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ハロウィンⅡ RE-268

ハロウィンⅡ RE-268

作品紹介

公開年月  1981/10/30
ジャンル  ホラー/スプラッター
原作  なし
監督  リック・ローゼンタール
脚本   ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
製作  ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
製作国  アメリカ
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

6歳のハロウィンの晩、姉を殺したマイケル・マイヤーズは15年後に精神病院を脱走して三人の若者を殺害した。
女子高生ローリーを襲うも6発の銃弾を受けて夜の闇に消えてしまう。
重傷を負ったローリーが病院に搬送されるが、マイケルは再び院内に出現して惨殺を繰り広げるのだった。

登場人物&出演者

ローリー・ストロード(演:ジェイミー・リー・カーティス)
主人公。女子高生。マイケル・マイヤーズに狙われるが、ルーミス医師によって助かった。
ジェイミー・リー・カーティスは近年の出演作に『ビバリーヒルズ・チワワ』、『クランク家のちょっと素敵なクリスマス』などがあります。
そのまま病院に運ばれると、マイケルの恐怖を引きずりながら治療を受ける為に眠らされる。
鎮静剤による影響で意識が飛んでしまい、その間にマイケルが他人じゃないと夢で悟る。
目を覚ますと病院内に不審人物がいると聞きつけ、それがマイケルだと察知して警戒する。
最後はルーミス医師がガスを引火させて助かり、ジミーと一緒に別の病院へ運ばれた。

サム・ルーミス医師(演:ドナルド・プレザンス)
マイケル・マイヤーズの担当医。ローリーを襲うマイケルを見つけて数発の銃弾を浴びせた。
ドナルド・プレザンスは代表作に『ミクロ決死圏』、『007は二度死ぬ』などがあります。
倒したはずのマイケルがいなくなり、ブラケット保安官とともに街中を探し回る事になる。
部下のマリオンにマイケルの秘密にしていた書類からローリーが実の妹という事実を知る。
すぐに病院へ到着してローリーを助けようとしてマイケルに銃弾を浴びせても通用せず。
最後はガスで充満した一室に着火をして、ガスを引火させて一緒に爆発に巻き込まれる事に。

リー・ブラケット保安官(演:チャールズ・サイファーズ)
地元の保安官。マイケル・マイヤーズの脅威を信じず、結果的に一人娘を殺されている。
チャールズ・サイファーズは代表作に『ザ・フォッグ』、『メジャーリーグ』があります。
状況を把握できないままルーミス医師に言われ、一緒にマイケルを探す事になってしまう。
最後はようやく娘が殺されたと知り、怒りを見せながらもマイケルの捜索をしていた。

ジミー・ロイド(演:ランス・ゲスト)
救急救命士。ケガを負ったローリーを搬送するが、ずっと彼女が気になって病院を離れず。
ランス・ゲストは代表作に『わたしは女優志願』、『コンコルド』などがあります。
治療を受けて安静にしていたローリーの一室に来て、目覚めた彼女に声をかけていた。
気になっていたローリーの病室に来ると、彼女が薬の影響で意識を失っているのを発見する。
マイケルが病院内に侵入してもまったく気付かず、歩いている爆発が起きて吹き飛ばされた。
最後は別の病院に運ばれていくローリーの隣にいて、軽傷で済んで一緒に向かっていく。

マイケル・マイヤーズ/ブギーマン(演:トニー・モラン)
バトンフィールドの連続殺人鬼。ローリーを襲ったが、結果的にルーミス医師に阻止される。
トニー・モランは代表作に『ハロウィン』などがあります。
数発の銃弾を浴びながらも平然と立ち上がり、ルーミス医師たちの前から姿を消した。
あくまでローリーが目的であり、彼女が治療を受けた病院を知って殺そうとやって来る。
警備員や看護婦たちを次々と惨殺していくと、ローリーの病室を探し当て彼女を追い詰める。
最後はガスで充満した一室に着火したルーミス医師によって一緒に炎に包まれて倒れた。

感想

個人的な評価

本作はスプラッター映画の元祖にしてカルト映画の続編となります。
ジョン・カーペンターは共同脚本と製作に回り、監督は本作が映画デビューとなるリック・ローゼンタールが務めています。
本作では監督がジョン・カーペンターからリック・ローゼンタールに変わりましたが、きちんと前作の雰囲気を引き継いでいます。
物語は前作のラストからいきなり始まりますが、実際はすでに三年が経過しての続編となっているので、主演のジェイミー・リー・カーティスは23歳となっている。
とにかく、本作は前作と違って派手さが少し増していて、不気味な雰囲気よりもマイケルが力業で殺していく姿にスポットライトを当てています。
やはり、ジョン・カーペンター監督の演出や独特の間合いには及ばず、何より音楽の不気味さがあまりなかったです。
確かに前作よりもマイケル・マイヤーズは人間性を完全に失い、より怪物化していて銃弾を浴びても死ぬ事がなくなっている。
それに加え、最大の特徴である血縁者を狙うというキャラクター性も本作で定着している。
人間を片手で持ち上げるほどの怪力、銃弾を両目に浴びても倒れないなど、圧倒的な不死身な体に新たな不気味さが加わっている。
前作ではスプラッター映画の特徴である血しぶきが少なかったが、本作はかなり力を入れている作品となっています。
本作はあくまでマイケル・マイヤーズの怪物化が焦点となっていて、そこだけに頼っていたような感じでした。
「絶叫クイーン」のジェイミー・リー・カーティスも前作よりも勢いがなくなり、そこら辺も少し物足りないように感じました。
さすがにジョン・カーペンター監督と比べるのは酷だが、それでもリック・ローゼンタール監督はなんとか頑張ったと思った作品です。


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