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修羅の剣士 RE-2628

修羅の剣士 RE-2628

作品紹介

公開年月  2017/05/27
ジャンル  武侠/アクション
原作  古龍(ク・ルン) 『三少爺的剣』
監督  イー・トンシン
脚本  イー・トンシン、チュン・ティンナム、ほか
製作  ツイ・ハーク
製作国  中国
鑑賞方法  レンタルDVD

あらすじ

“剣神”として名を馳せる最強の剣士、謝暁峰(通称:第三の師)は偽名を使い、妓楼の下男として働いていた。
一方、第三の師と戦う事を夢見ていた剣客の燕十三は、彼が死んだという噂を耳にして落胆してしまう。
その頃、第三の師の許婚だった慕容秋荻は、自分の元を去った彼に復讐するべく、燕十三を騙して住んでいる“神剣館”を襲わせるのだった。

登場人物&出演者

第三の師/チ/シェ・シャオフォン(演:ケニー・リン)
神剣館最強の剣士。現在は館を出て廃人同然に暮らしている。ある妓楼で下男として働く。
ケニー・リンは代表作に『ライズ・オブ・シードラゴン/謎の鉄の爪』、『グレートウォール』などがあります。
当初は金があるような素振りだったが、五日間も飲み食いして金を払わず雑用になる。
そこで働いている遊女のリーと仲良くなり、彼女に対して金を払わない男たちに体を張る。
元許婚のチュウティの登場で正体がバレてしまい、彼女の元へ行くも考え方の違いを痛感。
最後は神剣館を助けに行くもチュウティは死に、エンも死に、リーとともに長い旅へ出る。

リー(演:ジャン・モンジェ)
妓楼の遊女。貧しい村の出身で妓楼では下っ端。客を取ろうとするも失敗が多く敬遠される。
ジャン・モンジェは代表作に『カンフーマン』、『ゴッドスピード』などがあります。
下男として働いていた第三の師に好意を持ち、純粋に彼の持つ無欲な心に惹かれていく。
客の金を黙って盗んだ事で逃げ出し、偶然兄とともに働いていた第三の師と再会する。
妓楼の親分が連れ出そうと天尊派の剣客を送り込まれるが、エン・シサンが結果的に助ける。
最後はチュウティにより兄と母を殺され、大火傷を負うも第三の師と旅をする事になる。

エン・シサン(演:ピーター・ホー)
剣客で名だたる殺し屋。第三の師と戦う事を夢見るも彼が死んだ噂を聞いて落胆する。
ピーター・ホーは代表作に『T.R.Y./トライ』、『モンキー・マジック/孫悟空誕生』がある。
第三の師の元許婚だったムユンに彼の殺害を依頼されるが、死んだ事を知る原因になる。
幼少時からの重労働や傷などで体はボロボロになり、治療できず長くはもたない。
第三の師と知らず己のすべてを伝授し、残りの人生を善の為に生きようと妓楼の親分を殺す。
最後は第三の師を奮い立たせ、すべてが終わって彼と対決をし、その剣の前で命を終える。

ウー・ヤー(演:リン・シャオシュ)
エン・シサンと旅する男。エンが倒した剣客たちの剣を集めて後ろから付いて行く。
リン・シャオシュは代表作に『ライズ・オブ・シードラゴン/謎の鉄の爪』などがあります。
第三の師が死んでいると知って剣を捨てたエンに付いて行かず、どこかへと姿を消す。
実は第三の師が生きている事をエンに伝え、彼の捨てた剣を再び持ち主へ返した。

シェ・ワンサン(演:ノーマン・チュウ)
神剣館の主。長男や次男が相次いで死に、三男であるシャオフォンに継がせて剣神となる。
ノーマン・チュウは代表作に『チャウ・シンチーのキング・オブ・カンフー』、『ドリーム・ホーム』などがあります。
チュウティのムユン家との政略結婚を考えるが、シャオフォンに聞かれて逃げられる。
その結果、ムユン家との関係は壊れ、館を出たシャオフォンを死んだモノとして公表する。
最後はチュウティと天尊派に潰されようとするが、シャオフォンの登場で助かる事に。

チュウ・イエチン/天尊(演:エドワード・グ)
ムユン家に仕える男。小さい頃からチュウティの傍に従い、彼女に片想いを抱いている。
エドワード・グは本作が長編映画デビュー作となります。
チュウティがシャオフォンと一緒になっても幸せになれないと何度も言っている。
天尊派として神剣館を潰そうと企んでいて、シャオフォンの存在が許せない。
最後は神剣館に乗り込むが、チュウティの想いを知って絶望して彼女を道連れにした。

ムユン・チュウティ(演:ジャン・イーイェン)
第三の師の元許婚。幼い頃から第三の師と愛を育んだが、二度も捨てられて恨みを募らせる。
ジャン・イーイェンは代表作に『ドラゴン・フォー2/秘密の特殊捜査官 陰謀』、『バレット・ヒート/消えた銃弾』などがあります。
ライバルで殺し屋でもあるエンに第三の師を殺すよう依頼するも軽くあしらわれてしまう。
エンの情報で第三の師がすでに死んでいる事を知り、ショックを受けて涙を流すメンヘラに。
第三の師が生きていると知り、彼の生活を奪うべくリーの村を焼き払って彼女に大火傷を。
最後は神剣館を潰そうとするが、チュウの裏切りで背後から刺され、メンヘラのまま絶命。

感想

個人的な評価

本作は金庸や梁羽生と言った武侠小説で有名な彼らに並ぶ古龍の同名小説を実写映画化した作品となります。
古龍は台湾で活動した作家で、香港で活動していた金庸と並べられる事が多かったという。
金庸や梁羽生の名は聞いた事があったけど、古龍は本作で初めて知る事になりました。
武侠小説というのは基本的に主人公が成長していくオーソドックスな王道であるが、古龍の作品はすでに最強の時点から始まるという特色があります。
本作でも主人公である第三の師は武術界を席巻した達人だったが、政治的な問題から剣を手放して世捨て人同然の暮らしをしている。
しかし、いざ戦う事になれば、何年も剣を手にしなくても、どんな手練れであっても負ける事がないほどの強さを持っている。
最初の登場はみすぼらしい姿で、覇気がなく、目の前にお金が転がっても興味を持たない廃人とも言えるような状態でした。
そこから遊女のリーとの出会いによって少し心に変化が起き、更にライバルとされたエン・シサンとの思わぬ出会いで変わっていきます。
つまり、本人が意図もしないところから助力を得て、再び生きる力を取り戻していくという流れとなります。
そこに元許婚のムユン・チュウティが登場して、第三の師を助けたリーがヒドイ目に遭わされ、決別した父親の道場を潰されようとします。
黒幕とも言える元許婚だが、そもそも第三の師と考える生活スタイルが違いすぎて結婚しても幸せにならないのは明白である。
当初は本当に愛し合っていたのだろうが、政治的な考え方に変わったムユン・チュウティのメンヘラぶりがなかなか恐いと言える作品でした。
あくまで彼女の暴走がすべてを壊していき、ただ第三の師の正体を知らずに彼の面倒を見ていた遊女もとばっちりを受けてしまう。
しかも、その遊女の兄がたまたま一緒に仕事をして家族と打ち解けたのに、メンヘラ元許婚で家族が殺され、自分も大火傷を負うという始末に。
それで第三の師は未だにメンヘラ元許婚を想うところがあって、なんだか遊女が最後まで報われないような気がしてならない。
あとは期待していた殺し屋のエン・シサンについても、途中で第三の師と友情を育んでいく過程が良かったが、最後の扱いが微妙すぎました。
もっとエン・シサンの活躍があっても良かったし、本作の中でも存在感のあったキャラクターだっただけに使い方が悪かったと思います。
ラストの戦いも最初から勝負がついていて、エン・シサンは病気で死にそうなので、あまり意味を感じなかったです。
金庸や梁羽生と違った作風であるが、個人的にはなんだかモヤモヤした終わり方でした。
やはり、武侠映画というのはもっとスッキリした終わり方で、勧善懲悪の分かりやすいストーリーが一番合っていると感じました。

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