り入れようとした結果、全体的にマイルドで薄い印象になってしまった。
やはり、妖怪と言えば『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』のような泥臭く、それなのに惹きつけられる魅力がある作品とイメージが被る。
特に劇中で何度か始まるミュージカルは『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』を彷彿とさせるも、今一つパンチ力に欠けていた。
鑑賞している間はそれなりに楽しめるけど、鑑賞後に何も残らないというメッセージ性の弱さを感じてしまった。
本作はキラキラした「お金アルよ、チャイニーズ・ファンタジー」でありながら、バランスを取ろうとした作品だけに残念でならない。
つくづく思うのは、中国の女性は気が強くプライドは高いが、その反面、愛情表現はストレートで分かりやすいと分かる作品でした。

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