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トゥームレイダー/ファースト・ミッション VD-182

トゥームレイダー/ファースト・ミッション VD-182

作品紹介

公開年月  2018/03/16
ジャンル  アドベンチャー/アクション
原作  スクウェア・エニックス 『トゥームレイダー』
監督  ローアル・ユートハウグ
脚本  ジェニーヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット、アラスター・シドンズ
製作  グレアム・キング
製作国  アメリカ
鑑賞方法  動画配信サービス

あらすじ

ロンドンで普通の女子大生として暮らしていたララ・クロフトは、謎の死を遂げた資産家で冒険家の父が残したビデオメッセージを発見する。
その遺志を継いでララはトレジャー・ハンターになるべく最初のミッションに挑む事になる。
日本のどこかにある神話上の絶海の孤島に隠された幻の秘宝を封印するミッションだが、危険な秘密組織が手に入れようとするのだった。

登場人物&出演者

ララ・クロフト(演:アリシア・ヴィキャンデル)
主人公。女子大生。クロフト家の令嬢。ロンドンでバイク便として働いて日銭を稼いでいる。
アリシア・ヴィキャンデルは代表作に『エクス・マキナ』、『ジェイソン・ボーン』がある。
トレーニングジムでは代金が払えず、困っていたところでアナの言葉に考えが変わった。
失踪した父の死亡認定書にサインをすると、ヤッフェからパズルを渡されて運命が変わる。
父のメモに従い孤島にやって来て、マサイアスに地図を奪われるもリチャードと再会をする。
最後は病原菌を持ち帰るマサイアスを倒し、秘密組織「トリニティ」の黒幕を突き止めた。

リチャード・クロフト(演:ドミニク・ウェスト)
ララの父親。クロフト社の社長で冒険家。妻を亡くして以来、世界中で別世界を探していた。
ドミニク・ウェストは近年の出演作に『ベストセラー/編集者パーキンズに捧ぐ』、『アフェア/情事の行方』などがあります。
自分が死んだ場合、ララにメッセージを残して道に迷っていた彼女の運命を変える事に。
実はヒミコの墓がある孤島に7年間も滞在していて、誰にも生きている事を知られておらず。
ずっとヒミコの墓を追っていたマサイアスを監視し、やって来たララを助け出した。
最後はヒミコの病原菌に感染し、ララに別れの言葉を告げて、墓とともに爆死を果たした。

ルー・レン(演:ダニエル・ウー)
香港に住む漁師。リチャードが残したメモに協力者として記され、ララが彼の元を訪れる。
ダニエル・ウーは代表作に『香港国際警察/NEW POLICE STORY』、『ジオストーム』などがあります。
実は父親がリチャードに協力していたが、一緒に失踪し、それ以来ギャンブルと酒浸り。
訪ねてきたララの説得を受けて、魔の海域と呼ばれる日本の孤島に彼女を連れて行く事に。
嵐で船が壊されて孤島に流れ着くが、そこにいたマサイアスに捕まり強制労働させられる。
最後は強制労働していた者たちを逃がし、ヒミコの墓から脱出したララを助け出した。

マックス(演:ニック・フロスト)
質屋の店主。香港へ渡る資金を調達するべく、父の形見を質入れするララと交渉した。
ニック・フロストは代表作に『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『宇宙人ポール』がある。
最後は店の奥にあった拳銃を見たララに見せて、物騒な世の中には自衛手段が必要と説く。

パメラ(演:ジェイミー・ウィンストン)
マックスの妻。父親の形見に対する質入れの値上げ交渉されるマックスを注意した。
ジェイミー・ウィンストンは代表作に『ファクトリー・ウーマン』、『あと1センチの恋』などがあります。
最後は改造した拳銃を自慢気に説明し、お気に入りとしてララにオススメしていた。

ミスター・ヤッフェ(演:デレク・ジャコビ)
クロフト社の顧問弁護士。社長であるリチャードから、もしもの時に形見を渡していた。
デレク・ジャコビは代表作に『グラディエーター』、『アンダーワールド:エボリューション』などがあります。
死亡認定書にサインを決めたララにパズルを渡し、彼女の運命を大きく変える事になる。
最後は帰ってきたララがリチャードの死亡認定書にサインをして会社の資産状況を見せた。

アナ・ミラー(演:クリスティン・スコット・トーマス)
クロフト社の重役。ララを幼少から知り、父の遺産を拒否し続ける彼女を説得している。
クリスティン・スコット・トーマスは代表作に『フォー・ウェディング』、『イングリッシュ・ペイシェント』などがあります。
バイクレースで警察に捕まったララの迎えに来て、またも説得を試みるが結局は拒否される。
結局、先のない人生を悟ったララが父の死亡認定書にサインして変わる事に喜んでいた。
帰ってきたララを温かく出迎え、会社を引き継いだ彼女から引き続き会社の経営を任される。
最後はララが調べた結果、マサイアスを雇っていた秘密組織「トリニティ」の黒幕だと判明。

マサイアス・ヴォーゲル(演:ウォルトン・ゴギンズ)
秘密組織「トリニティ」のリーダー。嵐で船が難破して孤島に漂流したララを保護した。
ウォルトン・ゴギンズは近年の出演作に『アントマン&ワスプ』、『メイズ・ランナー:最期の迷宮』などがあります。
孤島に流れ着いた者を奴隷のようにして強制労働させ、ヒミコの墓を7年も探している。
ララを捕まえると、長年欲しかった地図を手に入れると、目的達成が寸前までやって来る。
リチャードが墓の前にいて、ララも駆けつけたところで形勢逆転し、中へ案内される。
最後はヒミコの指を持ち帰ろうとしたが、父との約束をしたララの追撃に倒されてしまう。

感想

個人的な評価

本作はスクウェア・エニックスより2013年に発売されたゲーム『トゥームレイダー』を実写映画化した作品です。
以前にもアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎えた『トゥームレイダー』がありましたが、本作とはまったく関係ありません。
アンジー版はイギリスのゲーム会社「Core Design」が制作し「アイドス」が1996年から販売していたゲームでした。
その権利をスクウェア・エニックスが買い取り、2013年にリブートしたゲームとなります。
そんな本作もまた『トゥームレイダー』のリブートとなっていて、ゲームの世界をそのまま実写に持ってきたような映像である。
ララの姿は完全にゲームを意識していて、特にタンクトップ姿はそのままでした。
運良くゲームの方もやっているので、かなり再現度が高く、まだトレジャー・ハンターじゃなかったララを上手く引き出していました。
劇中に登場する場面もゲームでも実際に出ていて、ここら辺もかなり意識していると感じさせる演出がプレイヤーに嬉しい。
ララ・クロフトを演じるアリシア・ヴィキャンデルは本作の為にトレーニングを積み、劇中でも高い身体能力を発揮していました。
新たなララ・クロフトとしてハマっていると思いますが、どうしても本作は全体的に既視感のあるような展開でした。
どうしても同じくアドベンチャーを主体にしていた『インディ・ジョーンズ』と比べ、エンターテイメント性が少し乏しかった。
『インディ・ジョーンズ』は半分ぐらいファンタジーのような感じだが、本作はかなり現実味のある設定の違いがありました。
そして、なんと言っても前任者であるアンジェリーナ・ジョリーと比べてしまいます。
アンジー版はスクウェア・エニックス以前の作品がベースの為、アクションがかなりの比重を占めていました。
やはり、ララ・クロフトと言えば、どうしても二挺拳銃で暴れ回るイメージがあります。
本作では弓矢を使ったり、ピッケルを使ったりとゲームでも使用頻度の高かったアイテムも出てゲームファンには嬉しい演出でした。
アンジー版は確かに良かったが、本作も新たなララ・クロフトとして期待のできるシリーズになると思います。

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