作品紹介
公開年月 | 2019/05/10 |
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ジャンル | ホラー |
原作 | なし |
監督 | 高橋浩 |
脚本 | 高橋浩 |
製作 | 間宮登良松 |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | 動画配信サービス |
あらすじ
高校時代の仲良しグループで「としまえん」にやって来た女子大生の早希。
ネットでは“としまえんの呪い”という都市伝説がまことしやかに噂されていた。
そんな中、早希たちは古い洋館を見つけて面白半分で扉を叩くと、その直後から彼女たちの周囲で恐ろしい現象が次々と起きるのだった。
登場人物&出演者
・辻本早希(演:北原里英)
主人公。高校時代の仲良しグループの一人。留学が決まっり仲良したちと「としまえん」へ。
北原里英は近年の出演作に『爆裂魔神少女/バーストマシンガール』、『サニー/32』などがあります。
幼馴染みの由香が行方不明になってから心配するも、今の仲間を第一にして忘れようとする。
「としまえん」で由香との約束を思い出すが、嫌われたくないという理由で突き放した。
杏樹とメリーゴーランドの電源を入れるも、一人ぼっちになるもなんとか逃げようとする。
最後は外に出られたと思ったが、由香の罠で一度安心させてからまたも笑顔で絶望を与えた。
・香西杏樹(演:小島藤子)
高校時代の仲良しグループの一人。グループの中では提案する事が多く、中心に立っている。
小島藤子は代表作に『書道ガールズ』、『氷菓』などがあります。
由香の家を見に行くと提案し、更に「としまえん」に行こうと言い出すも当日は遅刻する。
「としまえん」ではお化け屋敷のドアを叩こうとして早希を差し出し、かやが驚かせる連携。
かやや亜美を探すも呪いを目の当たりにして、ようやく千秋の言葉を信じて出ようとする。
最後は早希とメリーゴーランドの電源を入れるが、電気室に現れた由香に連れ去られた。
・横峰千秋(演:浅川梨奈)
高校時代の仲良しグループの一人。グループの中では撮影して、都市伝説にやたら詳しい。
浅川梨奈は代表作に『血まみれスケバンチェーンソーRED』、『クロガラス2』があります。
由香の家を訪れると、いつものようにスマホで撮影するが、何も起きずにガッカリしていた。
「としまえん」では撮影して、ネットの知識で遊具やお化け屋敷の情報を説明する役を担う。
呪いの詳細を知っていたが誰にも話さず、信じない杏樹に意見するものなぜか付いてきた。
最後は一人だけ助かろうとするが、由香に目をつけられて結局は逃げられず連れ去られた。
・佐藤亜美(演:松田るか)
高校時代の仲良しグループの一人。グループの中では一番のビビりで、いつもからかわれる。
松田るかは代表作に『億男』、『映画 賭ケグルイ』などがあります。
由香の家を訪れると、面白半分で来た仲間と違って早く帰りたいと訴えてさっさと出ていく。
「としまえん」ではお化け屋敷から出てきたスタッフにビビって一人だけ先に逃げていた。
かやをお化け屋敷で探すのを嫌い、一人になった時に返事したせいでターゲットにされる。
最後は両親に迎えに来てもらおうとするが、大胆になった由香によりどこかへ連れ去られた。
・樋口かや(演:さいとうなり)
高校時代の仲良しグループの一人。グループの中ではお調子者で、いつもイタズラをする。
さいとうなりは本作が長編映画デビューとなります。
由香の家を訪れると、真っ先に玄関へ行ってチャイムを鳴らして何か起きないか期待する。
高校時代では付き合いの悪い由香を無視して、早希だけを誘ってみんなで遊びに行った。
「としまえん」ではお化け屋敷のドアを叩き、変な音を聞くと高校時代に戻っていた。
最後はお化け屋敷にみんなを呼び出すが、発狂した姿を見られた後にどこかへ消え去った。
・小林由香(演:小宮有紗)
高校時代の仲良しグループの一人。早希とは幼馴染みで、他とはあまり仲良くはない。
小宮有紗は代表作に『ゴメンナサイ』、『お前ら全員めんどくさい!』などがあります。
3年前にト忽然と行方不明になって、両親もすぐに引っ越して原因が分からずじまいとなる。
みんなから嫌われたくない早希に嫌われたくないので、「としまえんの呪い」を敢行した。
そのせいで行方不明になるが、ちょうどみんなが来たので彼女たちを連れ去る復讐をする。
最後はメインディッシュの早希に一度希望を与えるが、ゆっくりと来て笑顔で復讐をした。
感想
個人的な評価
本作は東京にある老舗の遊園地「としまえん」が全面協力した作品となります。
近年で地道に活躍している若手女優たちを中心に作られた作品でもあります。
典型的な若手女優を起用したティーンホラーで、なんの捻りもない退屈な展開でした。
序盤の女子大生たちが「としまえん」を楽しんでいるだけのシーンはつまらないです。
そもそも、その前に見せている彼女たちの薄っぺらい友情に戦慄が走ります。
「女の友情は薄い」と言われるが、まさに本作はそれを象徴しているかのような展開で、多分、一番怖い部分だったと思います。
付き合いの悪いヤツは平気で仲間外れにして、幼馴染みであっても気を遣わずに放置する。
それで本人がその場にいなければ言いたい放題で、行方不明になって平然と笑いのネタにするが、本作ではかなりマイルドな会話でした。
これをリアルに描写したら反感を買われるだろうけど、現実の方がもっとエグいと思います。
本題の「としまえん」に行く前から全員性格が悪いと分かるので、どんなに酷い目に遭っても同情の余地はなかったです。
例の如く、一人ずつ消えていきますが、みんながみんな嫌われたくないから同調して邪魔者を排除する彼女たちがどんなに怖い目に遭ってもなんとも思わない。
だからと言って、排除された方も「としまえんの呪い」を使えるようになる説明もまったくないから説得力があまりにもない。
そもそも、ハブられた方はなぜそのような感じになったのかも説明がなくて、表面的な出来事しか描写していないから全然ダメです。
本作はホラー映画としてレベルが低いけど、若手女優が観たい人なら楽しめると思います。