ブルーサヴェージ RE-2795

作品紹介

公開年月  2004/10/17
ジャンル  パニック/アクション
原作  なし
監督  ヨルゴ・パパヴァッシリュー
脚本  ヨルグ・アルバート、ローラント・ヒープ、ほか
製作  ハーマン・ヨハ、ステファン・レッツバッハ
製作国  ドイツ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

スペインのマヨルカ島でヘリコプターの送迎会社を営むスヴェンは、過去にサメによって妻を亡くし、一人娘のマーヤと暮らしていた。
辛い過去を引きずるスヴェンにマーヤにも愛想を尽かされるが、偶然仕事で知り合った生物学者のベネットと交流を持ち始める。
同じ頃、マヨルカ島の浜辺で地元住人が正体不明の生物に殺される事件が発生するのだった。

登場人物&出演者

スヴェン・ハンセン(演:ラルフ・モーラー)
主人公。ヘリコプターによる送迎を営んでいる。娘と一緒に暮らすも言う事を聞かない。
ラルフ・モーラーは代表作に『グラディエーター』、『スコーピオン・キング』があります。
元は一流の水泳選手だったが、巨大なサメに妻が殺されて以来、水に近づかなくなる。
妻を殺したのはメガロドンだと言い張り、ジュリアに持っていた歯を調べてもらっていた。
メガロドンを意図的に隠していたヴェレーナの企みを知るが、そのせいで消されそうになる。
最後は妻を殺したメガロドンに追われる娘を助け、ジェットスキーを爆発させ復讐を遂げた。

ジュリア・ベネット(演:ユリア・スティンスホフ)
ヒロイン。微生物学の博士でメガロドンの免疫機能を研究している。実家は飛行学校。
ユリア・スティンスホフは代表作に『GTR/グランド・ザ・レース』、『マキシマム・スピード』などがあります。
スヴェンが研究所まで送迎した時に人命救助を手伝い、それ以降は彼が気になっている。
妻を亡くして絶望しているスヴェンとデーとして、それでも彼に想いを寄せるビッチと化す。
誰かが意図的にメガロドンを隠しているとスヴェンが訴え、ヴェレーナだと判明する。
最後はマーヤを助けるべくヘリコプターを操縦し、狙っていたスヴェンと結ばれる事に。

マーヤ・ハンセン(演:ウーナ・デヴィ・リービッヒ)
スヴェンの娘。父親と一緒に暮らすも母親が亡くなって以来は関係が微妙になっている。
ウーナ・デヴィ・リービッヒは代表作に『Oh No Not Rudy Again!』、『Crazy』がある。
父親の意見を無視して海でハヴィエルの船に乗るが、事故でバレてしまい怒られる。
ファビオに片想いをするも、彼の恋人であるティナに対して分かりやすい嫉妬心を見せる。
ティナを負かす為にジェットスキーのレースに出場し、決勝戦で対決する事となった。
最後はジェットスキーに細工され、メガロドンに襲われる直前にスヴェンに助けられ仲直り。

ファビオ(演:パトリック・ピニェロ)
スペイン系の男性。マーヤと一緒にハヴィエルの船で働いていた。イケメンでモテモテ。
パトリック・ピニェロは代表作に『ニンジャ・アサシン』、『Time You Change』がある。
ハヴィエルの無茶な行動で観光客の命を危険に晒し、それに対して正当な意見を述べた。
見た目だけで中身のないティナに惚れているが、次第にマーヤの方に心を奪われる。
行方不明となった友達の捜索願いを出す為にマーヤが同行し、断ったティナを見限る。
最後はスヴェンに止められたマーヤの為にジェットスキーを用意して恋人となる。

ティナ(演:シモーヌ・ハンゼルマン)
ファビオの恋人。スタイル抜群で常にファビオに対して色目を使って誘っている。
シモーヌ・ハンゼルマンは代表作に『flashback』、『Free Rainer』などがあります。
マーヤがファビオに片想いしている事を察知していて、彼女に対してライバル心を持つ。
自己中心的で金持ちの父親からなんでも買い与えられるワガママで自分勝手なビッチ。
ジェットスキーのレースでマーヤに一泡吹かそうとするが、スヴェンのおかげで叶わず。
最後はレースの決勝戦でマーヤのジェットスキーに細工して勝とうとした外道となる。

カルロス(演:グレゴール・ブローブ)
地元の警察官。スヴェンとは親友のような関係。妻は末期ガンで助からないと分かっている。
グレゴール・ブローブは代表作に『ラスト・グラディエーター』などがあります。
観光客を助けたスヴェンに新聞を持って来るも、島を去る彼の固い決意を尊重していた。
昔はスヴェンと同じく水泳選手でライバル関係だったが、いつも勝っていたらしい。
実は妻のガンを治療する為にヴェレーナに手を貸し、邪魔になったスヴェンを殺そうとした。
最後は改心しメガロドンを倒すべくスヴェンと協力し、大人しく逮捕されて再会を約束した。

ヴェレーナ・ブランダウアー博士(演:カティ・カレンバウアー)
海洋生物研究所に勤める海洋学者。ホオジロザメに名前をつけて可愛がっている。
カティ・カレンバウアーは代表作に『セラピスト』、『レイダース/失われた魔宮と最後の王国』などがあります。
ガンの治療薬を完成させるべく、免疫について研究しているジュリアを心待ちにしていた。
サメの研究でガンを治療させる薬の完成をするべく、残りは遺伝子情報の解析だけに。
実は南極で見つかったメガロドンの卵からクローンを誕生させ、秘かに研究をしていた。
最後は逃げたメガロドンを捕まえようとするが、逆に襲われてしまい、食われて死亡した。

感想

個人的な評価

本作はいわゆるサメ映画の一本ですが、ゾンビ映画と同様に様々な可能性を秘めているジャンルだと言えるだろう。
竜巻とともに現れたり、砂浜を泳いだり、幽霊だったり、核融合をしたりと、どんなジャンルとも高い汎用性を魅せてくれます。
そんな本作は大昔に存在した巨大なサメである「メガロドン」が題材となっています。
基本的にサメ映画というのはバカ者(若者)が騒いで、そこにやって来て食い散らかしていくパターンが王道となっている。
それを期待してしまうと、本作はガッカリするぐらい真面目な内容となっています。
近年のバカみたいなサメ映画ではなく、本作は『ジョーズ』の流れを汲むシリアスな内容となっています。
構成としても似ているような感じであるが、登場するのはホオジロザメではなく、メガロドンという違いである。
主人公と娘の絆、過去に妻を亡くして乗り越えようとする苦悩など、本作はドラマ性も重視しています。
そのせいで期待したサメ映画のバカさ加減がまったくなく、何より肝心のメガロドンも後半になってようやく出てくる感じです。
しかも、登場回数が非常に少なく、なぜか劇中に激しいカーチェイスが展開されていきます。
主人公のロマンスがあるけど、娘のロマンスがあるせいでエピソードがダブっている点は蛇足に感じられました。
サメ映画というのは90分に収めるべきだが、本作は堂々と100分を超えた作品なので、どうしても不必要な描写が目立ってしまった。
やはり、いくらシリアスな展開であってもサメ映画ですので、できる事ならば、90分に収まるようにして欲しかったです。