作品紹介
公開年月 | 2020/01/17 |
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ジャンル | アクション/サスペンス |
原作 | なし |
監督 | アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー |
脚本 | クリス・ブレムナー、ピーター・クレイグ、ほか |
製作 | ジェリー・ブラッカイマー、ウィル・スミス、ほか |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
独身生活を謳歌するベテラン刑事のマイクとその相棒マーカスは、マイアミ市警の名物コンビ“バッドボーイズ”として知られる。
家庭を大事にするマーカスは家族の為に危険な仕事からの引退を決意し、マイクも若手のエリート捜査官で結成された新チームへの配属を命じられる。
新チームでは老人呼ばわりされるマイクは何者か命を狙われ、追い詰められた彼はマーカスを説得して“バッドボーイズ”を再結成して正体不明の敵に立ち向かうのだった。
登場人物&出演者
・マイク・ラーリー(演:ウィル・スミス)
主人公。バッドボーイズの一人。刑事をして26年目ながら若手に負けないほどの自信家。
ウィル・スミスは近年の出演作に『ジェミニマン』、『アラジン』などがあります。
過去に殺した悪党の母と息子の復讐で3発の銃弾を食らうも後遺症なしで回復している。
犯人を捕まえる為に警部へ直訴して、(AMMO)の相談役として捜査に加わるも勝手に動く。
命を狙ったアルマンドがイサベルの間にできた息子だと知り、一人で解決しようとした。
最後はイサベルをリタが倒し、なぜか改心したアルマンドを助ける事を強く約束した。
・マーカス・バーネット(演:マーティン・ローレンス)
バッドボーイズでマイクの親友。娘が息子を産んだ事でめでたくおじいちゃんになる。
マーティン・ローレンスは近年の出演作に『ビッグハウス・ママ3』、『お葬式に乾杯!』などがあります。
マイクが目の前で撃たれて生死の境をさまよう中で、暴力をしないとして引退を決意する。
回復したマイクが協力を求めるも拒むが、恩人の警部が殺されて決意して戦う事になる。
マイクが一人で決着をつけようとして放っておけず、結局は一緒に戦おうとする。
最後はイサベルを殴り倒し、帰還して引退を表明するが生涯バッドボーイズだと宣言した。
・リタ警部補(演:パオラ・ヌニェス)
マイアミ・ハイテク捜査班(AMMO)のリーダー。マイクの元恋人で現在は良き友達に。
パオラ・ヌニェスは代表作に『CLONES/クローンズ』、『La Boda de la Abuela』がある。
若手を率いた(AMMO)でマイクを撃った銃弾から売人を突き止め、捜査を進めていた。
暴走するマイクを止めようとするもできず、結局は相談役としてチームに合流する事に。
(AMMO)が解散になるが、一人で乗り込むマイクの為に武器を調達して合流していた。
最後はマイクに銃口を向けたイサベルを蜂の巣にして、警部に昇進し新たなチームを結成。
・ケリー(演:ヴァネッサ・ハジェンズ)
マイアミ・ハイテク捜査班(AMMO)のメンバーで紅一点。マイクの活躍ぶりに敬意を払う。
ヴァネッサ・ハジェンズは代表作に『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ、『マチェーテ・キルズ』などがあります。
現場での経験はあまりないが、銃撃戦の中でも冷静な対処で悪党を数人撃ち殺している。
生死の境をさまよったマイクの活躍を素直に認め、反抗的なレイフを何かと制止していた。
捜査が失敗した事でチームが解散するが、一人で戦おうとするマイクの為に駆けつけた。
最後はイサベルたちとの銃撃戦で足を負傷し、無事に終わると新たなチームで再出発する。
・ドーン(演:アレクサンダー・ルドウィグ)
マイアミ・ハイテク捜査班(AMMO)のメンバー。筋骨隆々だが中身は完全なる技術者。
アレクサンダー・ルドウィグは代表作に『光の六つのしるし』、『ウィッチマウンテン/地図から消された山』などがあります。
マイクよりも立派な体格であるけど、現場に出る事よりもパソコンを触っていた方がいい。
実は過去に用心棒をしていて、揉めた客を誤って殺した事でそれ以降は暴力を辞めた。
捜査が失敗した事でチームが解散するが、一人で戦おうとするマイクの為に駆けつけた。
最後は仲間が殺されるところで暴力を使い助けて、新たなチームの一員として再出発する。
・レイフ(演:チャールズ・メルトン)
マイアミ・ハイテク捜査班(AMMO)のメンバー。東洋系。マイクを年寄り呼ばわりする。
チャールズ・メルトンは代表作に『サン・イズ・オールソー・ア・スター/引き寄せられる2人』、『The Thinning: New World Order』などがあります。
最初からマイクを小バカにした態度で接して、彼からの安い挑発に簡単に乗っていた。
手がかりとなる密売人がいるナイトクラブで手回しして、マイクたちを中に入れた。
捜査が失敗した事でチームが解散するが、一人で戦おうとするマイクの為に駆けつけた。
最後はドローンで悪党たちを倒し、無イサベルを倒すと新たなチームとして再出発する。
・コンラッド・ハワード警部(演:ジョー・パントリアーノ)
バッドボーイズの名付け親で良き理解者。週末は娘がやっているバスケの見物に行く。
ジョー・パントリアーノは近年の出演作に『ハッピー・アニバーサリー』、『ベスト・バディ』などがあります。
マイクが撃たれて生死の境をさまっていた時、マーカスから引退する事を聞かされていた。
復活したマーカスが事件の捜査を勝手にした為、仕方なく(AMMO)に相談役として任命。
無茶をして現場を荒らしたマイクに文句を言うが、ムダだと分かって諦めている。
最後は娘の試合を見た帰りにアルマンドの狙撃に遭い、マイクの前で命を落としてしまう。
・イザベル・アレタス(演:ケイト・デル・カスティーリョ)
メキシコにいた凶悪な女囚。息子のアルマンドたちによって脱獄して自由を手にした。
ケイト・デル・カスティーリョは代表作に『善き人に悪魔は訪れる』、『チリ33人/希望の軌跡』などがあります。
夫が残した大金を手にして、一家をメチャクチャにしたマイクたちに報復しようとする。
マイクを最後に殺そうと計画するが、息子が勝手に殺害しようとして強く注意していた。
実は過去に潜入捜査していたマイクと深い関係になっていて、アルマンドを授かっていた。
最後はアルマンドを誤射してしまい、その隙にリタに蜂の巣にされて火の海に落ちて死亡。
・アルマンド・アレタス(演:ジェイコブ・スキーピオ)
イザベルの息子。刑務所にいた母親を脱獄させ、父親を殺したマイクに復讐を計画する。
ジェイコブ・スキーピオは代表作に『ハンターキラー/潜航せよ』、『ネバー・ダイ/決意の弾丸』などがあります。
母親の指示で父親が残した大金を手にして、地元ギャングを手下にしてコマを揃える。
最初にマイクを狙うも奇跡的な回復され、母親からも注意を受けて他の人間を殺害する。
ハワード警部まで殺害すると、ようやく正式にマイクを殺す許可を得て取り掛かる。
最後はマイクと対決して父親だと告げられると、なぜか急に改心して素直に逮捕された。
感想
個人的な評価
本作は前作の『バッドボーイズ2バッド』から17年ぶりとなる続編となります。
予想していた以上の大ヒットをしたおかげで、更なる続編の可能性を発表されています。
それまで監督を務めていたのは“破壊屋”として知られるマイケル・ベイだったが、本作からベルギー出身のコンビに譲っている。
マイケル・ベイが関わらない作品となったが、その演出はちゃんと受け継がれて街を破壊しまくっていました。
何より驚くのは17年ぶりの続編でもマイクを演じるウィル・スミスが変わっていません。
ウィル・スミスは50歳になっていますが、未だにトレーニングで体型を維持していのは素直にスゴイと思います。
以前のようなキレはなくなっているだろうけど、それでも17年ぶりの続編とは思えないほど若々しいです。
それと比べて、相方となるマーカス役のマーティン・ローレンスは完全にオジサンという見た目になってしまっている。
そもそも、マーティン・ローレンスはアクション俳優じゃなく、コメディ俳優なので体を鍛える意味がありません。
なので、順当に年を取っていると感じさせる見た目で、本作が前作から17年ぶりの続編だと感じさせます。
あくまで本作は元祖バッドボーイズの終わりを見せる作品だが、上記のように続編の可能性を考えた構成にもなっています。
ハッキリ言って、本作はその為にラストでは強引すぎる設定として、敵が実の息子というのは違和感しかなかったです。
どう考えても続編を意識したラストになったし、なぜか『スター・ウォーズ』みたいな告白にちょっと萎えてしまいました。
何より善良な市民を何人も殺している実の息子が急に改心して、いい人みたいな雰囲気を出していたのは納得できなかったです。
マイクはまだまだ現役で続けていくので、新たな相方として実の息子に白羽の矢が立ったという感じになるだろうか。
そうなってくると、メキシコ人と黒人のハーフになるけど、どう見ても生粋のラテン系にしか見えず説得力に欠けています。
とにかく、この息子の設定は個人的に納得ができず、続編に関してはこれ以上の説得力ある展開にならない限りは期待できないです。