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呪われた死霊館 VD-197

呪われた死霊館 VD-197

作品紹介

公開年月  2018/10/05
ジャンル  ホラー
原作  なし
監督  オーラフ・デ・フルル
脚本  ベン・ケタイ、イヴァ・コンスタントポロス、ほか
製作  ブライアン・コーフィー、ダニー・シャーマン、ほか
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

心霊現象に悩む人々をペテンにかけ、金を騙し取るジャクソンとアンジェラの兄妹。
今回は古い屋敷での除霊が依頼されると、いつものように簡単な仕事だと二人は思っていた。
いつものように兄妹はチャン版を始めるが、そこで本物の恐怖に襲われるのだった。

登場人物&出演者

アンジェラ・セイヤーズ(演:フローレンス・ピュー)
インチキ霊能者兄妹の妹。霊能者として除霊を行っているが、どこか気が引けている。
フローレンス・ピューは代表作に『The Faling』、『トレイン・ミッション』があります。
母親はイカれたと兄が言っていたが、本当に霊能力を持っていると理解している。
インチキ霊能力を商売にする兄に仕方なく付き合い、グリーン夫人の屋敷に向かった。
そこで本当の霊能力に覚醒するが、サイコパスのようなグリーン夫人と息子に捕まった。
最後は少女たちの幽霊に助けられるが、結局兄は殺されてしまい、霊体として一緒にいる。

ジャクソン・セイヤーズ(演:ベン・ロイド=ヒューズ)
インチキ霊能者兄妹の兄。妹を霊能者に仕立て、インチキの除霊を平然と行っている。
ベン・ロイド=ヒューズは代表作に『ブレス/しあわせの呼吸』、『ダイバージェント』シリーズなどがあります。
人生をやり直す為にアンジェラを利用しているが、金に困っていて命を狙われている。
自分たちを捨てた母親に対して憎しみを持ち、似た事をするアンジェラに強い態度で出る。
グリーン夫人に演技が見抜かれてしまい、帰ろうとするがヘルマンによって捕まった。
最後は拷問を受けてから小屋に連れて行かれしまい、そこでヘルマンが処分をされてしまう。

エリオット(演:スコット・チェンバース)
インチキ霊能者兄妹のアシスタント。現場ではカメラ撮影と映像の編集などを行っている。
スコット・チェンバースは代表作に『Chicken』、『Patrick』などがあります。
本来はハリウッドで映像の仕事を目指しているが、なぜかジャクソンのインチキに付き合う。
アンジェラに好意を寄せていたが、それに勘づいていたジャクソンからこき使われる。
グリーン夫人の屋敷で床が抜けて足をケガし、ジャクソンの判断で帰ろうとするも失敗する。
最後はヘルマンを殺すが、グリーン夫人に殺されそうになるがアンジェラに助けられた。

ベス(演:ジョージナ・ベヴァン)
インチキ霊能者兄妹のアシスタント。ジャクソンの恋人で同居し、機材などを担当している。
ジョージナ・ベヴァンは代表作に『Juliet,Naked』などがあります。
ジャクソンが危険な金貸しに会っている事を知り、怖くなって家を出ようとしていた。
グリーン夫人の依頼もいつも通りのインチキをするが、アンジェラの急変を心配していた。
エリオットがケガした事で失敗したとグリーン夫人に言われ、ジャクソンが引き上げる。
最後は口が縫われていて、車で逃げようとするも木に激突して車外に投げ出されて死亡した。

祖父(演:ジェームズ・コスモ)
アンジェラとジャクソンの祖父。曜日すら分からないほどボケ始めているような状態。
ジェームズ・コスモは代表作に『ブレイブハート』、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』などがあります。
いつもアンジェラがやって来て亡き母親の話をしていたが、今回はなぜか苛立っていた。
最後はグリーン夫人での屋敷の悲劇を聞いて、兄を失ったアンジェラを心配していた。

ヘルマン(演:ニール・グレイグ・フルトン)
グリーン夫人の一人息子。過去に少女三人を殺している。すでに故人となっている。
ニール・グレイグ・フルトンは代表作に『アノマリー』、『デス・ノート』などがあります。
実は死んでおらず密かに生きていて、屋敷に呼んだジャクソンたちを物理的に痛めつける。
あくまで母親の言う事が絶対であって、彼女の命令には何も言わずに従っていた。
母親の命令でジャクソンを小屋に連れて行くと、そのまま処分してアンジェラを拉致する。
最後はアンジェラに拷問していると、エリオットが来て首を刺されて呆気なく死亡した。

グリーン夫人(演:セリア・イムリー)
アンジェラたちに除霊を依頼した初老の女性。豪邸にたった一人だけ住んでいる。
セリア・イムリーは代表作に『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ、『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』などがあります。
過去に息子が三人の少女を殺した事件が起きて、大きなショックをずっと引きずっている。
屋敷に少女たちの声が聞こえていて、それをなんとか消そうとジャクソンたちを呼んだ。
実はヘルマンと一緒に少女たちを殺しており、ジャクソンたちも同様に拷問を加える。
最後は殺された少女たちの叫び声で動けなくなり、アンジェラによって殺された。

感想

個人的な評価

本作はNetflixが独占で配信しているオリジナルのホラー映画となります。
タイトルに『死霊館』が付いていますが、残念ながら本家の『死霊館』とは一切関係ない。
物語はインチキ霊能者をして人の弱みにつけ込むというクズみたいな兄妹の仕事。
こういう人たちがいるから、本当に力を持っている人たちも疑われるという事実もあります。
特に本作で兄は霊能者をバカにしているが、それは母親がイカれて自分たちを捨てたという被害者感情の裏返し。
それに対して、妹は徐々に見えるような状態になり、さすがに気が咎める感じになっている。
結局、兄の言う通りに除霊をしていくが、そこで幽霊とは関係ない拷問が始まります。
本作は幽霊が中心だと思ったら、実はオマケ程度でなぜか拷問をする過保護な母親が兄妹たちを追い詰めるという展開になる。
とにかく、本作は伏線をいっぱい張ってみたが、ほとんど消化できずに終わってしまう。
まず、母親が霊能者でイカれてしまい、両目を自分で抉って自殺したという兄妹にとって大きなエピソードが会話だけで済ましている。
次に兄妹たちが除霊にやって来たグリーン夫人と息子にまつまる話しも会話だけでほとんど終わっている。
この二つはもっと物語の主軸にするべきなのに、なぜ軽い会話だけで終わらせてしまったのか分かりません。
これこそ映像で語るべきなのに、簡単な会話程度で済ましてしまうと、物語としての土台がしっかりと固まりません。
兄がなぜ母親にあそこまでの敵意を持っているのか、妹が母親に対する想いはどうなのかもすべて中途半端な状態になりました。
グリーン夫人のエピソードも取って付けたような感じで、もっと演出すれば面白くなったはずなのにもったいないと思います。
まさに表面的な事しかやっていない見本であり、製作側は幽霊や殺人鬼についてバカにしているような印象を受けました。
その為、鑑賞後にはなんだかホラー映画を適当なハリボテにしただけの作品に少しだけ不快感を持ちました。