作品紹介
公開年月 | 2013/10/02 |
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ジャンル | ボラー/サスペンス |
原作 | なし |
監督 | アンディ・ミットン、ジェシー・ホーランド |
脚本 | アンディ・ミットン、ジェシー・ホーランド |
製作 | エリック・ハンガーフォード |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
1940年の秋の日、ニューハンプシャー州・フライヤーに住む全住民が北方の森で姿を消すという不可解な事件が発生し、探索隊により凍死体や惨殺死体が発見されるも大半は見つからず。
それから70年後の2010年、カメラマンのテディと妻のメリッサ、行動心理学者のウォルターとともに忌まわしき事件の真相を調べる為にフライヤーの森へやって来た。
協力をするメンバーを新たに加えると、調査チームとして住民がたどった“イエローブリッジロード”を進むが、そこで想像を絶する恐怖が彼らを待ち受けるのだった。
登場人物&出演者
・テディ・バーンズ(演:マイケル・ラウリノ)
主人公。カメラマン。イエローブリックロードに魅せられ、妻と共同著者として調査する。
マイケル・ラウリノは代表作に『Congratulations!』、『Marriage Killer』があります。
地元民から協力を得られないが、イエローブリックロードに関する資料て場所を特定する。
住民たちが集団消失した謎を追っていくが、2日目から持ってきた計器が壊れてしまう。
それでも北に向かって歩いていくが、暴走したダリルが妹を殺して呆然としてしまう。
最後は一人で北を目指し、映画館にたどり着いたが、スクリーンに死んだメリッサが映った。
・メリッサ・バーンズ(演:アネッサ・ラムジー)
ヒロイン。テディの妻。夫と同じくイエローブリックロードに魅了。本の共同著者で発起人。
アネッサ・ラムジーは代表作に『地球最後の男たち/THE SIGNAL』、『サウスバウンド』などがあります。
夫が手に入れた資料でようやく現地へ調査ができると分かって、ウォルターとついて行く。
謎を解きたい夫に付いて行き、調査団のリーダー的存在として指示を出し始めて行く。
ダリルが暴走し、サイたちま別の道に行き、テディが一人で北に行って絶望していた。
最後は頼っていたウォルターが自殺し、隠れていたダリルによって喉を切り裂かれて死亡。
・ウォルター・マイリック博士(演:アレックス・ドレイバー)
行動心理学者。バーンズ夫妻の友人。イエローブリックロードでの調査に行動を共にする。
アレックス・ドレイバーは代表作に『Kaalapani』、『The Witch in the Window』がある。
バーンズ夫妻を含め同行する協力たちの心理状態をカメラで記録し、その状況を観察する。
心理学者らしく終始に渡って落ち着いた態度で状況を把握し、引き返すべきだと提案した。
ダリルの暴走で帰る事になるが、サイたちが別行動し、メリッサを支えるべく南を目指す。
最後は知りすぎたという理由でカメラの前で心理状況を語り、メリッサに別れを告げて自殺。
・エリン・ルガー(演:キャシディ・フリーマン)
兄のダリルと参加する。兄とともに地図を担当し、イエローブリックロードに興味がある。
キャシディ・フリーマンは代表作に『Austin Golden Hour』、『Cortez』などがあります。
ずっとふざけた態度のダリルにイライラするが、良くある兄妹ゲンカ程度に収めていた。
イエローブリックロードに入ってから、兄とともに正確な測定をして、帰り道を把握する、
測定の結果、戻る事ができないと判明し、測量機器を落としてダリルと言い合いになった。
最後はブチ切れたダリルにボコボコにされ、石で腹を叩かれ、足を千切られて死んでしまう。
・ダリル・ルガー(演:クラーク・フリーマン)
エリンの兄。妹とともに地図を担当する。イエローブリックロードに多大な興味を持つ。
クラーク・フリーマンは代表作に『WE GO ON/死霊の証明』、『Heart to Heart』がある。
お調子者でムードメーカー的な存在だったが、測量に関しては妹とマジメにメモを取る。
帰れないと判明すると、測量機器を落とした妹にブチ切れ、暴走してそのまま殺してしまう。
一度はテディたちに捕まるが、逃げ出してバギーとナタを持ち出してどこかへ消え去る。
最後はメリッサをぶっ殺し、背後から来たリヴに見つかってナイフで喉を刺されて死亡した。
・ジル・ベイトマン(演:タラ・ジョルダーノ・ディーン)
バーンズ夫妻のインターン。救急箱での治療もできて、GPSを使って道案内もしている。
タラ・ジョルダーノ・ディーンは代表作に『Mr.ズーキーパーの結婚動物園』、『Ex-Girlfriends』などがあります。
途中からGPSの調子がおかしくなり、世界のあらゆる場所を示してみんなに聞かれていた。
どこからか古い音楽が聞こえてくると、不安視するみんなと違って神様の贈り物と解釈する。
メリッサとウォルターに付いて行き、取っておいた食料を全部一人で食い尽くしてしまう。
最後は2人に謝っても聞いてもらえず、崖までやって来ると躊躇う事なく飛び降り自殺した。
・サイ・バンブリッジ(演:サム・エルモア)
森林サービスから派遣された。仕事と同時にイエローブリックロードに対して興味を持つ。
サム・エルモアは本作が長編映画デビュー作となります。
ウォルター博士の観察記録の説明を受けて承諾するが、実際に始まると頭の悪さを露呈する。
森の専門家として危険な植物を見分けられ、暴走したダリルをテディと2人で捕まえた。
南を目指すメリッサと意見が食い違い、リヴと一緒に西を目指して別れて行ってしまう。
最後は音楽でおかしくなるとリヴに話し、暴走する前に殺してくれてと頼んで死んでしまう。
・リヴ・マッキャーン(演:ローラ・ハイスラー)
イエローブリックロードの近くに住む地元民。映画館で働き、祖父が実際に現地へ行った。
ローラ・ハイスラーは代表作に『Cold Souls』、『WE GO ON/死霊の証明』があります。
イエローブリックロードへの道を聞かれると、同行させる条件で案内と祖父の話をする。
実は祖父と会った事がなく、イエローブリックロードがある町にずっと住んでいたという。
メリッサたちと別れてサイと西を目指すが、暴走する前に殺してくれと言われて従った。
最後はダリルを見つけて殺し、幻覚作用のあるイチジクを食べながら寝そべって空を見る。
感想
個人的な評価
本作はアンディ・ミットンとジェシー・ホーランドのコンビによる3作目となります。
Amazonプライムは最近圧倒的なゴミ映画が見つからず、完全に油断していました。
ついに登場したネタにもできないゴミ映画に途中で放棄したくなる気持ちが湧きました。
基本的にどんなゴミ映画であっても途中で放棄する気持ちは湧かないが、これは数少ない例になりました。
ゴミ映画というのはすべてのレベルが低くて、とても観ていられないが、それでも多少はネタにできる部分はいくらかあります。
本作は人間の足って引っ張るだけで取れるギャグが最大のピークだったと思います。
そこから狂人が誕生して他の登場人物をぶっ殺していく展開になった方がマシだと思える。
それぐらい残りの時間はなんの説明もなく、ただ登場人物たちがおかしくなっていく様子を延々と描いていきます。
そこで激しい殺し合い、せめて殴り合いがあればいいけど、言い争うだけで何も面白くない。
全部がフワッとした感じの雰囲気だけに留めていて、何を描きたいのか意図が伝わらない。
多分、これは製作側の自己満足と陶酔が入ってしまい、観ている側の配慮を一切無視した結果だとしか思えません。
これで金を取って鑑賞させるなら、暴動が起きてもおかしくないぐらい面白くないです。
序盤の掴みは悪くなかったし、主人公たちが住民が集団消失した場所に行く展開までは悪くなかったと思います。
しかし、大きな謎を投げ込んで、それに登場たちを振り回していき、明確な答えも用意せず、ワケの分からないオチに持っていたのはあまりにもヒドイと感じました。
これが70分程度の尺ならばいいけど、ムダに100分もあるから残りの30分は時間経過と睨めっこするような鑑賞の仕方になりました。このゴミ映画をもう一度鑑賞する事になるならば、100分間瞑想した方がマシでした。