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31 RE-2851

31 RE-2851

作品紹介

公開年月  2016/10/21
ジャンル  ホラー/スプラッター
原作  なし
監督  ロブ・ゾンビ
脚本  ロブ・ゾンビ
製作  ロブ・ゾンビ、アンディ・グールド、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

ハロウィンの夜、カーニバルで働く5人の男女が誘拐され、巨大な廃墟に監禁される。
扉と窓は閉ざされ、逃げ場のない状況にただ一つ「31」と呼ばれる狂ったゲームに勝ち残る道が残されていた。
その内容は襲い来る「ザ・ヘッズ」というピエロの格好をした殺しの狂人集団から12時間生き延びるルールだった。

登場人物&出演者

【31の参加者】

チャーリー(演:シェリ・ムーン・ゾンビ)
主人公。サーカス団のメンバー。ショーではメインを張っている。マリファナを常用する。
シェリ・ムーン・ゾンビは代表作に『ハロウィン』シリーズ、『ロード・オブ・セイラム』などがあります。
立ち寄ったガソリンスタンドでは、老いた店主に色目を使って友達を増やす名目で楽しんだ。
ゲームが始まると工場のトイレに隠れ、シック・ヘッドに襲われるが、ヴィーナスが助けた。
いきなり覚醒して殺人鬼を皆殺しにすると言い出し、容赦なく捕まえたヤツらをぶっ殺す。
最後は時間切れでゲームから解放されるが、ドゥーム・ヘッドが再び現れて続きを始めた。

ロスコー(演:ジェフ・ダニエル・フィリップス)
サーカス団のメンバー。修理係。ショーに出たくて昔やっていたゴリラの被り物でアピール。
ジェフ・ダニエル・フィリップスは代表作に『スリル/少女たちの危険なアクセス』、『ロード・オブ・セイラム』などがあります。
新人と一緒にイチャイチャしていたが、単なる修理係で終わりたくないと訴えていた。
ゲームが始まると工場でパンダと合流し、二人で行動して瀕死状態のリヴォンを看取った。
サイコ・ヘッドとの戦いで重傷を負い、セックス・ヘッドに傷を負わされてほとんど動けず。
最後はチャーリーを逃す為にドゥーム・ヘッドの足止めをするも、あっさり殺された。

ヴィーナス(演:メグ・フォスター)
サーカス団のメンバーで経営者。常にショーを盛り上げようと考え、ムダな事を嫌っている。
メグ・フォスターは代表作に『マスターズ/時空の覇者』、『ブラインド・フューリー』などがあります。
ロスコーがショーに出たいと主張して、彼の熱意と面白そうだと思って企画を保留する。
ゲームが始まると釘のある棍棒でシック・ヘッドを背後から襲い、チャーリーを助け出した。
あくまで冷静に対処しようとするが、チャーリーが皆殺しにすると宣言して計画が飛ぶ。
最後は一人で偵察に言ったチャーリーを追うが、ドゥーム・ヘッドに呆気なく殺された。

パンダ(演:ローレンス・ヒルトン=ジェイコブス)
サーカス団のメンバー。チャーリーとは仲良し。リヴォンとは長年の親友でなんでも話す。
ローレンス・ヒルトン=ジェイコブスは代表作に『愛しのクローディン』、『エアポート2014』などがあります。
ゲームが始まると工場でロスコーと合流し、瀕死状態だったリヴォンを見つけて悲しんだ。
主催者から食事を提供されると迷わず食べるが、リヴォンの死体だと知って唖然とした。
ゲームから生き残る為になんでもやると宣言して、時間になるまで隠れるべきだと主張した。
最後はデス・ヘッドと対決して善戦するが、結局は負けて静かに死んでいった。

リヴォン(演:ケヴィン・ジャクソン)
サーカス団のメンバー。中年で最近頭髪が薄くなっているのが気になる。ジョークが好き。
ケヴィン・ジャクソンは代表作に『ローズウッド』、『スパイ・ハード』などがあります。
次の目的地までワゴンのベッドルームで恋人をセックスするも、ロスコーに邪魔された。
ゲームが始まる前にシック・ヘッドが挨拶に来るが、彼を挑発して逆に狙われる事に。
最後はシック・ヘッドからチャーリーを助けるが、抵抗できずに殺され、後の食事にされる。

【殺人鬼集団ザ・ヘッズ】

シック・ヘッド(演:パンチョ・モラー)
ザ・ヘッズの一番手。小男で胸にナチス・ドイツのマークを刻み、ヒトラーの姿をしている。
パンチョ・モラーは代表作に『鉄板英雄伝説』、『最狂トワイライト』などがあります。
ゲームの説明が行われる中で最初に登場し、参加者たちを見てリヴォンを挑発していた。
ようやくゲームが開始されると、迷う事なくチャーリーを襲うがリヴォンが助け出す。
逃げていたチャーリーを追いかけるが、リヴォンを最初の獲物と決めて彼女を逃がした。
リヴォンを始末するとチャーリーを追いつめるが、背後から襲ったヴィーナスに倒される。
最後は気絶状態から目を覚まして体が痙攣し、チャーリーを挑発してトドメを刺された。

サイコ・ヘッド(演:リュー・テンプル)
ザ・ヘッズの二番手。イカれた兄弟として二人同時に登場する。チェーンソーを持っている。
リュー・テンプルは代表作に『ドミノ』、『ローン・レンジャー』などがあります。
今回のゲーム参加者が弱いと判断して、楽勝だと言わんばかりの挑発を仕掛けていった。
ゲームが始まると檻に閉じ込められたロスコーとヴィーナスに襲いかかった。
最後はロスコーとヴィーナスの連携でチェーンソーが腹部を引き裂かれて死んだ。

スキッツォ・ヘッド(演:デヴィッド・ウリー)
ザ・ヘッズの二番手。イカれた兄弟として二人同時に登場する。同じくチェーンソーを持つ。
デヴィッド・ウリーは代表作に『シューテム・アップ』、『ゾンビ処刑人』などがあります。
サイコ・ヘッドと同じく弱そうなゲーム参加者を物色し、女が二人いてテンションが上がる。
ゲームが始まると檻の外にいたチャーリーとパンダに襲いかかるが、二人の連携で倒れる。
最後はパンダに命乞いをするも、許さない彼はチェーンソーで首を切断された。

デス・ヘッド(演:トーステン・フォーゲス)
ザ・ヘッズの三番手。カップルとしてセックス・ヘッドと登場し、大きな声でアピールする。
トーステン・フォーゲスは代表作に『ビッグ・リボウスキ』、『ロード・オブ・セイラム』などがあります。
ゲーム参加者を求めて大声で呼び出すが、パンダとチャーリーの挟み撃ち作戦にハマる。
最後はセックス・ヘッドが人質にされ、抵抗をしなかったがヴィーナスに殺された。

セックス・ヘッド(演:エリザベス・デイリー)
ザ・ヘッズの三番手。デス・ヘッドとともに登場する。ハイテンションで歌っていた。
エリザベス・デイリーは代表作に『悪夢の惨劇』、『私の中のあなた』などがあります。
実はガソリンスタンドでロスコーが出会った年増女であり、彼らをすでに物色していた。
瀕死状態のロスコーに狙いをつけて殺そうとしたが、チャーリーに邪魔されて捕まる。
最後は人質になって目の前でデス・ヘッドが殺されると、チャーリーに喉を切られて死亡。

・ドゥーム・ヘッド(演:リチャード・ブレイク)
ザ・ヘッズの四番手。前回のゲームでは殺人に対する考え方を述べ、己は職人だと主張する。
リチャード・ブレイクは代表作に『デスマシーン』、『ハンニバル・ライジング』がある。
デカ尻の女とヤっている時に仕事の依頼が来ると、去年の倍額を払うと言われて参加する。
正気と狂気を併せ持ち、あくまで仕事としてスイッチを入れるべく自分で鼻をへし折る。
自分の事を紳士だと言ってヴィーナスの死を偲ぶ時間を与え、後からゆっくりと追いかける。
チャーリーを追いつめて勝利の瞬間を味わうが、時間切れで殺せずその場を立ち去った。
最後はそれでも納得ができず、フラフラと歩いていたチャーリーに追いつき、続きを始める。

【31の主催者たち】

・シスター・サーペント(演:ジェーン・カー)
「31」のゲームを観戦する貴族風の女。ゲームの重要なルールと時間を参加者に教えた。
ジェーン・カーは代表作に『ミス・ブロディの青春』、『憧れのウェディング・ベル』などがあります。
ゲーム参加者たちに「ゲームは地獄だ」と笑いながら宣言して彼らに恐怖を植え付ける。
三番手のデスとセックスが倒されると、最後に出てくるドゥーム・ヘッドの賭けを止めた。
最後は時間切れでチャーリーが生き残ってしまうが、充分に楽しんで普通の生活に戻る。

シスター・ドラゴン(演:ジュディ・ギーソン)
「31」のゲームを観戦する貴族風の女。ゲームの重要なオッズについて発表していた。
ジュディ・ギーソンは代表作に『いつも心に太陽を』、『ロード・オブ・セイラム』がある。
ゲームが始まって早くも死者が出て、期待していたよりも弱くて不満を漏らしていた。
シスター・サーペントと違い、強気に勝負を仕掛けたファーザー・マーダーと賭けをした。
最後は時間切れでチャーリーが生き残ってしまうが、充分に楽しんで普通の生活に戻る。

ファーザー・マーダー(演:マルコム・マクダウェル)
「31」のゲームを主催する貴族風の男。捕まえた五人に対してゲームのルールを説明する。
マルコム・マクダウェルは近年の出演作に『エグザム:ファイナルアンサー』、『ホーム・アローン5』などがあります。
高らかにゲームを宣言しながら、五人に対するオッズを考えて発表していた。
二番手のザ・ヘッズが倒されると、改めて生き残ったゲーム参加者たちのオッズを変えた。
切り札であるドゥーム・ヘッドを登場させ、大きく賭けに出てシスターたちの様子を見る。
最後は時間切れでチャーリーが生き残ってしまうが、充分に楽しんで普通の生活に戻る。

感想

個人的な評価

本作はミュージシャンとしても有名なロブ・ゾンビが映画監督として7作目となります。
これまでロブ・ゾンビは監督として『ハロウィン』シリーズ、『マーダー・ライト・ショー』で高い評価を受けてきました。
従来のスプラッター映画を確実にこなしながら、ミュージシャンとしてのポップでロックな一面を演出に加えています。
本作でもロブ・ゾンビ監督の作風が発揮され、登場する殺人鬼たちは全員ぶっ飛んでいて強烈なキャラクターを放っています。
その一方で犠牲者となるゲームの参加者はただ殺されるだけじゃなく、生き残る為に守りよりも攻めに転じる反撃を試みる。
ここら辺はロブ・ゾンビ監督らしく、とことん攻めに乗じた演出が炸裂しています。
エログロな世界観に登場する殺人鬼たちはノビノビと個性を出し、それを受ける主人公は途中から覚醒して引けを取らなくなります。
本作では様々な殺人鬼が登場するが、特に大トリを飾る事になったドゥーム・ヘッドの存在感は圧倒的でした。
自らを紳士と言いながらも感情を爆発させ、相手を容赦なくナイフでメッタ差しにする正気と狂気の二面性が強烈でした。
ボロボロになっていた主人公のチャーリーを追いつめた時、勝利の瞬間を味わうべく葉巻を吸う姿も完全なる勝利者にしか見えなかった。
仕事に対して完璧さを求めるドゥーム・ヘッドは、ゲームが終わっても独断で続ける点でも彼の美学が窺えました。
キャラクターは申し分ないし、世界観はロブ・ゾンビ監督らしい感じだが、どうにもカメラのアクションが気に入りません。
惨殺の演出でカメラの手ブレを激しくする演出が一番嫌いだが、それを多用していた事にガッカリしました。
この演出はどうしても素の状態に自信がないから、こういう方法でごまかしているような印象しかない。
ですので、この演出が始まると途端に冷めてしまい、せっかくの良いテンポまでも崩れてしまっている気がする。
あとは致命的に物語のテンポが悪く、本来なら90分程度の内容が100分を超えてしまい、こういうタイプの作品としてダメだと思います。
たかが10分の違いと思うだろうが、それだけで内容に構成が大きく関わってくるので、100分を超えたスプラッター映画はほぼダメなのです。
やはり、本作は90分に収めるべき内容であり、せっかくのキャラクターたちも微妙な感じにしてしまうのはもったいなかったです。

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