作品紹介
公開年月 | 2007/07/17 |
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ジャンル | SF/アクション |
原作 | なし |
監督 | ジェシー・ジョンソン |
脚本 | ブラディ・プルディッシュ |
製作 | マーティン・J・バラブ、ジョン・フライズ、ほか |
製作国 | アメリカ、カナダ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
銀河系の遙か彼方にある死に瀕した惑星で、政府は他の星への移住を決定する。
知的生命体がいない星を探していたが、進まない作業に業を煮やした女戦士アイシスらが反乱軍を決起する。
種の保存の為なら侵略も許されるとしてアイシスたちは地球へと旅立つのであった。
登場人物&出演者
・ライカー(演:マーク・ダカスコス)
主人公。侵略するエイリアンを狩るハンター。銃やグレネードを食らっても死なない。
マーク・ダカスコスは代表作に『クロウ』シリーズ、『ジェヴォーダンの獣』があります。
FBIを偽っているが、その目的は反乱軍の侵略を阻止する為に派遣されている。
自分の星にある法を絶対に守り、相手が分身だったアイシスでも任務を優先して倒す。
ジュリーに言い寄られても、エイリアンらしく恋に落ちない点は良かったです。
・ジュリー(演:エマ・ラハナ)
ヒロイン。両親を亡く、叔父と叔母が経営するダイナーで働く。ファッションセンスは最悪。
エマ・ラハナは代表作に『アルマゲドン2009』があります。
ダイナーにやって来た異星人が銃をぶっ放して皆殺しされる中で傷一つなく助かる。
田舎から飛び出したくてライカーと行動を共にするが、一方的な恋に終わる。
・アイシス(演:アメリア・クック)
侵略を企む異星人の指揮していた。ライカーの存在を感じる事ができる。
アメリア・クックは代表作に『スピーシーズ3/禁断の種』、『デス・ルーム』があります。
ライカーとは旧知の仲で仲間に引き入れようとするも失敗して怨恨を残している。
しかし、感情を持たないはずのエイリアンだが、彼に対してだけ感情的になってしまう。
・ロデリック(演:キム・コーツ)
アイシスに協力する技術者。才能はあるけど、認められない事に不満を持ち協力している。
キム・コーツは代表作に『ブラックホーク・ダウン』、『サイレントヒル』などがあります。
技術を提供するだけじゃなく、アイシスの雑用係としても能力を発揮している。
・サルテック(演:ドミニク・ヴァンデンバーグ)
アイシスの右腕。機関銃を持ち歩いている。格闘技にも自信を持っているハゲ。
ドミニク・ヴァンデンバーグは代表作に『ギャング・オブ・ニューヨーク』があります。
ダイナーで銃をぶっ放すもジュリーは無傷で、ライカーとの一騎打ちでは油断して倒されるなど、詰めの甘さが際立った残念なキャラクター。
・トム/サイロン(演:ビリー・ゼイン)
地元のクズ野郎。反乱軍の司令官に乗り移られ、威厳のある人物へと変身する。
ビリー・ゼインは代表作に『タイタニック』、『ブラッドレイン』などがあります。
侵略する事を第一に考えているが、アイシスのミスで呆気なく死んでしまう。
感想
個人的な評価
本作は当時ヒットしていた『エイリアンVSプレデター』に便乗した邦題にされる。
そのせいで本作は完全なるクソ映画にまで勘違いされるような作品になる。
似たタイトルに『エイリアンVSエイリアン/ジャッジメント・デイ』があるけど、こちらは正真正銘のクソ映画である。
しかし、本作は思っていた以上にしっかりとしていて、特に出演者たちがいい感じでした。
主人公であるライカーを演じたマーク・ダカスコスはさすがのアクションです。
鍛え上げられた肉体から繰り出されるアクションは一級品とも言えるだろう。
そんなライカーと敵対するアイシスを演じるアメリア・クックも実に美しいです。
まさに悪女とも言えるようなキャラクターだが、イメージが非常に合っていたと思います。
本作のヒロイン的な立場のジュリーを演じたエマ・ラハナは更に美人さんでした。
それと侵略するエイリアンの司令官にはメジャー作品にも顔を出すビリー・ゼインが演じる。
とにかく、本作は女優陣のレベルが高く、マーク・ダカスコスのアクションが素晴らしい。
しかしながら、本作は完全なる低予算作品なので、ストーリーの設定と実際の物語のスケールの違いに物足りなさがあります。
地球を侵略するという壮大なストーリーだが、やっている事は片田舎程度のスケールです。
本作にちゃんとした製作費があれば、もっと面白い作品になっただけに残念でした。