作品紹介
公開年月 | 2005/09/17 |
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ジャンル | アクション |
原作 | 山田風太郎 『甲賀忍法帖』 |
監督 | 下山天 |
脚本 | 平田研也 |
製作 | 迫本淳一 |
製作国 | 日本 |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
戦う事を宿命づけられてきた伊賀と甲賀の忍たち。
その両家の後継者が互いの身分を知らずに恋に落ちる。
だが、時の権力者・徳川家康の命で両家は前面対決を余儀なくされる事になるのだった。
登場人物&出演者
【伊賀・鍔隠れの里】
・朧(演:仲間由紀恵)
・薬師寺天膳(演:椎名桔平)
・蛍火(演:沢尻エリカ)
・蓑念鬼(演:伊藤俊)
・夜叉丸(演:坂口拓)
・お幻(演:りりィ)
【甲賀・卍谷の里】
・甲賀弦之介(演:オダギリジョー)
・陽炎(演:黒谷友香)
・筑摩小四郎(演:虎牙光揮)
・如月左右衛門(演:木下ほうか/三好健児)
・室賀豹馬(演:升毅)
・甲賀弾正(演:寺田稔)
【江戸幕府】
・徳川家康(演:北村和夫)
・南光坊天海(演:石橋蓮司)
・服部半蔵正就(演:松重豊)
・柳生宗矩(演:永澤俊矢)
・柳生十兵衛(演:仁科克基)
感想
個人的な評価
山田風太郎の小説を原作に実写映画化された。
本来ある忍者とかけ離れたファンタジックな「NINJA」が登場します。
残念ながら小説版は読んだ事ないが、漫画版の方は全巻持っていて多少の内容は分かる。
原作の方ではそれぞれの里から10人の忍が選出されるが、本作は時間的な都合により半分の5人にされている。
しかし、それでも上映時間が2時間を超えていて、邦画らしいグダグダ展開となっている。
せっかく面白い原作があるのに、それをまったく活かそうとしない中途半端な内容です。
ロマンスの為に主人公をオダギリジョー、ヒロインに仲間由紀恵を起用している。
それは分かるけど、肝心のロマンスは作品のホンの一部に過ぎないレベルであった。
では、NINJA的なアクションについてだが、こちらは大部分を占めているのに今一つである。
迫力は当然のようにないし、CGがアニメーションみたいだし、何より演じている俳優たちの殺すというより予定調和の動きにガッカリ。
伝説的なアクション俳優の坂口拓、虎牙光揮なんかが出ているのに、ワイヤーアクションがあまりにもヒドイ。
加えて、アイドル的なポジションの沢尻エリカ、セクシー担当の黒谷友香、脇を固める椎名桔平と升毅などの微妙な扱いなど、一切彼らを活かそうとしていない。
漫画版では迫力もあったし、色気もあったし、何よりロマンスとアクションのバランスが非常に良かったです。
それが実写映画になってすべてがスケールダウンして、キャラクターすら悪い方に脚色してしまっている。
あまりにもセンスのない実写映画化に、小説や漫画を知っている人からすれば、ガッカリする内容だと言えるだろう。
単純にオダギリジョーや仲間由紀恵目当てならそれでもいいけど、本気で良作を期待していた人は裏切られた気持ちになったと思う。
だから小説、漫画、アニメの実写映画化を邦画でやると、必ず痛い目を見るというパターンが出来上がってしまう。
とは言っても、海外で受けそうな“NINJA”なので、それはそれでいいのかもしれませんが。