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アイ・オブ・ザ・デッド RE-2947

アイ・オブ・ザ・デッド RE-2947

作品紹介

公開年月  2018/08/24
ジャンル  ホラー/パニック
原作  なし
監督  ベン・サミュエルズ
脚本  ベン・サミュエルズ
製作  ベン・サミュエルズ、オリヴァー・サミュエルズ、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

目覚めの悪い夢を見て起きたトッドの前に家族と親友夫妻がいた。
トッドは朦朧とする中で約束していた親友夫妻と休日を過ごしていたが、外で異常な物音を聞きつけて駆けつける。
外で人が人を襲う光景があって、トッドは収めようと説得した時、彼らは猛然と追いかけて家に戻って危機的状況を脱するべく模索を始めるのだった。

登場人物&出演者

エディ(演:ベン・サミュエルズ)
主人公。農場を経営している。大切な息子を失った事で泥酔し、精神安定剤に依存していた。
ベン・サミュエルズは代表作に『The Happening』、『Marrano』などがあります。
そのせいで妻のカルラから信頼を失っていて、自身もそのような生活に嫌気が差している。
食品衛生局の人間だと思って農場を案内したら、突然ゾンビ化した隣人に襲われて逃げ出す。
どこかへ逃げてしまったアダムを追っていくが、空き家にいた彼を見つけるが噛まれる。
最後は自殺しようとするも失敗し、カルラとトッドを噛み、秘密組織に処分された。

カルラ(演:ローズバッド・ベイカー)
エディの妻。広い農場を経営するエディを支えている。彼が薬に依存している事を気にする。
ローズバッド・ベイカーは代表作に『How Do You Write a Joe Schermann Song』、『Turnabout』などがあります。
息子を失って生きる希望を失い泥酔していたエディを信用できず、その様子を見て呆れる。
以前はエディを信頼していたが、薬漬けになっている現在はまったく信用していないという。
息子を失って生きる希望を無くしたエディに自分がまだいる事を少ない言葉で語っていた。
最後はゾンビ化したエディに襲われ、重傷を負うも秘密組織が来てそのまま焼き払われた。

トッド(演:マット・ライカー)
エディの友人。遠くから足を運んできた。身重の妻を持ち、妹が大学へ進学する大変な時期。
マット・ライカーは代表作に『Izzy Gets the Fuck Across Town』などがあります。
外での異変に慌てて帰ってきたエディに質問し、ゾンビの存在に気付いて逃げる提案をする。
一度は車で脱出しようと試みたが、あっさりと何かにぶつかって家に引き返していた。
油断してエミリーが食い殺され、その後は何もできずエディのゾンビ化を見届けていた。
最後はゾンビ化したエディに襲われ、噛まされるも解毒剤を打たれ秘密組織に連れ出された。

エミリー(演:エイミー・ラトリッジ)
トッドの妹。私立ではなく州立大学への進学が決まっている。兄からの援助は頼れない。トッエイミー・ラトリッジは代表作に『Neighbor』、『The Death of April』などがあります。
外での異変を知って変異した隣人が隣人を襲う場面を見て、軽くパニックに陥っていた。
車での脱出に失敗して家に戻ると、パニックになっていたところでトッドにビンタされる。
アダムを連れ戻したエディに声をかけ、ウッドに撃たれるもなぜか平然と立っていた。
最後は政府の秘密組織が家に乗り込むが、棒立ちしていたところで頭を撃ち抜かれて死亡。

アマンダ(演:モンタナ・マークス)
トッドの妻。妊娠している。カルラとは良き友人で、エディの問題をよく相談されている。
モンタナ・マークスは代表作に『Uncle Hymie’s Funeral』、『Battle』などがあります。
車での脱出に失敗して家に戻ると、特に目立たずトッドが体の具合を心配されていた。
アダムを助け出すと、母親を亡くしたばかりの彼を宥める役としてキッチンに連れて行く。
最後は家に戻ってバスルームにいたが、ゾンビが侵入して逃げ切れずに食い殺されてしまう。

アダム(演:ジョナス・パーカー)
エディの隣人であるステファニーの息子。黒スーツの男たちを農場に案内した時に会う。
ジョナス・パーカーは長編映画デビュー作となります。
母親が何かに襲われて血だらけとなり、黒スーツの男たちが慌ててエディたちとはぐれた。
外がゾンビだらけになって母親と逃げようとするが、車が故障して動けずにいた。
エディたちに助け出されるも母親は食い殺され、彼らの家へ一緒に避難するも空き家に行く。
最後は噛まれてしまうが、エディがウッドの解毒剤を打たせて、カルラたちと脱出した。

ウッド(演:ブラッドフォード・ハウ)
黒いスーツを着た二人組の一人。当初はエディに食品衛生局の者だと称して農場を調査する。
ブラッドフォード・ハウは代表作に『Thre3bound』などがあります。
元軍人で政府の秘密組織に属していて、農薬散布をしたドローンの追跡をしていた。
感染の拡大を防ぐ為に封鎖しようとするが、相棒がエディの隣人に襲われて逃げ出せず。
解毒剤を持っていたおかげで噛まれても感染せず、アダムを助けに来たエディを捕まえた。
最後はエミリーの肩を撃ったが、エディはすぐに反撃をして頭を鈍器で殴られて死亡。

感想

個人的な評価

本作は低予算ゾンビ映画で主人公の視点で物語を体験させるPOVの手法を取っています。
ただ、本来のPOVは手持ちカメラなど撮影機器を用いた視点だが、本作はどっちかと言えばVR、つまりバーチャル・リアリティに近い。
映画というよりはFPSのゲームに近い感覚で、主人公の視線=カメラ視点となっています。
一応、ゾンビ映画だが原因は謎のドローンが撒いた農薬によって人々がゾンビ化します。
主人公はワケが分からないまま農場を逃げ出そうとするが、当然のように簡単に逃げられず籠城する事になります。
とにかく、本作は主人公の視点がカメラになてちるので、終始に渡ってゲームのような感覚があります。
ゾンビ映画としては特筆した設定や演出はなく、POVじゃなければ退屈な作品だと言えます。
ラストでゾンビ化について説明や秘密組織が出てくるけど、完全に取って付けたような感じで駆け足すぎました。
特に最大のウリであるゾンビからの視点というのは、ラストの数分しかなく、主人公のどうでもいいエピソードはゾンビ化とはまるで関係なかった。
本当なら最初から最後までゾンビの視点で展開すると期待しただけに少し残念でした。


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