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グリーン・ヘル VD-276

グリーン・ヘル VD-276

作品紹介

公開年月  2018/03/02
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  ヤヨ・エレーロ
脚本  ヤヨ・エレーロ
製作  エンリケ・ロペス・ラビニュ、ヘスス・ウレド・ナダル
製作国  スペイン
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

ボスニア人のセルマは恋人のアレックスとともに何者かに殺された彼女の家族の葬儀を終えて帰路に就いていた。
森の中で車が故障して立ち往生すると、かつて紛争で大量の地雷が埋まっていて、そこに処理をしていた二人組の男と出会う。
道案内を買って出た二人組の男を怪しく見たセルマは逃げ出すが、地雷の爆発でケガを負ってしまい治療の為に男たちの住処である森の洞窟へ向かうのだった。

登場人物&出演者

アレックス(演:アウグスト・ヴィトゲンシュタイン)
主人公。セルマの恋人でドイツ人。セルマとは1年ほど付き合っているがすべてを知らない。
アウグスト・ヴィトゲンシュタインは代表作に『天使と悪魔』、『アヴァロン』があります。
地雷の爆発で飼い犬が死んでしまい、セルマもケガしてヴークとミロシュに助けてもらった。
セルマがボスニア人だと知った二人から金を請求され、拒否するとボコボコにされた。
ブチ切れて家族や民族の恨みを晴らしたセルマを理解できず、彼女を森に置いて去って行く。
最後は新たな恋人ができて幸せに暮らすが、そこにテロリストと化したセルマに襲われた。

セルマ(演:アルマ・テルジチ)
ヒロイン。アレックスの恋人。ボスニア人。民族紛争で両親と兄弟を失って悲しみのどん底。
アルマ・テルジチは代表作に『最愛の大地』、『Crossroads』などがあります。
森で立ち往生すると、地雷原だと分かって中に入りたくないと最初は拒むも結局は入る。
ストレスMAXで妄想を見始めると、助けてくれたヴークとミロシュが怪しいと疑念を抱く。
金の交渉が決裂してミロシュに襲われるが、逆に殺害して次にヴークも復讐の為に殺害した。
最後はアレックスにも裏切られるが、森を自力で脱出して幸せな彼の新たな恋人を惨殺する。

ミロシュ(演:サニン・ミラヴィチ)
セルビア人。ヴークとともに森の中にある洞窟を住処にして、埋まっている地雷を撤去する。
サニン・ミラヴィチは代表作に『Summer in the Golden Valley』、『Regained Memory』などがあります。
森で迷っていたセルマを見つけると、地雷に走った彼女を止めようとするも間に合わず。
アレックスの飼い犬は助からないとして、仕方なくトドメを刺してラクにしてあげた。
洞窟内では自前の蒸留酒を飲むと、セルマを罵ってしまい、それにより彼女がブチ切れる。
最後はボスニア人の邪念と化した妄想のモンスターによって首をへし折られて死亡した。

ヴーク(演:アレクサンダル・セクサン)
セルビア人。相棒であるミロシュとともに森の中にある地雷原の撤去をしていた。
アレクサンダル・セクサンは代表作に『ヒューズ』、『サラエヴォ』シリーズがあります。
たまたま遭難していたセルマを見つけると、逃げ出した彼女に地雷原を警告するも遅かった。
セルマが紛争で敵だったボスニア人だと分かると、アレックスに金を要求するようになる。
交渉が決裂するとアレックスをボコボコにして、セルマを殺そうと追い詰めていく。
最後はセルマに刺されて瀕死状態になり、彼女を罵るとブチ切れた彼女に頭をかち割られた。

感想

個人的な評価

本作は『28週後…』のプロデューサーであるエンリケ・ロペス・ラビニュが製作と製作総指揮を務めています。
ネットフリックスでは『マウス/終わらない戦禍』というタイトルですが、今回は元々の邦題にしています。
ジャケットには色々と煽り文句があって、森の中に潜む正体不明の怪物に追われるが、そこは地雷原で、危険な男たちがいるという。
そうなると、必然的にヒロインが逃げ惑う中で活路を見出し、なんとか生還を果たす王道的なファイナルガールだと思ってしまう。
しかし、実際の中身は『ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争』が土台となっている民族紛争の名残となっています。
単なるモンスターが出てくるホラー映画だと思ったら、かなり重いテーマを引き合いに出している作品というオチでした。
つまり、本作は完全なるジャケット詐欺であり、登場するモンスターは比喩的な意味合いとしての演出である。
ハッキリ言って、上記の紛争に詳しい日本人はそんな多いワケじゃないし、モンスター映画を期待した人にも期待を裏切る内容でした。
中途半端なモンスターの使い方はしょうがないにしても、配給側はそれを分かった上でジャケット詐欺しているのは非常に罪深いと思います。
扱っている題材はかなりデリケートなのに、大衆的なモンスター映画として宣伝しているのはモラルとしてどうかと思います。
所詮は金儲けの為に売り出した作品と言えばそこで終わりですが、そのようなやり方をしてまで金が欲しいのかと思うと反吐が出ます。
作品としてはワケが分からないし、ヒロインの妄想と現実がゴチャゴチャになっていて、映画としても整合性がまったく取れていません。
それでも、民族紛争をなんとか伝えようとする試みは分かるけど、これをモンスター映画として宣伝した事を非常に残念だと思います。