作品紹介
公開年月 | 2012/08/25 |
ジャンル | コメディ |
原作 | なし |
監督 | ケヴィン・オニール |
脚本 | マイク・マクリーン |
製作 | ロジャー・コーマン |
製作国 | アメリカ |
鑑賞方法 | レンタルDVD |
あらすじ
女子大生のキャシーは科学の才能がありながらも、母親のゴリ押しでチアリーダー部に入団。
しかし、美しさもチアの力もダメダメな彼女は、母に対するプレッシャーから開発途中の新薬“リニュー”を自分に注射する。
そして次の朝目覚めると、キャシーは素晴らしい美貌とパーフェクトボディを持つ女性に変貌し、周囲の話題を独占する。
学園のアイドルとなったキャシーに対して、チア部団長であるブリタニーは名誉をかけて、新薬のリニューを自分に注射してしまう。
ところが、薬の副作用で二人の身長は伸び続け、ついには50フィート(15メートル)になってしまい、頂点を争う巨大チアリーダーのバトルが始まるのだった。
登場人物&出演者
・キャシー(演:ジェナ・シムズ)
・ブリタニー(演:オリヴィア・アレクサンダー)
・グレイ(演:トリート・ウィリアムズ)
・ビッグス博士(演:テッド・ライミ)
感想
個人的な評価
本作において主人公となる冴えない女子大生から学園のアイドルとなるキャシーを演じるのはジェナ・シムズです。
ジェナ・シムズは30ほどの作品に出演し、テレビドラマシリーズやB級映画で活躍しています。
代表作には『トリプルヘッド・ジョーズ』、『アメリカン・テラスハウス』などがあります。
科学の才能があって見た目には無頓着を絵に描いたような感じにしたかったでしょう。
しかし、ジェナ・シムズは元から美人だからニキビと伊達メガネ、ボサボサの長髪だけじゃごまかせていない。
チアリーダーの入部テストでは明らかにスタイルが良く、どう見ても団長よりもキレイです。
新薬を服用して美人に変身するけど、最初から分かっている事だから、驚くような感じではなかったです。
ただ、主人公をやる意味では適役であり、チアリーダーらしいスタイルと、最後の方で魅せる谷間でのチョップ白刃取りは面白い。
そんな人気者となったキャシーに対抗心を抱くチア部団長のブリタニーを演じるのはオリヴィア・アレクサンダーです。
オリヴィア・アレクサンダーは15作ほどに出演し、本作が映画3作目となっています。
本作では変貌したキャシーに後れを取ってしまう損な役だが、おっぱいは一番キレイでした。
更にゼムケム社の代表であるグレイを演じるのはトリート・ウィリアムズです。
かつてはアクション映画で主役をやっていたトリート・ウィリアムズは本作でちょい役の悪役で登場する。
何事もビジネスでしか考えない典型的な人物であり、頑張って印象に残ろうと立ち回っていました。
個人的にうれしかったのは新薬の開発に携わったビッグス博士を演じたテッド・ライミです。
『スパイダーマン』三部作で知られるサム・ライミ監督の弟であるけど、本作でのコミカルな演技はなかなか良かったです。
本作は基本的にB級路線を正直に突き進み、エンターテインメント性にあふれた内容となっている。
とは言っても、中身は王道的なチアリーダーを含んだ構成なので、新鮮味はまったくありません。
ただ、主人公のジェナ・シムズやライバルのオリヴィア・アレクサンダー、脇役の誰かが見せたおっぱいは素晴らしい。
本作はロジャー・コーマンが関わっている事を考慮すれば、それなりの出来ですが、過度な期待はしない方がいいでしょう。