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トリック/劇場版ラストステージ RE-2541

トリック/劇場版ラストステージ RE-2541

作品紹介

公開年月  2014/01/11
ジャンル  コメディ/サスペンス
原作  なし
監督  堤幸彦
脚本  蒔田光治
製作  平城隆司、市川南
製作国  日本
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

ある日、天才物理学者の上田次郎の元に村上商事の加賀美慎一からある依頼が持ち込まれる。
それは海外の赤道スンガイ共和国の秘境にあるレアアースの採掘に協力して欲しいというモノで、地元部族の妨害に遭っていたという。
謎めいた女呪術師が黒幕だと知らされ、そのトリックを見破る為に、自称超売れっ子天才美人マジシャンの山田奈緒子とともに村へ向かうのであった。

登場人物&出演者

山田奈緒子(演:仲間由紀恵)
主人公。自称超売れっ子天才美人マジシャン。今回も上田に誘われて海外へと旅気分で行く。
仲間由紀恵は近年の出演作に『天空の蜂』、『劇場テンペスト3D』などがあります。
ムッシュム・ラー村に到着してから「貧乳」呼ばわりされるも、手品で小銭を稼いでいく。
呪術師のトリックを見破り、彼女との会話によって、互いに同じ悪夢を見ていると知る。
最後は息絶えた呪術師の代わりを務め、村を救うも行方不明となって上田の前から消えた。
記憶喪失のまま上田のところに出向き、最初に出会った時と同じ手品を見せて再会した。

上田次郎(演:阿部寛)
日本科学技術大学教授。物理学者。資源開発を妨害する地元部族を説得する依頼を受ける。
阿部寛は近年の出演作に『北の桜守』、『空海/KUKA』などがあります。
超常現象での実績が評判を呼び、物理学者よりもオカルト関係で多くの著書を出している。
それがきっかけで村上商事の依頼を受けるが、トリックを見破る為に奈緒子を誘う。
現地に着いて早々に背中に毒性のコブを発症するが、呪術師の治療によって完全に回復する。
最後は身を挺して村を助けた奈緒子を待ち、記憶を失った彼女との再会に目頭が熱くなる。

山田里見(演:野際陽子)
奈緒子の母。島を守る霊媒師の血を引く。彼女の書く文字が評判を呼んで商売で儲ける。
野際陽子は晩年の出演作に『いつまた、君と/何日君再来』、『チームバチスタ』シリーズなどがあります。
海外へと行ってしまう奈緒子を見守りながら、文字の商売に余念がない。
呪われた血である霊媒師の家系を絶とうとして、何回か奈緒子を無意識に殺そうとしていた。

秋葉原人(演:池田鉄洋)
警視庁公安部の刑事。矢部直属の部下。資源開発での変死事件の調査を海外旅行気分で満喫。
池田鉄洋は代表作に『ハチミツとクローバー』、『シーサイドモーテル』などがあります。
当初は適当に捜査をして旅行を満喫しようとするも、矢部が捕まった事で右往左往する。
奈緒子のおかげで矢部が脱出して、その流れのまま一緒に行動する事になる。
自分たちとは無関係の依頼に日本へ帰ろうとするも船は動かず結局は戻る事になる。
持ち前のオタク気質は海外では通用せず、矢部と同じ棒立ち要員になるも役目を果たした。

矢部謙三(演:生瀬勝久)
警視庁公安部の刑事。大手商社・村上商事の事業部長が変死した事件を調べる為に海外へ。
生瀬勝久は近年の出演作に『エイプリルフールズ』、『チーム・バチスタFINAL/ケルベロスの肖像』などがあります。
ムッシュム・ラー村の神聖な門をカツラを被ったまま通過したせいで捕まってしまう。
たまたまやって来た奈緒子に助けられ、その流れで一緒に行動する事になる。
気味の悪い呪術師がいるところから逃げようとするも船は動かず結局は戻ってしまう。
最終的にまたも棒立ち要員となってしまうが、加賀美を逮捕・連行する重要な役を果たす。

池田ハル(演:大島蓉子)
奈緒子が住むボロアパートのオーナー。家賃を滞納している奈緒子に容赦ない。
大島蓉子は代表作に『サトラレ』、『ドロップ』などがあります。
相変わらず家賃を滞納していた奈緒子を厳しく追及するも上手くかわされる。

加賀美慎一(演:東山紀之)
村上商事のレアアース事業部員。資源開発を拒む地元民を超常現象の上田に説得を依頼する。
東山紀之は代表作に『山桜』、『小川の辺』などがあります。
赤道スンガイ共和国に上田と奈緒子を案内し、手料理などの世話までしている。
日本には妻子を残しているが、娘は不治の病に悩まされていた過去を持っている。
実は過去に娘を呪術師のところに連れて行き、豊富な知識による薬で一命を助けられている。
その縁から資源開発を止めようとするが、殺人を認めて日本に帰ってから逮捕される。

谷岡将史(演:北村一輝)
資源開発する赤道スンガイ共和国で上田たちと同行する医師。普段は伝染病の研究をする。
北村一輝は代表作に『皆月』、『あなたの隣に誰かいる』などがあります。
オネエでやって来た上田に対して、終始に渡って色目を使って何かと機会を狙っていた。
実は地元の村に伝染病を蔓延させた張本人で、呪術師を撃ち殺そうとした。
その結果、呪いという名目で呪術師の放った吹き矢によりコウモリに食い殺された。

呪術師/ボノイズンミ(演:水原希子)
赤道スンガイ共和国のヤー村で祭祀をする。呪い殺す事もできて地元民から崇められている。
水原希子は代表作に『ノルウェイの森』、『進撃の巨人』シリーズなどがあります。
不思議な力で病気やケガを治す力を持っていて、上田の病気も呪術で治す事ができた。
しかし、その実は地元の植物を使った豊富な薬を用いた治療法を使っていた。
奈緒子をずっと悩ませていた同じ悪夢を見ていて、地元を助ける為に犠牲になろうとした。
谷岡に撃たれた事が原因で傷が悪化し、死ぬ間際に地元を奈緒子に託した。

川島治道(演:中村育二)
村上商事から資源開発を任されている業者。採掘資材や労働力を管理するが地元民を見下す。
中村育二は代表作に『アウトレイジ』シリーズ、『シン・ゴジラ』などがあります。
かなりの武闘派で爆発物や銃などを用意して、地元部族を力任せでねじ伏せようとする。
何かがあると「戦争だ」と銃を片手に怒鳴っていて、過去に地元民を何人か射殺している。
最終的に呪術師と共謀した加賀美によって毒を飲んであっさりと片付けられる。

有田雄一(演:石丸謙二郎)
村上商事のレアアース事業部長。一ヶ月前に立ち退き交渉するも手荒な言動で交渉は決裂。
石丸謙二郎は近年の出演作に『エベレスト3D』、『蜩ノ記』などがあります。
呪術師の呪いを受けて期日が迫り、上田教授に説得を依頼するも、その場で変死してしまう。

山本支社長(演:吉田鋼太郎)
村上商事ムッシュム・ラー村支社長。元は地質学者で資源開発の仕事がしたくて就職した。
吉田鋼太郎は代表作に『ワイルド7』、『暗殺教室』などがあります。
しゃべる言葉は演劇調で、事あるごとに大げさなリアクションをして周囲を戸惑わせる。

感想

個人的な評価

本作はテレビドラマ『トリック』の劇場版の四作目にして完結編となります。
残念ながらテレビドラマの方は見ていませんが、劇場版は本作以外はすべて鑑賞している。
とにかく、最大の特徴で最大の魅力であるコミカルな演出、ワザとテンポをズラした演出など、邦画としては観ている側を意識した作りになっている。
監督はドラマ版から引き続き堤幸彦だが、近年はクソみたいな作品ばかりを連発しているせいで個人的に評価が下がっています。
しかしながら、ドラマ版から引き続き監督を務めているので、その面白さを継続させている。
本作はシリーズの完結編という事で、それを意識した演出が劇中でみる事ができます。
他の邦画ではできない演出で、完結するというメッセージを出す演出は本シリーズだけに許された特権と言えるでしょう。
ドラマ版から主要人物を務める仲間由紀恵と阿部寛のコンビは本作でも冴え渡っている。
事あるごとに「貧乳」のネタ、自称・天才美少女マジシャン、時には鋭いツッコミなども本作での仲間由紀恵は相変わらずの上手さでした。
一方の相方と言える阿部寛は相変わらず二枚目ながら、きちんと三枚目の役をこなし、仲間由紀恵との絶妙なバランスを見せている。
そこに生瀬勝久や池田鉄洋、引き締めるところに野際陽子のドラマ版から続投している登場人物たちも上手く調和しています。
本作に登場する東山紀之はコミカルなテンポの中でシリアスな一面を見事に演じている。
クセの強い登場人物の中でも北村一輝のオネエ、呪術師で適当な現地語を話す水原希子などもインパクトを残しています。
中盤まではいつも通りの楽しく、観ている側を意識した独自の演出が冴え渡り、ちゃんと笑わせてくれています。
しかし、終盤にかけて物語がシリアスになってしまったところで一気にテンポが悪くなる。
本シリーズはシリアスの中にコミカルな演出があるからこそ面白いので、それをシリアス一本にしてしまうと途端につまらなくなる。
いくら完結編だからってシリアスな感じにしてしまうのは少し違うような印象を持った。
ただ、ラストで見せた奈緒子と上田が最初に出会ったシーンを持ってきた演出は、ドラマ版から観ている人からすれば感動する事だろう。
本作は完結編として満足のいく内容だったが、最後までコミカルな感じが欲しかっただけにそこだけが少し残念な感じでした。

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